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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質B】 交響曲第3番『英雄』、第9番『合唱付き』 ベーム&ウィーン・フィル

【中古:盤質B】 交響曲第3番『英雄』、第9番『合唱付き』 ベーム&ウィーン・フィル

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2013年09月27日

    ベームには結構多くの第九演奏記録が残っているようでその中でも本盤演奏(タイム@16’49A12’10B16’46C27’27)は1970年ベーム76歳の頃の最後の最盛期?での実に重心の低い仕上がりになっている様に思いました。第1楽章からVPOのしなやかな美弦と素朴な管の音色が自然な流れで無理せず・・・そう気負い無く展開されて行きます。若干録音のせいかキンキン的な面が出る時もありますがそういうものと割り切れば気にはなりませんし、それはそれで各声部がはっきりとした効果につながって来ているようにも感じさせられます。第2楽章に入りますと各声部間の隙間がきっちり詰まった様にも表現させられ中々充実しています。例の時々挿入されるティンパニーはそれ程ヒステリックに扱われません。この演奏でVPOの情感と湿感が堪能出来るのは何と言っても第3楽章でしょう。決してロマンチックさを表に訴えている演奏ではありません、むしろベームの持つ武骨な味わいが大河ドラマのテーマミュージックの如く滔々と流れます。いよいよ最終楽章に入ります。スタートからの序奏から例の歓喜テーマメロディへ橋渡しは「即」という感じです。この演奏でちょっと特徴として私が捉えたのは今触れた「橋渡し、節移行での即」的場面が時折聴かれた事であります・・・少し抵抗感を持つ人もいるかも知れません。それはさておき肝心のオーケストラのこの歓喜テーマメロディはしっかり生々しく奏されます。そして独唱者、合唱団による声部帯に突入して行きますがメンバーはG.ジョーンズ(S、当時34歳)、T.トロヤノス(MS,同32歳)、J.トーマス(T、同43歳)、K.リーダーシップ(Bs、同38歳)そしてウィーン国立歌劇場CO。全体的に歌唱はゆっくり目で腰重い印象を受けます。実に堂々とした運びです、チャラチャラした聴衆への迎合パターンではありません。意外なのは最後の追い込みフィナーレでの猛スピード〆めぶりは一転テンポ速く思わず興奮させられました。浮ついておらないソリスト陣で特にリッダーブッシュの重厚感がこのベーム演奏のだめ押し的にもなっていた様ですね。この演奏も現在ではやや大仕掛け的な古いタイプとなってしまいましたが最高ランク確保でしょうか。ベームの他の第九演奏記録については録音年、オーケストラ、演奏タイムを以下にメモ入れておきました→1941年SKDO(モノラル@15’30A9’40B16’22C23’49)、1954年ヘッセンRSO(モノラル、ライブ@16’40A12’04B23’11C19’52)、1957年VSO(モノラル@15’46A11’45B15’13C24’39)、1963年バイロイト祝祭O(モノラル、ライブ@16’59A12’10B17’16C26’40)、1963年BDOO(日本ライブ@16’15A11’28B16’35C24’05)、1973年VPO(ライブ@15’16A11’59B16’08C25’14)、1980年VSO(ライブ@17’13A13’01B17’16C26’46)、1980年VPO(@18’34A13’22B18’15C28’35)。本盤併録の1972年演奏の交響曲第3番「英雄」(タイム@14’56A16’19B6’03C12’36)、エグモント序曲(同9’25)、「コリオラン」序曲(同8’52)、「プロメテウスの創造物」序曲(同5’31)は詳細には聴いておりませんのでコメント控えておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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    candi  |  福井県  |  不明  |  2011年07月23日

    3番はムジークフェラインで残念ながら5番と9番はムジークフェラインではありませんので明らかに音が違います。アバドがすべてムジークフェラインなので5番の豊かな響きの差に録音の新しさ(デジタル)以上の差を感じてしまうのですが、70年初頭のウィーンフィルのムジークフェラインでの演奏の剛毅さと繊細さはまるで現在のベルリンフィルとウィーンフィルの良いとこ取りです。全部ムジークフェラインで録音して遺して欲しかった。

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    TOCHIPAPA  |  広島県  |  不明  |  2010年09月02日

    第九について私はカラヤンの77年、83年どちらも(世評は色々の様ですが)最高峰だと考えていますが、このベームは深みと味わいにおいて別格(80年版の方が深みと愛情を感じますが、オケの乱れが残念)であり、熱さ・緊迫感もフルベンに遜色ないと思います。これほど燃え上がるようなウィーンフィルの録音も珍しいのではないでしょうか。しかも、アンサンブルの乱れはほとんど感じられずまるでカラヤン全盛期のベルリンフィルかの印象です。三番はこの版は初めて聴きましたが、これも、す・ば・ら・し・い! CDとしては、LPで聴いていた頃の記憶に重ねると大幅に臨場感が向上したという印象です。リマスター?の巧さでもありましょうが、一方で、ムジークフェライン(での収録だったと思います)のサウンドとはちょっと方向性が違うのではないかという気もしました。フランス製だからミンシュのパリ管に似せたというわけでもないのでしょうが(LPとの違いをそういう風に感じているだけなのしれませんので、あまり参考にしないでください)。 残念なのは、ケースの造りが粗雑で早晩壊れそうで、しかもヒビが入っていたこと、カール・ベームのベートーベンを新版並みの定価設定している割にはライナーノートが(仏語だから読めないので用はないのですが)あまりにも貧弱なことですが、オーディオから出てくるベームとウィーンフィルの音楽があまりにもすばらしく、減点する気になりませんでした。 (来年あたりベーム没後30年でしっかりした全集物を出してくれるのかな?)

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    充介  |  東京都  |  不明  |  2010年08月11日

    一部評論家からは評判の悪い3番。改めて聴きなおすと大変な名演だと思います。弛緩したところなど微塵もなく、雄渾壮大なエロイカを堪能できます。第九はなんと言ってもリッダーブッシュが出色のでき。バスソロを聴くだけでも価値があります。心技体とも万全な、全編緊張感漲るベーム渾身の第九だと思います。

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    ハリアー黒  |  東京  |  不明  |  2008年12月28日

    3番、9番共、名演だ。特に3番冒頭の力強さが素晴らしい。

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