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ブルックナー (1824-1896)

SACD 【中古:盤質AB】 交響曲第3番(第1稿) ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団(2010)

【中古:盤質AB】 交響曲第3番(第1稿) ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団(2010)

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    ゆっきー  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月21日

    この指揮者のブルックナーは全体的にテンポが速い。この三番も例外ではなく、快速運転である。録音が美しく、音量を小さめに設定しても細部まで聞き取れる。実はブルックナーのような大オーケストラの場合、この点が大変重要。小さい音が聞き取れず音量を大きめに設定すると強奏部では耳が痛くなる。そればかりか周りに住む住民の迷惑にもなり、気になって音楽が耳に入ってこない。録音のクリアさは響きの良いホールであることも関係しているだろう。残響音が長めである。終楽章を聴いてもとにかく走り抜ける印象。個人的にはもっとじっくり演奏してもらいたい。演奏としては後のベルリン・フィル盤の方が録音が悪くても聞きごたえがある。

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    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年03月30日

     初めて第1稿を体験したときは「なんだ…このつぎはぎ音楽は…」でした。次々と“唐突”が現れ,鑑賞に身が入らなかった記憶があります。その後しばらく第1稿から遠ざかり,流麗・華麗なカラヤン,豪快なザンデルリング,どっしりヴァント,温かいクナッパーツブッシュ…と親しんできました。  そして,久しぶりに恐る恐る第1稿を聴き始めました…。“つぎはぎ”と感じたのは変わりません。が,そのつなぎ目の何てなめらかなこと!よって,“唐突”感は皆無。全てがなめらかにつながっている。ここに聴くパウゼは決して休みじゃない。音楽そのものだ。音の止んだ状態の音楽だ。そして,そのパウゼの後に鳴り響く音の雄大なこと! 豊かなホールトーンに包まれた極上の美音が鳴り渡る。  これで私の第1稿に対する偏見は消えた。というより,ザンデルリングやクナッパーツブッシュらと同等にさえ聴こえてきた…。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年01月22日

    本盤におさめられたブルックナーの交響曲第3番は、ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団によるブルックナーチクルスの第5弾であるが、前作の第5番と同様に素晴らしい名演と高く評価したい。このコンビによるブルックナーは、いよいよ快調の波に乗ったことを裏付ける内容であると言える。本演奏の売りは、何と言っても初稿を採用しているということであろう。このコンビによるこれまでの演奏では、第5番や第8番などにおいても初稿を採用していなかったことに鑑みれば、第3番において何故にブロムシュテットが初稿を採用したのかは疑問が残るところだ。かつては、初稿はブルックナーを研究する音楽学者の学究的な関心事項でしかなかったが、インバルやケント・ナガノ、シモーネ・ヤングなどの初稿を尊重する指揮者によって、芸術的にも優れた名演が数多く成し遂げられるようになってきたことから、今日では初稿のグレードが大いに上がってきていると言える。とりわけ、第3番の初稿は、その愛称が示すとおりワーグナーの楽曲からの引用が数多く見られるなど、一般的な第2稿や第3稿とはその内容が大きく異なり、あたかも別の作品のような楽曲であることから、ブロムシュテットも余程のポリシーを持って初稿を採用するに至ったことは想像するに難くない。いずれにしても、本演奏には、ブロムシュテットの確固たる信念を感じ取ることが可能な、仰ぎ見るような威容を湛えた堂々たる名演に仕上がっていると言える。この指揮者ならではの全体の造型の堅固さは健在であるが、スケールも雄渾の極み。シャイー時代になってオーケストラの音色に色彩感を増したと言われているゲヴァントハウス管弦楽団ではあるが、本演奏ではブロムシュテットの確かな統率の下、ドイツ風の重心の低い音色で重厚な演奏を繰り広げているのが素晴らしい。全体としてはゆったりとしたインテンポを基調としているが、ここぞという箇所では微妙にテンポを動かしており、それが演奏全体を四角四面にしないことに大きく貢献していると言える。ブラスセクションなども最強奏させているが、無機的になることはいささかもなく、どこをとっても奥行きの深さを損なっていないのが素晴らしい。随所にあらわれる初稿ならではのワーグナーの楽曲の旋律の歌わせ方も実に巧みであり、初稿を採用したこれまでの演奏の中でも、シモーネ・ヤングによる名演と同格か、あるいはオーケストラの優秀さを勘案すれば、それ以上の名演に仕上がっていると言っても過言ではあるまい。そして、本盤でさらに素晴らしいのはマルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音であると考える。コンサート会場の豊かな残響を取り入れた臨場感溢れる鮮明な高音質は、本名演の価値をさらに高めることに大きく貢献している点を忘れてはならない。

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    賄賂とケネディ  |  岩手県  |  不明  |  2011年12月21日

    98年録音盤と比べ、音楽のつくり方に大きな変化はなく、演奏時間も殆ど変わりません。 決定的に違うのが、オケのサウンドです。なんと云ってもアンサンブル能力の向上が著しい! そのためには、楽員個々がそれぞれもつ「ヴェロシティやアーティキュレーションに関する価値観」を数十人規模で統一してゆく、という実に根気の要る作業(現場経験ある方ならお解かりと思います)が必要だったハズ。もともとサウンド的にクセのあるオケだっただけに、それがここまで安定し、かつ、透明感&ブレンド感あふれるサウンドを持つようになったというのは、感慨深いものがあります。 当盤は、ブロムシュテットのオーケストラビルダーとしての類稀なる手腕を再確認させてくれる、そんな一枚だと思います。 演奏そのものも、ケレン味のない、緊張感あふれる好演奏ですよ!

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    happy-amy  |  神奈川県  |  不明  |  2011年12月08日

    待ちにまってのやっと発売です。期待を裏切らない名演です。ブロムシュテットらしい、颯爽としたテンポで非常に見通しの良いブルックナーです。弦は何処までも美しく、管はジャンジャンバリバリ鳴ります。神々しいブルックナーしか受け付けない方には違和感があるかも?録音も非常に優秀です。あの朝比奈でさえ3番はお客さんいれてしまうと音にならないからと言ってスタジオ録音した曲ですが、聴衆ノイズは殆んど気になりません。こういう盤は敢えてブルックナーをこれから聴いてみようと思う方には最適かもしれませんね。賛否の別れる演奏かもしれませんが私は好きです。

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