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ブラームス(1833-1897)

CD 【中古:盤質A】 交響曲全集、他 ドホナーニ&クリーヴランド管弦楽団(4CD)

【中古:盤質A】 交響曲全集、他 ドホナーニ&クリーヴランド管弦楽団(4CD)

商品ユーザレビュー

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年08月25日

    こちらのボックス、実に結構な出来栄えです。各交響曲がディスク一枚をしっかりとって、さらにもう1曲フィルアップって〜のもサービス旺盛で結構。ドホナーニさんはドライとかザッハリッヒのイメージが強いので、ブラームスはどうかなあと聴く前はやや疑問持ち。聴いてみますと、確かに方向性は予想通り。ですが、クリーヴランド管弦楽団という優秀なオケの機能を存分に活かし、純粋で芯の通った立派なブラームスとなりました。何よりもまず特筆すべきはきっちりした合奏。弦楽器の引き締まった響きはしっかりと磨き抜かれたもので、だぶついた要素は全くなし。木管は鮮やかな技を披露し、金管は力強いけれども威嚇的なところはなし。打楽器(ティンパニ)は確実な打撃でしっかりしたメリハリをつけ、曲を引き締めます。こうして聴きますと、これまでよく聴いたベームやカラヤンらの演奏(特にライヴ)がいかに音響が過剰で感情に動かされていたかがわかります(悪いということではありません)。ドホナーニさんの演奏はとても清潔で、曲の「凄さ」ではなく「良さ」を見事にわからせてくれる説得力があると感じました。重厚さや感傷と無縁な、あるがままのブラームス。個人的には「とても、よかった!」。フィルアップの曲もどれもよし。録音も優秀。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年06月25日

    マゼールの後任としてCLOを受け持ったドホナーニは特にセル時代に出来上がった強靭なアンサンブルを活かして更に磨きをかけて行った指揮者ですが何となく「線」の細い指揮者である印象を拭えなくなって久しいです。その創り出す音楽は決して線が細いわけではないのに・・・そう主張が我々凡人にはつかみ切れないもどかしさが有るようです。小生が本盤収録曲中聴いた交響曲三曲について感じた事をメモさせていただきます。ブラームス交響曲第1番は1986年ドホナーニ57歳頃の演奏録音で演奏タイムは@13’53A9’13B4’30C16’41と心持ちほんの少しだけ全体速い気もしますが聴いていてそれは感じません。この第1番はブラームス交響曲の中ではドホナーニ演奏アプローチに比較的合っている方かと思います。決してハツタリはないし従って新鮮さに耳をたてる事もないのですがその正攻さに彼の真面目を汲み取れます。情感・・・特にブラームスの屈託面を表現する面・・・より勝利に向かって行く曲故かドホナーニの直截さが効を奏しているのかも知れません。第1楽章は厳しい出だしと申せましょう。そして展開部ではこの曲の構築性をきっちり押える様に固く踏みしめてゆっくり進みます。中間部でのピークへの足がかりも単に勢いで行くのではなくコントロールが効いています。CLOのアンサンブルの妙が味わえます。聴き様によってはモタモタしている様に聴こえるかもしれません。第2楽章、私が普段この楽章で覚える冗長さは感じません、そうコンパクトなイメージで演奏自体の真面目さを語ってくれます。第3楽章は活発ながらソフトな面も出した独特の雰囲気で聴き終えると中々引き締まっていたかなと・・・。いよいよ最終楽章出だしから数分経てホルンの宣声が上がる直前の駆け込みサウンドは特徴あります。例の歓喜テーマ名から展開へはティンパニーの拍子取りが適度なアクセントとなって覇気ある演奏となっています。やや次々と曲想を「処理」して行く風に聴こえるかもしれませんが最後ビシッと決めやや引っ張り気味に終わります。地味な演奏ですが奇を衒わない安心して聴ける演奏ですね。面白さが分かるには少し時間が要るのかもしれません。1988年録音の第3番・・・演奏タイムは@12’18A8’44B6’17C8’34となっており第1楽章は反復されてのこのタイムなので早目に進めた演奏でその分少し頼りないというか「芸」が欲しい様な感じもしました、後半一時主題の再展開で足早に何故駆け抜けて行くのか・・・ここがドホナーニのこの曲演奏の一つの特徴かも知れませんが・・・もう一つ私には納得が行きませんでした。第2楽章は情感があり第3楽章も早目ながら結構表情をつけてくれ続く第4楽章・・・その終わる付近スローモーションでの主題アウトラインは少し抑え気味なのも好き嫌いは別にして印象的でした。次に1987年演奏録音の第4番(同@13’01A12’16B6’15C10’10)に入ります。第1楽章スタートからあまり情感をつけないアプローチではっきりとしたマァ重厚さとドライさを程良くバランスさせた進みに気がつきます。追い込みにかかってはしっかりオーケストラも踏み込みCLOの機能性を心地よく聴かせてくれます。第2楽章も曖昧な美点が強調される演奏が多い中で高音・低音弦のバランスが眼前に楷書的なタッチで繰り広げられるのが印象的だしあまり大層でない第3楽章から最終楽章はやや他の楽章との相対感からするとじっくりと例のバッハ・パッサカリア変奏を輪郭をつけて展開して行きます。若干「処理的」に思わせる処が難点なのかも知れませんが他の演奏を聴き慣れていますと新鮮に聞えるので不思議なものですね。「悲劇的序曲」(1988年収録、演奏タイム13’32)は縁取り鮮やかにこれも情感豊かにダメ押ししての終わりは素晴らしいです。なお、本盤併録の「大学祝典序曲」(1989年収録、同9’26)、「ハイドン主題による変奏曲」(1987年、同18’01)そしてヴァイオリン協奏曲(1988年、@20’54A8’48B7’46、Vは当時27歳のツェートマイアー)の方は未聴でもありますので録音含めて素晴らしいランクにしておきます。ドホナーニ指揮のブラームス交響曲には1991年MPOを振った第2番演奏分(同@20’02A8’41B4’48C9’17)そして後年2007年PHOとのライブ録音盤・・・第1番(同@14’27A8’32B4’35C17’24)、第2番(同@21’22A9’05B4’59C8’55)、第3番(同@12’51A8’36B6’25C9’23)、第4番(同@12’43A11’26B6’18C9’45)、もあり玄人好みの演奏が聴けます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年01月29日

    ドホナーニ&クリーヴランドという名前だけで敬遠してしまうリスナーは案外多いと思います。所謂、食わず嫌い。私もそうでした。しかし、一度聴くとどんどんハマっていきます、この人の演奏。当セットでも、ドイツロマン派王道を進んで行くが如く、交響曲は実に見事なものです。4曲の個性を描き分け、ある時は情熱の迸りとなり、ある時は初冬の薄い日差しのような趣ある響きとなり、聴き手を離しません。コンチェルトの伴奏も実に見事。フィルハーモニアとの新盤も同傾向で、スケールはさらに大きくなっています。

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  • ★★★★★ 

    mozart  |  川崎市  |  不明  |  2007年06月21日

    5月にドホナーニと北ドイツ放送交響楽団とのブラームス3番・1番を聴いた。あまりにも素晴らしかったので、このCDを購入し、3番・1番と聴き始めた。いや〜素晴らしかった。特に1番は5月の演奏会を髣髴とさせるできばえだ。ブラームスの想い、即ち、どんなに頑張っても得られないもの、想いに対する永遠の憧れが、こんなにストレートに伝わってくる演奏を、私は知らない。

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