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CD 【中古:盤質A】 チェリビダッケ・エディション第1集 交響曲集〜ベートーヴェン、ブラームス、シューマン、ハイドン、モーツァルト、シューベルト(14CD)

【中古:盤質A】 チェリビダッケ・エディション第1集 交響曲集〜ベートーヴェン、ブラームス、シューマン、ハイドン、モーツァルト、シューベルト(14CD)

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  • ★★★★★ 

    I.O.U  |  北海道  |  不明  |  2021年03月16日

    チェリビダッケの入門用のファースト・チョイスとしては最適なボックス・セット! 私の場合、チェリビダッケはブルックナーから入ったが、チェリラビダッケを聴いたことがない方が最初に選ぶのであればお馴染みのドイツ交響曲が収録されたこちらのボックス・セットだと思う。 暫くはここに収録された14枚のCDでチェリビダッケの大河のような悠然たる演出を十分に堪能できる。 個人的な感想としては、チェリビダッケのモーツァルトだけはモーツアルトの曲想とはだいぶ違うと感じたが、それ以外は、フルトヴェグラーの流れを汲むまさにドイツ音楽の真骨頂と云える演出だと思う。 音質的にも収録されている演奏は1980年代後半から90年代初期のデジタル録音のものがほとんどであり、驚くほどクリアでダイナミックレンジが広く、チェリビダッケの追求した「間」がCDという規格の範囲では余すところなく、再現されていると思う。 よく、チェリビダッケのテンポが遅すぎるとかいうコメントを見かけるが、楽器を齧ったことがあればすぐにわかることだが、速い演奏は勢いで誤魔化しがきくが、ゆっくりしたテンポの演奏ではミスが目立つし、むしろリズム・キープの難易度は高くなる。 それゆえ、息の長い演奏をするためにオケは尋常でない鍛錬を経て実現された稀少な演奏であることを念頭に置いて聴くべきである。

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  • ★★★★★ 

    浜っ子  |  愛媛県  |  不明  |  2021年03月07日

    指揮者は録音嫌いだったとのことだが素晴らしい録音のCDだ。まるでホールで聴いているような感じを受ける。ライブ録音でこのレベルは素晴らしい。演奏も素晴らしい。テンポは他の指揮者と比較するとゆっくりであることは事実であるが何らマイナスには感じない。むしろ色々な発見ができ、他の演奏への興味を掻き立てるトリガーにもなっており、チェリビダッケには感謝したい。

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  • ★★☆☆☆ 

    しろうとじいさん  |  奈良県  |  不明  |  2016年12月29日

    音はいいよね、確かに。 興味本位で聴いてみる価値はあります。でも、繰り返し聞く気にはなれない。 少なくとも私の感性にはなにも響かなかったことは断言します。 売るのも惜しい気がするので、飾っときますが。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2013年07月11日

    限りない透明感!チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルの個性的な芸風は、しばし批判の対象になりやすい。よく言われるのが「遅い」という言葉だ。確かにテンポは遅い。カラヤンやトスカニーニ、あるいは最近のピリオド演奏に聴き慣れた耳には、おおよそスローモーションのように感じてしまうかも知れない。しかし、それだけでチェリビダッケを毛嫌いするのは余りにも勿体ない。それは、驚異的としか言えないほどのクリアネスの高さがあるからだ。殊にシューマンやブラームスといった分厚い和音が支配する曲では、このクリアネスの高さがものをいう。両者も共に純ドイツ的な「渋さ」があると言われるが、実のところ響きの「濁り」と紙一重と言えなくもない。現に、前者に関しては、古くはマーラーやクレンペラーが改訂版を作り、また、最近ではP.ヤルヴィなどが小編成かつピリオド奏法を取り入れるなどして、響きの混濁を避けるようにしている。後者においても、ジンマンなどがピリオド奏法を採用し、クリアネスの獲得に努めた。つまり、フル・オーケストラで透明感を出すのは至難と思われつづけてきた曲なのだ。ところがチェリビダッケときたら、その至難の業を見事にやってのけているのである。一例を挙げればブラ1の終楽章終結部直前、ここはリズムが取りづらく、響きが混濁するのをティンパニの強打で必死に持ちこたえているような演奏が多い。しかしチェリビダッケは、弦楽§にきっちりとリズムを取らせ、その上に木管§を浮かび上がらせるような、多層的音響を作り上げている。更に最後の和音に僅かなディミヌエンドを施して、余韻を柔らかくする技には驚きである(これは《グレート》でも活かされる)。シューマンの各交響曲においても、これら響きの多層構造を活かし切ることによって、混濁することを知らない透明感に満ちた演奏を披露している。ベートーヴェンやハイドンなども実に個性的であり、それらがぎっしり詰まってこの価格とは、ファン必携だろう。

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  • ★★★★★ 

    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2013年04月29日

    CD9〜14を聴くためだけにでも、ご購入をお勧めする。チェリ/ミュンヘンサウンドの精髄、チェリの音楽づくりの王道が、すばらしい録音で記録されている。ベートーヴェン、ハイドン、モーツァルトは、くり返し聴きたくなるほど魅力ある演奏とは感じなかった。とはいえ、ベートーヴェンの4番の2つの録音の聴き比べは興味深く(私は87年がすばらしく、95年は内省的すぎると感じた)7番のテンポに仰天したくらいである。7番のテンポは作曲者の指示を全く無視している。その代わりに、ヴァーグナーが「舞踏の聖化」と評したことを尊重するがごとくに、バロック時代のパルティータ(舞踊組曲)であるかのように、全曲を通し統一テンポ(第1楽章序奏の四分音符=主部の付点四分音符=2楽章の二分音符etc.が同じテンポとなる)を設定している。こんな演奏、古楽派でも思いつかないだろう。

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  • ★★★★★ 

    てつ  |  東京都  |  不明  |  2012年07月05日

    チェリが楽章最後のフォルテ和音を少し「抜く」ことは知っていましたが、どうしてそうするのか、グレートの第一楽章の最後の和音でわかりました。これ以上ない調和。完全な音のバランス。その結果響く音の美しさ。私はこの和音を聞くだけで涙が出ました。完璧なCのトニック。オーケストラからはこういう音がでるのですね。おそらくすべての曲でチェリはこういう音が出したかったのです。だから「抜いて」完全な音のバランスを目指したのでしょう。でも、グレートのような音は他では出ていないと思います。それだけ難しいことだったのでしょう。これだけのこだわりがある演奏です。素晴らしい「音」の連続です。リズムは犠牲になりますが私はこれらの演奏が本当に好きです。

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  • ★★★★☆ 

    四郎右衛門  |  大阪府  |  不明  |  2012年06月23日

      Beethoven 七番と、四曲の Brahms を聴いて、― ほかは聴く気が無い、というのもありますが、― Celibidache の衣鉢は Mandeal が享ける、と謂う気が確かにします。それほど両所の Brahms 一番は素晴しい。四星は十四枚すべては聴いていないのに五星はつけられない故で、聴いた限りは、★★★★★.

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  • ★★★★★ 

    音のソムリエ  |  奈良県  |  不明  |  2012年01月10日

    遅いのは覚悟していたが、遅い!曲によっては我慢できないものもあるものの、多くはボウイングがはっきり分かる映像が浮かびあがるような透明感を持って、リアルで美しく迫力のある音楽が奏でられる。特にアナログ録音の音質がすばらしく、より演奏を明確に捕らえている感じがする。本当に悪名高いEMI録音か?ためしにラトル:VPOを聴いてみたが、チェリ版の音質が勝っている。(演奏の評価ではない)演奏は多くのCD等をお持ちの方に推薦したい素晴らしいものが多い。裏を返せば初めて聴く方は遠慮してほしい演奏

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  • ★★★★☆ 

    紫布巾  |  東京都  |  不明  |  2012年01月06日

    演奏内容については皆さんレビューしてある通り綺麗な音で概ね満足しています。 ただ一部著しく遅いテンポのものがあり、自分のリズムとは違って違和感を覚えるものもあります(遅いにもほどがある、みたいな) 特にベートーヴェンの7番、第一楽章16分だけはどうしても我慢できませんでしたw

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  • ★★★★★ 

    ヴェラスケス  |  鹿児島県  |  不明  |  2012年01月05日

     運命にしろ田園にしろ何という表現だろう、何と言い表わせばいいのだろう。 よくその作品が作曲された当時の音で再現とかいう評論があるが、これは違う。運命田園が初めてこの世で鳴り響いた瞬間、時ではなく瞬間の音、運命第4楽章のフィナーレで初演に居合わせたナポレオン軍の老兵士がトランペットのコーダに皇帝万歳と叫んだと伝えられるその瞬間の音、それをチェリは再現するのか。、

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  • ★★★★★ 

    桜田門外  |  宮崎県  |  不明  |  2011年12月19日

    チェリビダッケ!チェリビダッケ!!チェリビダッケ!!!(4つのBOX全て五つ★です)

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  • ★★★★★ 

    HIRO  |  広島県  |  不明  |  2011年12月19日

    著名なドイツ、オーストリアの作曲家の交響曲の演奏集です。 チェリビダッケの演奏が他の演奏と決定的に異なる点は、 オーケストラの音色の透明性にあります。 100人からなるオーケストラをまるで一つの楽器のように演奏するのです。 このようなことが出来たのは、後にも先にもチェリビダッケ&ミュンヘン・フィルのみでしょう。 ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を聴いてみて下さい。 このベートーヴェンとしては比較的牧歌的な曲を、 信じがたいくらいの美しさで歌い上げています。 この美しさは筆舌しがたいものがあります。 しかし、この価格は本当に信じがたい! 圧倒的にお薦めです。

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  • ★★★★★ 

     |  岐阜県  |  不明  |  2011年12月06日

    一連のチェリビダッケの演奏を聴いていて気がついたのだけど、テインパニの音がよく聞こえない。奥まって聞こえる。これは指揮者の意図なのだろうか?いかにもテインパニを強調しそうな風貌の指揮者であるが。そのため、みんな角の取れた優しい音楽になっている。EMIのフルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲集もテインパニが弱く、上品に聞こえるのと傾向が似ている。こけおどしではなく、音楽の中身をじっくりと聞かせてくれる感じがしていいと思う。それから関係ないけど下記のmasato さんのレヴューは面白い。

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  • ★★★★☆ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  2011年11月26日

    このボックスでは「エロイカ」だけを単品で持っていた。その演奏が素晴らしかったのでこの際このボックスを(このとんでもない値段!)買ってみることにした。ブルックナーは単発のを買い集めてすべて持っていたので、今回のこの値段には何か許しがたい気持ちもあるが、まあ、仕方ないか。中でもやはり「エロイカ」がとにかく素晴らしい!あと「ザ・グレイト」も良い。シューマンも何で1番だけ無いのかな?2〜4番全部ええのにな(あ、そう、ベートーヴェンも1番が無くって4番が2回ある)。ブラームスは評価が分かれるところかな?個人的にはやや気に入らないが・・・。まあ、全体としてこの値段なら許さざるを得ない感じですわ。批判覚悟の★4個!

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  • ★★★★★ 

    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2011年11月21日

    録音嫌いからチェリビダッケは、幻の指揮者といわれ、コンサートに行く以外は、なかなか彼の演奏を聴けなかった。カラヤン以前にベルリンフィルを振っていた彼が、ベルリンフィルを使いレコーディングを数多く行っていたカラヤンを良く言うはずがない。ゆったりしたテンポの演奏を聴くと、まるでカラヤンへの皮肉のようにも聞こえる。「こんな風にオケを鳴らせるか」と言わんばかりである。しかし、彼の演奏はCDを繰り返し聞くものではないような気がする。コンサートでこの演奏をいきなり聴いたら、感激したに違いない。これこそ、一期一会の演奏、最高の演奏と思う。ミュンヒェンフィルもかなり鍛えられたことだろう。素晴らしい演奏だ。そうそう彼の若いときの映像を見たことがあるが、びっくりするほどイケメンであった。それから、この子箱に分けた企画は素晴らしい。14CDでこの価格です。迷わず、まず第1集を買いましょう。

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