【中古:盤質A】 『聖母マリアの夕べの祈り』 サヴァール&ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ(2SACD)
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クラシカ | 福島県 | 不明 | 2014年11月24日
ルネサンスの空気を感じる演奏で、静かな部屋で聴いていると、時空を超えて400年前にタイムスリップしているような気分になります。サヴァール自身がガンバ奏者であるためか、通奏低音がたいへんに充実していて、音楽が盤石。声楽にはひなびた味わいがあって、とくにサヴァールの奥方フィゲーラス(2011年死去)の味わいある歌声が聴けるのもこの演奏の旨味。サヴァールの音楽からはいつも、聴衆との距離の近さというか、隔たりのなさを感じます。ただ、その指向が厳粛な宗教大作であるこの曲に見合っているか否か、というのは難しいところではあると思います。 もしかしたら万人向けの演奏ではないかもしれないのですが、個人的にはとても惹かれます。好き嫌いで言えば1、2を争うほど好きな演奏です。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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