k.k  |  大阪府  |  不明  |  2021年12月04日

オリジナル楽器の指揮者として1990年前後に活躍したコープマンですが、演奏は透明感のあるはつらつとしている。第29番の第1楽章はその最たる演奏。第25番、第29番をカラヤン、ケルテス、マッケラスと聞き比べたが、オケ版とオリジナル版では明らかに音色が違う。コープマンの性格にもよるだろうが、このモーツァルトは明るくてウキウキする音色で聞いていても心が穏やかになる。オケ版も良いが快活な演奏や音色を求めるならコープマン。一服の清涼剤のようなモーツァルトである。

 

じじちゃん  |  北海道  |  不明  |  2020年05月12日

古楽器特有の香りを薄っすらと漂わせながら躍動感としっとりとした歌をじっくり聴かせてくれた。聴いていて、うっとりとしてしまった。とりわけ25番では、トゲトゲしさや、変な重さもなく、自然な流れが心地良かった。素晴らしかった。

 

SPRING  |  山形  |  不明  |  2009年04月18日

透明感あふれる素晴らしい音色で奏でられる天真爛漫なモーツァルト。特に３３番のメヌエットはまさに天上の音楽。正にみんなが「モーツァルトを古楽器で聴けてよかった」と感じさせる１枚ですね。