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CD 【中古:盤質S】 クリュイタンス・コレクション3/1948〜64年オペラ録音集(56CD)

【中古:盤質S】 クリュイタンス・コレクション3/1948〜64年オペラ録音集(56CD)

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    ファルスタッフ  |  奈良県  |  不明  |  2019年01月05日

    ヨーロッパの近代のオペラで真に重要なものはトリスタンとペレアスとボリスだ。この3つのオペラの演奏経験があるメジャー指揮者は 他にトスカニーニ カラヤン アバドぐらいであろう。カラヤンだけが成し遂げ、アバドにはトリスタンの録音が欠けているこの3つの聖なるオペラの録音の全てがこのボックスには入っている。オペラ指揮者としてのクリュイタンスはこれだけをもってしても最高位に位置する存在であることは疑いようがない。(管弦楽の指揮者としても素晴らしいがむしろそれ以上に!)そしてその3度のスフィンクスの問いに彼は見事に正解している。素晴らしい!

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    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2016年04月17日

    クリュイタンスの第一集ボックスのレビューで、第三集をオペラにして、是非とも『ボリス』を入れて、ほかにも『ペレアス』とか『ホフマン物語』とか『ファウスト』とか『カルメン』とかも、と書いたら、いきなりそれが実現した。しっかし、なんてことだ、一組づつ揃えたワグナーもの(一々レビューも書いたので今回は割愛)まで一緒とは!56枚中24枚ですよ、4割強。といいつつも、やっぱり欲しい。仕方なく、ワグナーは友人に譲って買い直し(涙)。しかし『カルメン』とか『ペレアス』とか『ファウスト』は二組づつとはねぇ(『ファウスト』は主役の三人が同じ。でも『ホフマン』だけは何故かステレオの新盤は抜き)。                                                         クリュイタンス、本当は劇場育ちの指揮者で、パリでもまずオペラ・コミックの指揮者になって、それから音楽院管の常任になったんだっけ。フランス・オペラ通じゃないので、正直知らないオペラも結構あるんだけど、さすがにうまいもの。同じフランス系の巨匠でもモントゥとかミュンシュとかオペラ指揮者じゃないし(モントゥはバレー指揮者だったけど)。録音は、一番古い48年の『ホフマン』旧盤も含めて、各々意外に悪くない。それは香りみたいなものはどうしても飛んでいる(と思う)けれど、明確な音だし、骨格は良く出来ている。この時期までのヨーロッパはまだローカル色が残っていて、オケもそうだし、歌手も戦後にベルカント風に修正された奇麗に伸びる声と言うより、どことなく同時代のシャンソン歌手の雰囲気に近い。「オペラ座」というより、往年のオランピア劇場って感じ?その点でとくにいいのは『ホフマン』だなぁ、そういう曲だし。今回省略された国際キャストの新盤ではそれはないだろう。『カルメン』のスタジオ盤はコミック版として知られた演奏だが、もうひとつはケルンのライブで何とドイツ語のグランド・オペラ版で驚いたのだけれど、実は初演は不評で最初の成功はドイツ語上演だったとか(ニーチェはそれで聞いたのか知らん?)。ホップのホセとかベリーのエスカミーリオとか、どんなものかと思ったが、まぁそれなりです、悪くない。けどタイトル・ロールはちょっとなぁ。スタジオ盤の方が小粒だけどいいです。『ペレアス』もスタジオとその半年ちょっと前のミュンヘン・ライブの二盤だけれど、両方フランス語で、歌手もフランス勢。ミュンヘンのオケも結構頑張って香りを消していない。好みで言うと主役の二人はスタジオ盤よりこっちの方が好きかもしれない(ロス・アンヘレス大好きだけど、そういう役とは言いながら、ちょっと田舎の少女っぽ過ぎる)。歌手が立派なのは「イスの王様」で、ミショーもいいけど、ゴールが立派。クリュイタンスの指揮も凛とした品格と迫力に富んでいて素晴らしい。ところでイスと言うのは古代の王国の名前なんだけど、『椅子の王様』と堂々と書いた(別の演奏の)ジャケットが何処かにあったぞ!マジか?『鶯』は、三大バレーの前後に作曲されて、後半は「春祭」風と言う評があるけど、ストラヴィンスキーは「火の鳥」のライブくらいしかないクリュイタンスの貴重な吹き込みで(「放蕩児の遍歴」のフランス初演したそうだが)、これもいい。「ペトルーシカ」とか「春祭」も聞いてみたかったなぁ。                               それでもって、本命の『ボリス』。何といっても音が良い。クリュイタンスものとしては一番いいくらいではないか?来日公演で日本のオケを絶望させたともいわれたP.C.O.の美音が再現されている。音が今イチとされているラヴェルの管弦楽曲集と時期もホールも同じなのに、確かにこちらの方が音に奥行き感と膨らみがある。この音でラヴェルが聞けないのは何故なのかと無念なほど。コルサコフ版だと言う事もあってか、フランス系の指揮者だからと言う理由か、CD化が何故にかくも冷遇されたのかと思うけれども、ようやく本懐を遂げて満足、万歳。原典版の土臭さは確かにないけれども、この序幕の荘厳さや三幕のボリスの二つのアリアに挟まれた場面の心理的な描写の迫真感よ!クリュイタンスのオペラ指揮の練達ぶりもここに極まれり、と言う感じ。クリストフの迫真の名演も実に傑出している(匹敵するのは生で見たチャンガロヴィッチだけ。こっちも何とかCD、それ以上にDVD化して下さらんもんですか、NHKさん)。カラスのトスカとかデル・モナコのオテッロとかのレヴェルだ。迎合的に書かれたと評判の良くないポーランドのシーンだって結構素敵(リアーのマリーナがはまり役)。ブルックナーだって悪評さくさくの改訂版の再評価が起きている昨今、良く書けていることは否定出来ないコルサコフ版をそんなに白眼視することはないと思う(ならラヴェル版の「展覧会の絵」も止めるべし)。もうひとつのステレオの『ヘンゼル』も永らくCD化で冷遇されていたものだが、委細を尽くした名演。カラヤンの映画の『薔薇』以来ご贔屓のローテンベルガーのグレーテルというのも嬉しい。もちろんゼーフリートもいい。VPOというのも有り難い。ワグナーは重複を避けますが、音が悪すぎる『パルジファル』以外はトップクラスの名演。日本ではどうしてもコンサート・レパートリーに片寄って、その指揮者の代表的名盤というとそっちの方ばかりが上がりがちで、クリュイタンスも、やれラヴェルだ、「幻想」だ、フォーレのレクイエムだとかいわれがちだけど、本領はオペラにあったのだということを納得させてくれるボックスだ。買い直しは業腹だったけれども感謝したい。長文ごめんなさい。それにしてもこの名盤にまだレビューがなかったとは。

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