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ブルックナー (1824-1896)

CD 【中古:盤質A】 交響曲第8番 シューリヒト&ウィーン・フィル(1963) 

【中古:盤質A】 交響曲第8番 シューリヒト&ウィーン・フィル(1963) 

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  • ★★☆☆☆ 

    Theta  |  広島県  |  不明  |  2020年02月13日

    演奏五つ星。録音三ツ星。CDマスタリング星なし測定不能。ジュースと脂身をすべて抜かれた干物のような、オトマル・アイヒンガー氏の仕事が例によって音楽をほぼ殺し切っています。こんな音でも演奏の本来の素晴らしさを感じ取れる方には敬服しますが、普通にきけば何がいいのかさっぱりわからんでしょう。シューリヒトの演奏を相当聴き込み、聴き慣れている方なら脳内補正してどんな演奏なのかを「想像」できるでしょうが。 リリース時に話題になったきり、熱心なシューリヒト・ファンの間でさえすっかりこの演奏が忘れ去られ、言及される機会もほぼ皆無なのは、演奏のせいではありません。ひとえにアイヒンガー氏、クラウス氏の破壊的な仕事のなせる業でしょう。 あと、ドイツ語の原文を日本語訳したライナーノーツは誤訳だらけ。「シューリヒトはフルトヴェングラーよりも6歳若い…」とか、呆れるような大ミスがそのまんま掲載されています。訳者は素人だからしょうがないとしても、校正の段階で気付いて下さいよ、アルトゥスのプロデューサーさん。 お願いですから、ウィーン・フィルのアーカイブから未加工のテープを入手して、日本でリマスタリングして出し直して下さい。宝物のような貴重な記録が、こんな不幸な音でリリースされ、真価を知られないまま忘れ去られてしまうのはあまりにひどい話です。

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  • ★★★★☆ 

    M  |  愛知県  |  不明  |  2019年12月23日

    当演奏は、聴き手側の意識に問題提起する演奏といえる。ほんず さんのいうように気分を反映した演奏、つきつめたものがない演奏も、自在性、融通無辺ともいえるし、それがシューリヒトなのだともいえる。とほほの助 さんのいうように スケール感という演奏の通念が、絶対のものなのかどうか?ただ繰り返しディスクに手が伸びる演奏ではある。感覚的に冴えたものがあるということだと思う。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年04月22日

    さて、この演奏(ディスク)、どのように位置づけるかについて、当方はみなさまと少し意見が違うかもしれません。このディスクに聴く演奏は、「この日この時のシューリヒト&ウィーンフィルの心象を表わした演奏」ではないかと思うのであります。つまり、「シューリヒトの長年の経験を踏まえた晩年の総決算」ではないし、「シューリヒトとウィーンフィルとが出逢って初めて成就された独自のブルックナー」でもない。それはあくまでも、この演奏会のために、この日この時の「気分」をそのまま音にしていった、そういう演奏ではないか、と私は思うのであります。セッションの演奏とよく共通して、確かにシューリヒト的な特徴は出ているでしょう(早めのテンポ、基本淡白な表情、など)。でもそれが究極に磨かれているようでもないし、強い意欲として打ち出している感じでもないなあ。だからあのセッションの録音にライヴならではの感興が加わったとか期待すると、そういう出来栄えではないですな。録音のバランスに問題があるのか、ホルンが少し引っ込み気味で、全体の音像がシューリヒトの想定と、ここに聴くのは違っているかもしれませんがね。ま、なんにせよ、ブルックナーの第8交響曲に新たな名演が一つ加わったとかいうことはなく、シューリヒトという特別な演奏家のある日の演奏が数多のディスクに一つ加わったと位置づけるのがいいように思います。よほどすごい名演奏、なんて期待するとはぐらかされる恐れはありますよ〜。第5番ほどの驚きや感動は受けませんでしたね。録音は、基本、いいんですけど、例のマスタリングのせいかな、潤いに欠ける乾いた音。

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  • ★★★★★ 

    とほほの助  |  AUSTRIA  |  不明  |  2010年05月04日

    私は大好きな演奏…一日三回ぶっ通しで聴いても飽きない、もたれない素晴らしい!が…今日のダラダラと引きずる様な一般的なブル8からは一番遠いかな…つうか指揮者の皆さんは「引きずる事の無い様に」ちゅうブルックナーの指定を全く無視して楽曲の巨大化ばかりを競い…リスナーも「重厚で聴き応えの有る」ブルックナーばかりを求めていないか?危機感を持っているのはウェザー=メストだけではないか…彼を音楽監督に迎えたウィーン音楽界の慧眼は大したものである。

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  • ★★★★☆ 

    としちゃん  |  宮城  |  不明  |  2004年08月11日

    ライブならではの熱い演奏。アンサンブルの乱れが出ていますがライブとはこうしたもの。DGから出ていたブルックナーの第5番や、共演記録のある第7番をアルトゥスさんにぜひ発掘してほしいです。

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  • ★★★★☆ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  2004年08月05日

    確かに一般受けするものではありません。内容は濃いものがありますが。 初めてブルックナーを聴く方、もしくはこの曲の好きな方にはお薦めできないです。もちろんシューリヒト・ファンには必聴盤であることは言うまでもありません。

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  • ★★★★☆ 

    クレンペラーマニア  |  神戸  |  不明  |  2004年07月31日

    このシューリヒトは「中暴れ」。重厚長大イメージのこの大曲が、速く軽く粋に、主観的にも客観的にもあっという間に終わってしまう。譜読みの独創性は明らかだが、棒の余りの自在ぶりに、名門オケの高速アンサンブルが時々(特に二楽章)破綻するのはご愛嬌か。一般向けではないが、個性的演奏。

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