【中古:盤質A】 交響曲第4番、第5番『運命』 プレヴィン&ロイヤル・フィル
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年11月28日
プレヴィンに私淑するわたしがベートーヴェンだけは聴いて来なかった 他に聴くべき指揮者が多々あったといえばそれまでだが ロマン派の音楽に一日の長があることを高く評価しまた魅入られていたからかもしれない 今頃になって 30年も前の演奏を聴いた すでにピリオド・オーケストラによる原典主義演奏が始まってはいたが それらも斯くやあらんと写して見せたかのようだ 4番は端正な造形感を颯爽と屹立させた テンポを揺らさず 大理石の遺跡を思わせる佇まいは美しいのだが情動が隠れてしまったように思う もう少しテンポを上げる部分があったら解消されていただろう 5番は見事だ 完璧なテンポ感から生み出された推進力と自然なうねりは聴く者の魂を震わす呼びかけとなっていた 全体を通して何よりプレヴィンらしさは晴れた日の抜けるような青空を思わせる澄んだソノリティにある もたれたり濁ったり滞ったりする流れや響きを聴くことはない 最後の”プロメテウスの創造物”序曲一曲を取ってもそれは明快だ もし手に入れば あなたも如何0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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