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DVD 【中古:盤質A】 セルジウ・チェリビダッケ 5DVDボックス

【中古:盤質A】 セルジウ・チェリビダッケ 5DVDボックス

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2014年01月28日

    チェリビダッケの演奏は、遅いと言う前に、全体見通した上で精密で、刻銘にこだわり、求めた、正しい、そうあるべきと、細部、各音の響き、連なりまで読み込み、獲得した演奏が、記されている。普通の人は、ここまでやらない、出来ない。奏者は、しんどい。厳しく、強力に、根気強く絞られる、時間もお金も掛かる。チューニングだけで1時間近く掛けられて、その後のリハも当然、長時間に及ぶ。これでは、やってられないと言う処もあっただろう。それを経て、鍛えられ、経験したものは、それまで演奏して来たものと、全く、違ってしまう、新鮮、唯一なものとなって、ホールで響き、そして消えていく。(こんな、異常な「新世界」普通は、あり得ない。が、凄い。本質を、突いていると思う ) 人間同士が、やるのだから、上手くいかなかったこともあろうが、多くのその手作りの音楽と感動は、そこに居た聴衆、そして奏者の中に残り、奏者との信頼関係を生み、慕われ合う人間性なくては、成し得ないものだ。本来、彼が認めなかった演奏、映像、リハが、こうして、死後も、その一端とは言え、聴き、体験出来るのは、貴重。何はともあれ、生きている間に、録画されてなかったら、永劫、私達は、見る、経験する事が、出来なかったのだから。少なくとも、私には、彼等の演奏には、一生ものだ、と、思える瞬間が、幾つもある。方向性は違えど、バーンスタインの様に博学なれど、音楽に進み、人生を、音楽なるものに、人間の為に、全てを捧げた20世紀、ネットなんて普及する前の、天才、偉人。

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    shiodome  |  東京都  |  不明  |  2012年09月28日

    レーザーディスクで持っていたのですが、LDプレーヤーが壊れたので買い直しました。ただ画質が前と同じ!チェリビダッケは読売日響を指揮しに来日した時(1977)からのファンで、これだけ響きを大切にする人はいません。各パートのピッチをきっちり揃えて、きれいなフレーズのところはじっくりと聞かせてくれる。おかげでどんどん遅くなっていったのだが、全体のバランスを考えてのテンポ設定の意図がわかると遅いとは思われないのが不思議。ドボルザークの新世界は私にとってはベストで、2楽章などあの世への一人旅といった感じになるのでスゴイ。昔よく海賊版を秋葉原の某ショップで買いましたが、海賊版なのに音質良好で、ミュンヘンフィルの人たちも買いに来たほど。海賊の正体は誰だったのか?エアチェックもしました。クロムテープ・・・私の実家の棚にゴッソリあります。そう、命がけでエアチェックした珠玉のコレクションのはずだったのですが、今は立派なCDとなって買える時代になってしまいました。生きているといいことあります。

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    フォン ケロヤン  |  埼玉県  |  不明  |  2012年05月27日

    1980年代のオーディオブームの真っ只中、当時私は中学・高校生でした。1枚2500円するLP(確かグラモフォンは2600円だったよね!)は、購入に失敗が利かない高額な代物でした。そんなわけで私はもっぱらエアチェックに命をかけていました(と言うか、みんなそうだったはず)。FMレコパルを隔週水曜日に購入しては赤ペンでクラッシクのライブ番組をチェックしたものです。チェリビダッケをプログラムの中に発見した時は心が躍ったものです。ちょっと奮発してクロムテープを買ったりして(クロムテープって分かりますか?)。。。。。 若造のくせに、私にとってもチェリビダッケは特別な指揮者でした。演奏時間が長く、カセットの90分テープの片面に収まりきらない演奏も多くて苦労した憶えがあります。当時もすでに伝説の指揮者でした。FMでしか聴けない(つまりお金を出しても買えない)特殊性が自分を含めて、愛好家の中でプレミアムな指揮者になっていたのでしょう。今はCDはもちろんのこと、こうして映像まで正規に出回るとは夢のような時代です。 さて、本ディスクについてですが、ミュンヘンフィルの演奏会は会場の雰囲気をよく捉えた優秀な録音です。しかし残念ながら、(収録が古いのか、放送局の特徴なのか)シュトゥットガルトRSOのR・コルサコフ「シェエラザード」は楽器の分離がイマイチです。録音がモノラルのようで、「シェエラザード」の色彩感が楽しめません。尚、同じディスクの「ティル」はモノクロ映像です。特筆すべきはブラームスのピアノコンチェルト。バレンボイムが若い!このブラームスを観る(聴く)だけでも価値ありです。

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