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シベリウス(1865-1957)

CD 【中古:盤質A】 ヴァイオリン協奏曲〜原典版&改訂版 レオニダス・カヴァコス、オスモ・ヴァンスカ&ラハティ交響楽団

【中古:盤質A】 ヴァイオリン協奏曲〜原典版&改訂版 レオニダス・カヴァコス、オスモ・ヴァンスカ&ラハティ交響楽団

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  • ★★★★★ 

    ムーミン・パパ  |  岩手県  |  不明  |  2009年11月23日

    さすがに北欧のレーベルだけあって,この盤のためだけに遺族からの原典版使用許可が出たという。この版には様々なアイデアが盛り込まれていて,これだけでも立派な作品であるが,現行版がどのようにしてこれを刈り込み整理したかがよく判る。その結果,無駄のない引き締まった曲に昇華されることになった。演奏はどちらの版も実に素晴らしいもので,貴重な原典版を演奏するのに相応しい独奏者とオーケストラである。カヴァコスにはこれ見よがしの技術をひけらかすようなところが全くないにもかかわらず,説得力のある演奏をしており,注目の奏者だ。オーケストラもフィンランドの空気を感じさせるような素朴な感情と敬意に充ち満ちていて,どの瞬間も弛緩するところがない。ひんやりとした空気感の中に,うちに秘めた燃えるような情熱が伺える点がなによりも素晴らしい。録音がまたこのような演奏に相応しいもので,教会の広大な空間を感じさせる見事なもの。ヴァイオリンにはソロ用のスポット・マイクを設置していないという断り書きがあるが,全体の中に埋没して聞こえないという感じはなく,生演奏に近いが,聞こえるべきものはしっかりと聞こえるようになっている。録音時の写真を見るとヴァイオリンには何らかのマイクが設置されているようだ。大レーベルの録音に比べ,演奏・録音ともこれ見よがしなところのない,ひたすら作品に奉仕する優れた仕事である。

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  • ★★★★☆ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2012年07月05日

    チャイコフスキーの第7交響曲(ピアコンの3番に変更)とか、この原典版とか、作曲家の意思とは関係なく興味深いものだ(別の言い方をすると、ヤジ馬根性)。で、聴いてみる。正直、原典版も現行版を聴いたことがなければ、これはこれで違和感がないかもしれないと思った。が、現行版に改定し、原典版の演奏を禁じたことも分かる気がする。ブルックナーの改定とはかなり趣が異なっている。 資料として貴重な演奏であり、2曲とも同じ演奏家・バックで比較がしやすいし、演奏水準も良い。ただ、出力レベルが低くないか?普通のCDなら10のところ、13,4ぐらいにしないと響いてこなし、ハーンがNo.1なので、☆4つです。

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  • ★★★★☆ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2016年03月14日

    私は現行版が好きです。原典版と通して聴くと(現行版で聴き慣れているせいだろうが)やはり現行版に落ち着いたことに合点がいく。原典版ではあれもこれも盛り込んだ意欲作といった感想。楽想を絞り込み素材を削ってあれだけの曲になったということだろう。ただし気を付けておきたいのはどちらが優れているということではない。これだけ創作に気力を傾けている作曲家の苦労の過程を知ることができる…ということなのだろう。作曲の厳しさをも感じられる意欲的なCDと言えると思う。   カヴァコスの演奏は原典版にしても現行版にしても繊細な演奏。オイストラフの野太く野性味あふれる演奏を求める方には細く聞こえるかもしれない。でも張り詰めた感じが、これはこれで現地の厳しい自然を表しているようにも思える。

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  • ★★★★☆ 

    かたばみ  |  東京都  |  不明  |  2010年10月11日

    新旧版を聴ける面白い企画です。私の好みは新版かなあ。 ヴァイオリンもオケもすばらしいのですが・・浮かぶイメージは森の中の切り株の上で木漏れ日に照らされた小人がヴァイオリンを弾き、その周りを巨木のオーケストラが囲んでいる・・です。 4点にとどめたのはその音場感にやや欲求不満を感じたからです。それ以外は文句なしなのですけれど。

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  • ★★★★☆ 

     |  岐阜県  |  不明  |  2012年07月27日

    私は原典版の方が良かったです。原典版を要約すると現行版ということでしょうか。要約する前の方が広がりが感じられ、スケールも大きい音楽に聞こえました。ただ、どちらもかなり録音レベルが低く、いちいち音量調節をせにゃならんことが煩わしい。普段音量調節などやらないので余計に面倒だ。その分減点。

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  • ★★★★★ 

    samuel  |  California  |  不明  |  2007年08月03日

    It is great to have both the original and the final versions. In fact it is the only original version in existence. And both performances are fabulous with usual awesome BIS sound.

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  • ★★☆☆☆ 

    金太  |  滋賀県  |  不明  |  2010年10月23日

    興味津津、期待ワクワクで聴かせていただきました。どなたかが書かれている「森の中の切り株の上で木漏れ日に照らされた小人がヴァイオリンを弾き、その周りを巨木のオーケストラが囲んでいる」…うまく表現されていますね。同感です。

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