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ブラームス(1833-1897)

CD 【中古:盤質A】 交響曲第4番 ワルター&コロンビア交響楽団(平林直哉復刻)

【中古:盤質A】 交響曲第4番 ワルター&コロンビア交響楽団(平林直哉復刻)

商品ユーザレビュー

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    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年01月31日

     この演奏を聴いたのは,相当昔のこと…噛んで含めたような演奏に聴こえ,まるで“青少年のためのブラームス管弦楽入門”みたいに感じたことを覚えています。その後,スタイリッシュなクライバー,ドッシリとしたザンデルリング,華麗なカラヤン…などを愛聴し,この演奏のことはすっかり忘れてしまっていました。  そして,20年以上経った今,みなさんのレビューにもそそのかされ,この復刻版を聴いてみました。で,若気の至りを痛感したしだいです…。この(ブラームスにしては)小気味よいリズム…!跳ねるようなピチカート…!そして何より,終楽章のゆったりとしたペースから紡ぎ出される幸福感…!私のこの曲のイメージは“冬に向かう晩秋”なのですが,この演奏は晩秋には(特に東北では)珍しい,貴重な“小春日和”のようです。  様々な指揮者(&オケ)の名演たち…ほんと,ブラームスはいい作品を残してくれたなぁ…!

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  • ★★★★★ 

    はしかつ  |  千葉県  |  不明  |  2011年08月29日

    素晴らしい復刻である。文句なく5つ星だ。確かに解説が不自然であるのは明らかだが、この演奏は宇野先生が過去から現在まで一貫して高く評価されているものであり、途中の10行程度の批評を除けば、この演奏を人生体験そのものとまで言う先生の主張に説得力がある。おそらく別盤の酷評が何かのはずみで混入されたものだろう。それにしても、30年前のことではあるけれど、こうした間違いをよくぬけぬけとレコード会社も掲載したものである。

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  • ★★★★☆ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2011年08月18日

    驚異の復刻!本家SONYのDSDリマスター盤の、妙なエフェクトによる金属的な音はどこへやら。オープンリールの音が、こんなにもみずみずしくダイナミックだとは!晩年のワルターは、決して枯れてなんかいなかった。むしろ、円熟の中にも作品に対する情熱を宿し、若いときの覇気とはまた違った求心力を感じさせる。しかも音楽はあくまで温かく、まるで大木に抱かれるような安らぎがある。良い復刻に接し、演奏の、いや、晩年のワルターそのものの印象が変わった。それほどの魅力がある一枚だ。ただ、問題は宇野功芳氏の解説。交響曲第1〜3番のCDに添付された、マックルーア氏の巨匠への敬愛に満ちた、殆ど芸術的ともいうべき卓越した文章に比し、宇野氏のそれは、まるで小学生の読書感想文とでもいうべき稚拙ぶりであり、こうも紋切り型の主観論を羅列させられると、演奏がよいだけになおのこと胸糞が悪い。第2楽章を「小細工に感じられて心を打たない」などと切り捨てているが、小細工だらけの指揮しか出来ない評論家の戯言以外の何物でもない。これほどの繊細な表情はなかなか出せるものではない。勿論、小細工や虚仮威しなどとは最も遠い、ワルターならではの深い読みに基づく情感発露であるはずだ。宇野氏はワルターと書簡のやり取りまでしたというのに、このことに気付かず一方的に批判するとは、余りにもお粗末だ。挙げ句、音楽評論家界では重鎮として崇められているのだから、全く困ったものだ。かの作曲家シベリウスは「評論家が何を言おうと気にしないことだ。今までに評論家の銅像が建てられたことがあったかね?」との名言を残しているが、“平成のハンスリック”の言うことなど、もはやどうでもいい。演奏・録音・復刻ともに星5つ、いやその倍でもよい程だが、宇野氏の解説はダメ以下。よって「すばらしい」止まり。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年06月05日

    何年か前にこの演奏について書き込んだコメントを本盤にもほぼ繰り返しですけれどもレビューさせていただきます。ワルター晩年にステレオで主要な曲をコロンビアSOという特別仕立ての楽団で再録した一連の演奏で独特の少し甘ったるい録音なのかワルターの演奏が元々そのういう気味があるのかは確かではありませんがやはりブラームス第4番の最右翼の盤と申せましょう。1959年ワルター83歳の頃の収録にも拘わらず些かの撓みもありません。演奏タイムは@12’55A11’46B6’26C11’16でどちらかと言えば変奏曲で進む最終楽章をじっくり対応している感じであります。第1楽章のコーダに入って行く過程は程のよい興奮を呼び起こし終楽章のコーダはその「諦観」を感じさせずにはおられません。これらの箇所というかポイントをより効果的に演奏している盤は出てきていますが曲全体のバランスを取っての設計はさすがワルター晩年で到達した芸風なのでしょうか。オーケストラの少しハリウッド的サウンドに底浅さはあるもののそれを補って余りある最高ランクの演奏であります。1960年収録の「ハイドン主題変奏曲」(18’31)も明るめのトーンで重厚さには欠けますが演奏自体は素晴らしいです。他の盤同様、クリヤーに臨場感?が増した様な平林氏の制作姿勢が更にバリューアップされていることが期待されますね。((タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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