【中古:盤質A】 ブルックナー:交響曲第8番、シューマン:交響曲第4番 カラヤン&ウィーン・フィル(2SHM−CD)
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茂津晴人 | 兵庫県 | 不明 | 2015年08月23日
美しいものは美しいと素直に感じ入りました。もともとカラヤンのブルックナーは流麗すぎてCDは持っていてもそれほど聴くことはなかったのですが、最晩年にあって、それでもなおこの演奏は無骨な演奏の対極にあるものの、それまでの「流麗」を感じさせない理屈抜きに美しいものです。特に第3楽章。いつも夢想する南ドイツの森と霧の重厚なイメージはありませんが、この清澄な美しさは比類がないと思います。(理屈をこねれば、カラヤンの内省的な美の表現?でしょうか。)確かに全体を通し少々金管が明る過ぎ、ブルックナーの音ではないと否定される向きも多いことから、評価も両極あるところではないでしょうか。しかしながら、「ブルックナーらしく」あろうがなかろうが、理屈抜きで美しいものは美しいものです。なお、VPOの響きと演奏の美しさは、SHM-CD化で更に際立ったように思われます。次は、カラヤンの膨大な録音活動の終止符とされるVPOとの7番もSHM-CDで再購入することとします。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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