【中古:盤質AB】 ヴァイオリン・ソナタ集Vol.2 シェリング(vn)、ヘブラー(p)(2CD)
検索結果:3件中1件から3件まで表示
-
robin | 兵庫県 | 不明 | 2020年03月27日
古典形式美を品よく表現した名演だと思う。シェリングは知性と教養を兼ね添えたヴァイオリニストの第一人者と言っても差し支えないだろう。このモーツァルトのソナタにもよく表れている。枠を外した面白みには欠けるかもしれないが、それ以上のものがこの演奏は与えてくれる。ウエストミンスター盤のバリリと並ぶ素晴らしいCDだ。それにしてもこのCDの絵柄、何とかならないのかなぁ、センスまるでゼロの絵柄。CDの絵柄にかなりこだわる性質の私だからこの2枚組シリーズは買わない。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
西荻椿山 | 東京都 | 不明 | 2011年08月24日
モーツァルトのVnソナタの演奏となるとグリュミオー・ハスキル、ゴールドベルク・クラウス、シュナイダーハン・ゼーマンあたりがとりあげられます。ところがどれもK296以後の完成された形で残っているもの全部は入れてありません。本シリーズは全部入っているのでそれが第1の長所です。次にフィルハーモニカーファンならシュナイダーハンということになるでしょうが、このコンビ、ブラームスでは素晴らしい演奏をくりひろげていたにもかかわらず、モーツァルトではなぜか自由さが感じられません。で、本シリーズを購入してみましたが、シェリングのVnの音は清新で、ヘブラーとの息もよくあっていて全く満足しました。特にVnのパートが充実してくるVol.2は聴いててとても幸せです。録音もグリュミオー盤より良好です。モーツァルトはウィーンという素人の思い込みが根拠のないものであることを思い知らされました。高評価のレビューが重なっている盤で同曲に自分の満足のいく盤がないときは演奏者にこだわらず積極的に聴いていこうと思いました。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
Mickey | 埼玉県 | 不明 | 2009年10月20日
シェリングとヘブラーのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集のCDは現在、国内盤が見あたらないので、この全集盤は貴重。第二集の白眉は晩年の第42番イ長調ソナタだ。僕はシェリングのモーツァルトは高く評価していないが、このソナタの第二楽章だけはヘブラーともどもシェリングの演奏が他には代え難い深さと寂しさを表現していて傑出。同じリマスター使用と思われる国内盤の音質はイマイチだったが、何故かこの輸入盤の音質は素晴らしく、これで十分。この音質で聴くと他の曲もシェリングのモーツァルトの良さが見直された。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:3件中1件から3件まで表示