『さまよえるオランダ人』初稿版全曲 ピイ演出、マルク・ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊、サミュエル・ユン、他(2015 ステレオ)(日本語字幕付)
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Shostakopovich | 佐賀県 | 不明 | 2020年04月26日
Blu-ray Discを購入した。音声について、LPCM 2.0の規格は、48KHz/16bitだった。DTS-HD Master Audio 5.1の方は未確認。せっかくBlu-ray Discを購入しても、ステレオ音声はDVD並みということです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 2019年11月10日
ミンコフスキのHIPを踏まえた指揮はとても良い。アン・デア・ウィーン劇場での上演で、フランス勢とオーストリア勢のコラボになっているが、アルノルト・シェーンベルク合唱団の合唱も見事。主役二人はほぼ半年後にマドリードでのエラス=カサド指揮、オッレ演出版に出た同じメンバーだが、現状では望みうるベストの歌手だろう(ブリンベルイはあちらほど年増に見えないのもありがたい)。 ただし、演出がイマイチなのは残念。序曲冒頭から登場している「悪魔」、つまり歌のパートのない演者が随所でストーリーにからんでくるのだが、この黙役の使い方があまりうまくいっていない。第3幕の幽霊船員たちの歌の場面では、全裸まで披露しているのだが、カメラが自制してアップにしたりしないので、インパクトはさほどでもない。この初稿版こそまさにクプファー流の読み替えにふさわしいと思うのだが、エンディングを故意に曖昧なままにしているのはそれなりの見識としても、ト書きと違うのは第2幕冒頭の娘たちが糸紡ぎではなく歌の練習をしていることぐらいで、演出家は積極的な読み替えに踏み込もうとはしない。回り舞台を活用して、一度も幕を降ろさない三幕通し版を手際よく見せてはくれるが、幽霊船らしきものを舞台上に出さない抽象化された演出ではある。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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