【中古:盤質A】 交響曲第9番『グレート』 マルク・ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年07月18日
何だ ピリオド楽器のピリオド演奏でも1時間近くかかっている てっきり高速演奏になるのだと思ったら 変わっちゃいないじゃないか と思った しかし テンポはスコアの指示通りだ ベートーヴェンのようにメトロノーム記号があるわけではないから 可能な範囲は広がる 改めてスコアを見て驚く 第一楽章77小節までAndanteで第1テーマは展開してしまう 続くAllegroはnon troppoで速くなり過ぎることを注意してAlla breveだ これはブルックナーだ 歌に埋め尽くされたブルックナーだと見抜いたミンコフスキーは管を補強して オルガンの響きを醸し出している ベートーヴェン亡き翌1828年シューベルトは途轍もない革命を起こして静かに世を去った シューマンが発見しメンデルスゾーン&ゲヴァントハウスO.が演奏してわたしたちの前に現れた”グレート”の精神を受け継いだブルックナーやマーラーが登場するのにはこの世紀の末まで待たなければならなかった わたしたち20世紀人ですらその本然の姿をまだ捉え切れていない さて21世紀の若人よ あなたも如何3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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