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CD 【中古:盤質A】 ヴァント&ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成ボックス(8CD)

【中古:盤質A】 ヴァント&ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成ボックス(8CD)

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検索結果:13件中1件から13件まで表示

  • ★★★★★ 

    murr  |  東京都  |  不明  |  2021年03月20日

    これぞドイツという音色の演奏の録音です。どれも素晴らしいと思います。これはベルリンフィル好きの方とは好みが別れます。

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年08月28日

    このボックス、まことにすばらしい出来栄えです。全曲、甲乙のつけがたい、見事としか言いようのない完成度です。ヴァント先生の姿勢は一言でいえば「峻厳」。色気のかけらもない。美の追求なんて初めから考えてない。しかしながら、そうして禁欲的に演奏された曲の何とすばらしいこと!これらの音楽の「深み」をつくづく教えられた気がします。ブルックナーは拡がりを感じさせるよりも、むしろひたむきな祈りのような高揚がすばらしい。シューベルトは歌謡性よりも構造美を感じさせます。ブラームスは節度のある気魄が充分に魅力的。シューマンもよし。そしてヴァント先生はベートーヴェンが本当にすばらしい。引き締まって筋肉質のベートーヴェンがこれほど魅力的に聴こえるなんて、ヴァント先生ならではです。ライヴですがオケは総じて実によくやっています。音色とか技で魅力を発揮したりはしていませんが、むしろヴァント先生の意図をしっかりと汲んで、最上のパフォーマンスを披露しています。すばらしい演奏行為ではないでしょうか。録音も優秀。私は大いに感動した立派なボックスとして、お薦めいたしたく存じます。但し、その「色気のなさ」というか禁欲ぶりに、もの足りなさを感じる方がいらしてもそれはそうかもなあという気はします。超硬派の、男の性(さが)の昇華というべき、ハードボイルド・ボックス。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2013年07月07日

    バラバラにそろえてしまったので収録曲をすべて聴いたわけではないが、ベートーヴェンやシューマンが締まっていて意外と良い。いつものヴァント流で大きく芸風が変化したということはないが、特に英雄などはベーム指揮ベルリンフィルを彷彿とさせる。ブルックナーももちろん荘厳で緊張感に満ちた素晴らしい演奏だが、個人的には、やはりベルリンフィルを締め上げた来日公演前後の老境の深淵を聴いた記憶を塗りかえるまでには至らなかった。。音楽の純度の高さを追求すれば、ベルリンフィルに比べてしまうとやはり遜色はあるかもしれないが、ベルリンドイツ交響楽団は決して拙いオケではなく、緊密なアンサンブルの力や管楽器の巧さや音色の明るさという魅力に富み、ベルリンフィルを指揮した時よりもやりたいことをやっているような快感に満ちているようだ。

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  • ★★★★★ 

    shef  |  栃木県  |  不明  |  2012年09月26日

    ヴァント晩年のライブ集は聴き応えがあった。ライブらしい雰囲気に満ちているし、それゆえに「荒さ」を見ることも出来よう。個人的には前者に魅力を感じる。歳を感じさせない生気溢れる演奏はいかにもヴァントらしい。ほとんどの演奏はスタジオ録音もあるし、別のライブ録音もあるが、ヴァントの演奏スタイルは大きく変わっていない。また老いれば演奏スタイルが変わるものだが、彼はそれも少ない。確固たる信念で音楽に臨んでいたことを窺い知れる。ベストはシューマンの4番。モノラルならアーベントロートやフルベンが決定盤として挙げられるが、ステレオでは「粘りつく情念」のバーンスタインを凌ぐベストではないか?天才と常軌を逸する紙一重の領域にあるリズム感が「重力のくびきから離れて」展開する様は背筋がぞくぞくする。低弦のリズムに支えられた金管の咆哮は心に響く。ベートーベンの1番もヴァントらしいリズム感の良さと清々しさを味わえる。シューベルトのグレイトは巨大な音楽だが、「起承転結」に欠け、平面的な一面を持つ。ケンペはやや前のめりのリズムで颯爽と駆け抜ける。ヴァントもまたリズムを軽やかに刻みながらシューベルトの美点である美しいメロディを謳いあげている。ブラ1は例によって冒頭からアレグロで突っ走る。この解釈には好き嫌いがあるが、全体としては「潔いほど」しっかりした構成を保ちつつ、内面から突き上げるエネルギーには頭が下がる。ヴァントにはどこかシューリヒトやフリッチャイに通じる「匂い」がある。演奏様式は異なるが、音楽に「潔さ」とか「清々しさ」を感じるのだ。そして構造力とそれを突き破らんとする精気溢れるエネルギーとリズム。ヴァントの美点を堪能できるライブ集だと思う。

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  • ★★★★☆ 

    やまC?  |  京都府  |  不明  |  2010年11月16日

    この演奏群はまとめて聞いてなんぼ、本人は聞いてほしいと思ってないかもしれない所も散見されるが、個人的にはミュンヘンやベルリンのものより味わい深くて耳触りがいい。 ホテルの洗練されたシェフが、たまに帰った実家の下町洋食屋で親父秘伝のタレを使って同じ腕を披露したみたいな感じで、灰汁も味の重要な要素である、ということを表現上楽しめる貴重な記録である。

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  • ★★☆☆☆ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  2010年05月04日

     皆さん,あまりの高評価の連続で,ちょっと引いてしまうが,私にはこの演奏は非常に違和感が強かった。全体に演奏が乱暴である。また,BDSOの演奏レベルが,残念ながらBPO,MPOと比較すると大きく見劣りする。ヴァントの演奏は,音楽の各パートを緻密に積み上げつつ,その中でオケの積極的音楽性を活かして,構築性と柔軟性を両立させているという演奏だと思うが,この演奏は,ヴァントがオケを十分掌握せず,ブラスや打楽器が勝手に突出している演奏が耳につく。音色もヴァントの演奏とは思えないほど,融合せず生のままである。ヴァントはこのような演奏を望んだのだろうか?特にブル/5は,オケの能力不足が甚だしく,BPOとの演奏を凌駕する部分は見つけられない。

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  • ★★★★★ 

    ∞er  |  東京都  |  不明  |  2010年03月06日

    かなり興奮させられるセットです。晩年のNDRとのブラームスは3番以外感動なく今回も危惧しましたが、結果レベルの違うすばらしさ。英雄はテンポの心地よさに金管を煽る熱さが同居する凄演。全体を通じ切り貼りしたライブ編集でないこと、オケがヴァントとの共演に興奮しているような共感が感じられる演奏群です。

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  • ★★★★★ 

    おっさん  |  東京都  |  不明  |  2010年02月26日

    ブル5の第四楽章しか聞いていませんが、マエストロヴァントさんのブル5の中でも一番の出来なのではないでしょうか。コーダでトランペットが苦しそうにしていますが、そんなのは全く気になりません。とにかく、低弦がうなりまくって、テンポの起伏が激しく、こんなに燃えまくっているマエストロヴァントさんのCDは初めてです。その他の曲目も大変楽しみです。

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  • ★★★★★ 

    算∂link  |  Osaka  |  不明  |  2010年02月03日

    Profilから素敵なボックス・セット(8CDs)の発売である。ブルックナーの第5番は1991年,コンツェルトハウスにおけるライヴ録音。直接音をしっかりとおさめ,低音域に余裕をもたせた見事なピラミッドバランスを楽しむことができる。ヴァント指揮のもとベルリン・ドイツ響は極限の燃焼度の高さを示す。その底力はいたるところで発揮され,オーケストラが一体となって鳴りきる威容は物凄い。金管の些細なミスにとらわれている場合ではない。特筆すべきは,少なくともこの1991年の演奏において,ヴァントの第5番は既に完成をみていたということである。BPO,MPOそしてNDRとの後年の演奏にみられるあらゆる特徴がここにあり,それら素晴らしき演奏群の原型であるといってよい。いつも思うのだが,ヴァントといえば厳しいばかりではない。第2楽章を聴けば”一聴瞭然”。こういうのを真に温かい演奏というのである。そして第1楽章,フィナーレの各コーダは,例えばBPO盤と比べて速さを感じさせるが,そこには一点の迷いもなく,あるのは美しくも凄絶なブルックナーの神髄である。前者は最高の音響美を誇り,後者を聴く者はいつしかこの上ない歓びに包まれることだろう。シューマンの第4番は1995年,コンツェルトハウスでのライヴ録音。音の傾向はがらりと変わるが,曲想にマッチした好感のもてる音質である。この曲には,近年の傑作にK.ザンデルリングのラストコンサート(harmonia mundi, 5CDs)がある。しかし今回のシューマン,これはちょっと凄いのではないか。ヴァントの指揮は冴えわたりセンス満点。それは第1楽章に顕著でほとんど即興的といってよいぐらいの自在感を示し,豊かなハーモニーが次から次に溢れ出る。弦楽器の処理に秘密があるのだが,このようなシューマンはかつて聴いたことがない。目眩を起こすほどに美しいシューマンである。最後にブラームスの第1番,第4番について。ヴァントにはNDRとの素晴らしい全集があるが,音の面で若干の不満を抱いていた方々もいるとのこと。本演奏にそのような心配は無用である。ヴァント・ファンの熱烈なブラームス党は快哉を叫ぶこと必至だろう。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年01月24日

    ヴァントの未発表の超名演をCD化したプロフィールレーベルの快挙である。ベルリン・ドイツ交響楽団はベルリン・フィルの存在故に影が薄い。しかし、私もベルリン・フィルハーモニーホールで実際に鑑賞したことがあるが、一流の指揮者と組んだ時は、ベルリン・フィルにも匹敵するほどの名演を行うことがある。本盤は、その最たる例と言えるだろう。ブルックナーの第5及び第9は、厳格なスコアリーディングに基づく凝縮化された造型、鋭い金管の強奏など、ヴァントの個性が全開であるが、ここでは80年代に見られたようなスケールの小ささは微塵も感じられない。90年代の後半のベルリン・フィルやミュンヘン・フィルとの至高の名演の高みに至る確かな道程が感じられるスケールの大きい名演だ。シューベルトやブラームスの交響曲については、本盤とほぼ同じ時期に手兵の北ドイツ放送響やベルリン・フィル、ミュンヘン・フィルとの録音が遺されており、ここでもヴァントの完成された至高の名演を味わうことができる。未完成の地下から響いてくるような重々しい厳粛さ、グレートの巨像の進軍、ブラームスの第1の終楽章の主旋律の独特のテンポ設定、第4の消え入るような繊細な開始や人生の諦観を感じさせるような抒情など、正に巨匠だけが醸し出すことができる至高・至純の境地と言えるだろう。シューマンの第4は、ほぼ同時期に録音した北ドイツ放送響を超える超名演だ。フルトヴェングラーやカラヤン、ベームは、最晩年にシューマンの第4の名演を遺して鬼籍に入ったが、ヴァントもこれらの独墺系の巨匠の列に連なることになったものであり、これぞ大器晩成の最たるものと言える。ベートーヴェンは、エロイカが圧倒的な名演。北ドイツ放送響との録音が89年であるだけに、現時点で発表されている演奏では最後のものとなる。それだけに重厚にして円熟の至芸を示しており、本盤こそヴァント最高のエロイカとも言うべき超名演と評価したい。併録のコリオランやエグモントの両序曲も素晴らしい。第1や第4は、後年に北ドイツ放送響との録音があり、そちらの方に軍配を上げたいが、それも高次元での比較であり、本盤の演奏を名演と評価するのに躊躇しない。

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  • ★★★★★ 

    平手造酒  |  東京都  |  不明  |  2009年11月28日

    ベートーヴェン4番、ブラームス1番は、10年以上前にNHK-FMで放送されました。オーケストラがひとつの有機体のように脈を打つ空前の演奏。今でも大切に聴いています(ただ、収録は本盤と異なり4月7日になっている)。もちろん、録音も素晴らしくFMを通してさえメジャーレーベルより生々しいほど。マスタリングで演奏の持つ体温をそぎ落とさないで欲しいというのが唯一の願いです。私家盤で出ていたシューベルト9番ももちろん素晴らしいです。発売前ですが期待を込めて書かせていただきました。

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  • ★★★★★ 

    静岡のMahler  |  静岡県  |  不明  |  2009年10月25日

    NHK-FM放送でのブルックナー9番を2トラで聴かせていただきました。ベームの日本公演(FM東京)、テンシュテットの日本公演等ラジオから聞こえてくる音がCD化されてがっかりばかりです。今回のプレス盤は大丈夫ですかね!終生大事に聴けるCDがろくにないのはなぜですか?当時の演奏、音は評価5です!

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  • ★★★★★ 

    蝉の抜殻  |  神奈川県  |  不明  |  2009年10月01日

    ブルックナーの5番、シューマンの4番、ブラームスの1番4番は私も初めて知った音源。それ以外の音源はCDで持っている人もいるでしょう。ただし今回収録されてないベートーヴェンの5番、チャイコの5番の音源は今後第2弾として必ず出して欲しい。既出のものの音質は、どれも最高水準の見事なものです。本数の少ないマイクで収録されているようで、これまで複数のマイクによってバラバラに解体されていたヴァントの音とは次元が違う、見事にブレンドされた音が聴けます。アコースティックな音が本当にわかる人にはたまらないと思う。演奏自体も凄い。決して一流とは言えないオケが全身全霊でヴァントの音楽を再現しようとする。近年では、テンシュテット+LPO、ジュリーニ+LAPOあたりでしか聴けない絶対的に指揮者を信頼しきった音楽。いろいろと意見はあると思うが、そのような音楽が大好きな人にとって、これはヴァント最高最強の演奏群だと思う。私?たとえダブっても当然買います。長くなってゴメンなさい。

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