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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質B】 ピアノ・ソナタ第15、18、21、30番 バックハウス(1969ステレオ・ライヴ)(2CD)

【中古:盤質B】 ピアノ・ソナタ第15、18、21、30番 バックハウス(1969ステレオ・ライヴ)(2CD)

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    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2016年04月25日

    素晴らしいCDだ。ファンにとっては神の演奏が聴ける。バックハウスの晩年の演奏はやはり年齢によりムラがあると思うが、亡くなる三ヶ月前のこのベルリン・ライブはよほど調子が良かったのではないか?ミスタッチは「ワルトシュタイン」で散見(聞?)されるが、何よりあの重いタッチと音色が健在なことが何より嬉しい。ベヒシュタインだからというのは皆さんのいわれる程気にならないが、演奏のせいもあって華やいだ気配を添えている感はある。それが素晴らしいステレオの音で聞けることに感謝したい。『田園』は興が乗っていたのか、かなり動きの多い、というかライブならではのノリの良さが目立ち、老人はいつもより早足で田園を逍遙する。心の泡立ちを抑えられないかのようだ。渋くて動きの少ないスタジオ盤とは好き好きだろう。Op.31-3でもそれは継続しており、如何にも嬉しそうに音楽が生起していく。老人の低回趣味はいささかも見られない。スケルツォの若やいだ心の弾み方はどうだ。最後のリサイタルで弾けないで終ってしまった終楽章もここでは闊達極まりない。天衣無縫といおうか。「ワルトシュタイン」は、スタジオ録音が早い時期のために音質が今イチであったので、この録音の方がバックハウスの壮大なピアニズムを遥かに味わえる。フィナーレは少し疲れたかなぁという感もあるが、全体としては迫力満点で豪快そのもの。85歳時で死の少し前の人の演奏とは思えない。Op.109(CD二枚目はこれだけ=17分)もライブらしい即興性が目立ち、主題のモチーフからして冒頭の十六分音符を短く切り上げ付点音符に引っ掛けるように弾く所がスタジオ盤と違い、アゴーギグも大きい。ここも好き好きかもしれない。でも最後の変奏曲はやはり感銘深い音楽だ。

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    mimesis9  |  岡山県  |  不明  |  2012年03月10日

    ライブながら大変な高音質。心ふるえる演奏に堪能しました。ライブのバックハウスに脱帽。

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  • ★★★★★ 

    ニシヤン  |  和歌山県  |  不明  |  2010年10月09日

    今年の9月に、バックハウスのモ−ツァルトとブラ−ムスのピアノ協奏曲のライブ録音を聴いて感動したが、このライブも極め付きだ。ピアノがベ−ゼンドルファ−でないため、最初は少し違和感があったが、曲が進むにつれてそんなものはどこかへ消えてしまった。いずれも彼が好んで弾くベ−ト−ヴェンのソナタであるし、どの曲も一見淡々と進んでいくように聞こえるが、これこそ彼が到達した境地であろう。しかしながら、ブラ−ムスの協奏曲でも述べたように、これらの演奏は決して枯淡の域ではない。演奏そのものが若いし、彼自身3ヵ月後に人生の終末が来るなどとは、思ってもいなかっただろう。彼の最後の演奏会で、誰もが聴けなかった18番の第4楽章が、ここでは華やかに演奏されているし、15番は彼自身がこの曲を演奏して楽しんでいるようだ。細かいところで少しミスはあるにしても、豪放な演奏のワルトシュタイン、そして、いちばん気に入ったのは30番だ。まだ10代の頃、この曲を初めて聴いたのがバックハウスのモノ-ラルLPレコ−ドだったせいもあるが。 

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  • ★★★★★ 

    ひろととろ  |  神奈川県  |  不明  |  2010年07月23日

    「田園」の冒頭の、波打つようなフレージングから、まさに馴染みに馴染んだバックハウスの演奏である。ただひとつだけ異なるのが、ベーゼンドルファーの柔らかい音色で無いことだ。特に高音域での華やかさはかなり異なる印象を受ける。この録音を聴いていると、年齢からは想像できないほど力強いタッチであり、そこには曖昧さなどは微塵も感じられない。テクニックの衰えを指摘する向きもあるのは理解できるが、果たしてそうなのだろうか。私には「単なるミスタッチ」と考える方がふさわしいと思えるが。そして、それこそが(今時の偽ライブではなく)編集などされていない、まさにライブなのだろう。ベヒシュタインを弾くバックハウス。全然異なる話ではあるが、最近久々に聴いた、ベルリン・フィルを指揮するバーンスタイン、をふと思い浮かべてしまった。同じ「フィルハーモニー」でもあり、また「ミス」もあり(衰えか・・?まさか!)

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  • ★★★★★ 

    ノンリク  |  和歌山県  |  不明  |  2010年07月15日

    素晴らしいです。晩年のライヴで感じられる技術的な衰えはここでもやや感じられますが、それ以上に晩年の演奏で象徴的などこかに到達したようなピアノを聴く喜びを実感できるような演奏がここでも聴けます。『最後の演奏会』では第4楽章まで弾くことができなかった18番。躍動感のある演奏がここでは最後まで聴け、バックハウスファンとしては涙ものです。21番、30番も最高の演奏で期待以上の内容でした。また音が素晴らしくいい!ぜひぜひ多くの方に聴いて頂きたいCDです!大推薦!

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    ゆうね  |  神奈川県  |  不明  |  2010年07月14日

    齢85歳になったばかりのバックハウスの非常に生気に満ちた演奏を聴くことができます。作品31の3の第3楽章が終わり、快活に第4楽章が始まったとき、思わずほっとしました。なぜなら、この演奏会のわずか2か月半後、オーストリアのフィラハで行われたリサイタルの最中、第3楽章を弾き終えたところで、バックハウスの演奏は中断してしまうのです。これが彼の最後の演奏会となりました。このCDは、そんな予感を微塵も感じさせない演奏会の記録です。ワルトシュタイン・ソナタなどは、ちょっと衰えも感じさせますが、それを補って余りある気迫に脱帽しました。久しぶりにベートーヴェンらしいベートーヴェンを聴きました。やはり、この人は超一流のピアニストだったと改めて感銘を受けました。

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