【中古:盤質A】 交響曲第3番、ハイドン変奏曲 クナッパーツブッシュ&シュトゥットガルト放送交響楽団
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広島のパヴァンヌ | 広島県 | 不明 | 2012年10月22日
これ、面白いです。テンポの遅さと言ったら、他ではあり得ません。演奏時間は交響曲が42分強、ハイドン変奏曲が23分弱ですから、このロングタイムに勝るものがあったら教えて欲しい。交響曲は初っぱなからスローテンポで、しばらくすると大きなブレーキが掛かり、旋律が時に金管のロングトーンの場面に変身。それでもブラームスを感じさせるところは、さすがクナ。それにしても、楽員はよくついていったもんですね。ハイドン変奏曲も金管がとちりながらも、聴かせる演奏になっています。これらは、スタンダードな演奏ではありません。完成度は高くありません。はっきり言って、時に破綻しています。それでも、この曲の新たな側面を確認できるし、他では味わえない充足感があります。と言うわけで、取り合えす評価は★5つとしておきます。甘すぎますかね。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2008年07月16日
他の盤はまだ聴いていませんが、1963年SRSOとのクナッパーブッシュのブラームス交響曲第3番はやはり彼らしいアプローチでクラシック音楽鑑賞の醍醐味の片鱗に触れたおもいです。第1楽章からスローウテンポは想定範囲内ですが時として縦の線が合っていないように思われるのも彼ならではの芸であります。そういったテンポのせいか各パート演奏がよく分り、例の第3楽章での中間部のテーマを鳴らすホルンの哀切さには・・・、終楽章も慌てず各音の意味を考えさせる私にとって「最高」の盤です。余白ハイドンテーマ変奏曲も然りであります。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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火へんに華 | 千葉 | 不明 | 2007年07月16日
なんとも生暖かい演奏。人によってはただぬるいだけにも感じられよう。録音は擬似ステレオ的なモノラルだけれど、クナのブラ3では最優秀の部類に入る。なかでも4楽章が良い。とにかくテンポが遅い。怪奇趣味と抒情趣味が交錯している。聴いていると徐々に圧倒され興奮してくる。その興奮はいくぶん倒錯的な感じがする。だが、聴き終わったあとは、不思議と爽やかな感動を覚えるからおもしろい。大まじめに取り組んだギャグは見ていて爽快なのと同じだ。録音にまつわる誤情報で手に取るのが遅れてしまったが、それで聴き逃すのには惜しいCDだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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顕 | 岐阜県 | 不明 | 2007年03月18日
これは異様な音楽だ。でも聴いてみる価値はある。しかし、ブラームスの第3交響曲をいつも聴くのならやはりフルトヴェングラーということになるだろうな。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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