【中古:盤質B】 交響曲第9番 クラウディオ・アバド&ウィーン・フィル
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またたび度々 | 宮城県 | 不明 | 2021年07月07日
初回発売の当時は個性的な第9と目されていた。確かに第1楽章冒頭からそれまでに聴いたことがないような音楽が始まる。第2楽章もテンポ設定ひとつ取っても一筋縄ではいかない。第4楽章の冒頭もプレストのままに爆走と言った具合であった。当時はホグウッドによる古楽演奏のベートヴェンも始まっていて、そうしたことも影響しているのかと思っていた。今となっては更に個性の強い演奏が多数存在していることを考えれば、この第9はスタンダードな演奏の部類に入るのかもしれない。尚、第2楽章はすべての反復を実行している。第3楽章は従来盤では感じられなかった空間の広さようなものが感じられる。SHM-CD化による音質向上の成果だろう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mulder | 福島県 | 不明 | 2013年12月08日
ベルリン・フィルのものとは別人のように聞こえるかと思いきや,アーティキュレーションはこの録音から一貫しているところが多いようだ。しかしやはり,アバドはウィーン・フィルとの相性が一番だった。ベルリン・フィルに行くべきでなかったし,ウィーン・フィルもアバドを切るべきでなかった。いまだにウィーンに復帰しないのはクラシック音楽会の不幸である。より激しく壮絶な1987年3月の来日公演のライヴをCD化してほしい。何とかしてください,NHKさん!6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カズニン | 東京都 | 不明 | 2013年07月11日
堂々とした構えの演奏で聴きごたえがあります。録音も爽やかで素晴らしい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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S.A.倉田 | 大阪府 | 不明 | 2011年05月28日
重厚かつ荘厳な演奏で好ましい。ウィーンムジークフェラインの壮麗な内装を写したかのような優雅な演奏と、アバドならではの気品やしなやかさも、私にとっては非常に好ましい。さらに全体を通してとても出来が良いため、数ある第九の中でも上位に置きたい演奏だ。また、再リリースの機会が多いことからDGがこれを決定盤の一つだとしていることが伺えるが、私もまたやはりそれだけの価値のあるものだと思っている。ぜひ聴いてみて欲しい。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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