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バッハ(1685-1750)

CD 【中古:盤質AB】 無伴奏チェロ組曲全曲 カザルス(新リマスタリング)(2CD)

【中古:盤質AB】 無伴奏チェロ組曲全曲 カザルス(新リマスタリング)(2CD)

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年08月29日

    バッハの無伴奏チェロ組曲はあらゆるチェリストにとっての聖典とも言うべき不朽の名作であり、本盤のカザルスによる演奏を嚆矢として、錚々たるチェリストが数々の演奏を遺してきていると言える。カザルスによる本演奏は1936〜1939年のSP期の録音であり、その後に録音された他のチェリストによる演奏と比較すると音質は極めて劣悪なものである。そして、単に技量という観点からすれば、その後のチェリストによる演奏の方により優れたものがあるとも言えなくもない。演奏スタイルとしても、古楽器奏法やオリジナル楽器の使用が主流とされる近年の傾向からすると、時代遅れとの批判があるかもしれない。しかしながら、本演奏は、そもそもそのような音質面でのハンディや技量、そして演奏スタイルの古さといった面を超越した崇高さを湛えていると言える。カザルスの正に全身全霊を傾けた渾身のチェロ演奏が我々聴き手の深い感動を誘うのであり、かかる演奏は技量や演奏スタイルの古さなどとは別次元の魂の音楽と言えるところであり、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な凄みがあると言えるだろう。その後、様々なチェリストが本演奏を目標として数々の演奏を行ってはきているが、現在においてもなお、本演奏を超える名演を成し遂げることができないというのは、カザルスのチェロ演奏がいかに余人の及ばない崇高な高峰に聳え立っていたのかの証左であると考える。いずれにしても、カザルスによる本演奏は、バッハの無伴奏チェロ組曲を語る時に、その規範となるべき演奏として第一に掲げられる超名演であるとともに、今後とも未来永劫、同曲演奏の代表盤としての地位を他の演奏に譲ることはなく、普遍的価値を持ち続けるのではないかとさえ考えられる。前述のように、本演奏は音質面のハンディを超越した存在である言えるが、それでも我々聴き手としては可能な限り良好な音質で聴きたいというのが正直な気持ちであると言える。私としても、これまで輸入CD盤やリマスタリングされた国内CD盤(EMI)、さらにはナクソスやオーパスなどによる復刻など、様々な盤で本演奏を聴いてきたが、これまでのところ最も優れた復刻は本オーパス盤と言えるのではないだろうか。本盤は、以前発売されていた同じオーパス盤よりも更なる音質改善(2010年に行われた新たなリマスタリング)されているようであるが、当該リマスタリングによって若干ではあるがかなり聴きやすい音質に生まれ変わったと言える。そして、ノイズの低減を最小限とすることによって、カザルスのチェロの低音が生々しく再現されるのが、他の復刻CDとは次元が異なる素晴らしい音質と言えるところであり、本オーパス盤こそが、現時点での最も優れた復刻CDであると高く評価したいと考える。

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  • ★★★★☆ 

    juntaro  |  兵庫県  |  不明  |  2011年03月02日

    この演奏はもともとパリでの1930年代後半のSP全曲録音にもかかわらず、イギリス盤・アメリカ盤・日本盤の各復刻を比較するとかなり響きが異なります。1920年代の第3番の録音以来、カザルスの全曲初録音の意気込みを感じさせる、またスペイン内戦を経験した後の不穏なヨーロッパ情勢の中で、その魂の記録として、この録音は重要です。日本盤は楽器に隣接したダイナミックレンジが割れるような音で、イギリス盤は、カザルスの繊細な旋律線の表現の深みを豊かに再現しています。アメリカ盤はその中間、そして戦前のSP原盤はどれよりもさらに豊かな音響を有していることです。このopus盤はそうした差異を含めた研究盤と言えるでしょう。ヨーヨーマ、マイスキー、ビルスマ、ケラスといった古今の名手を知った後でも、カザルスの弓は不思議な力を感じさせます。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年12月14日

    LP化したエンジェルGR盤で長く聴いていたもので3枚各々の説明・解説とともに紺地に金ラベルのジャケットが特徴でした。更にCD化それも本盤の様にいろいろな音色技術で改訂復刻盤がリリースされて私などには正直フォロー出来ていないのが現状です。たヾ1930年代後半カザルスが小生の年頃での収録、今となっては音状態は勿論演奏技術自体も幾らでも優れている盤は他に散見されるのに彼の本家物というかとにかく曖昧さの無い人生肯定的な悠々とした精神性はクラシック録音盤の「最高」の一角を占めるのに充分だと思います。復刻音質状態は様々であっても基本的には内面精神と外面造形はきっちり聴けチェロ作品としては無論のことカザルス演奏盤としてベートーヴェンのチェロソナタが新約聖書とするならバッハの無伴奏組曲はチェロの旧約聖書に位置づけられることを再認識する本盤です。データ的なものだけは記しておきますね。第1番(1938年録音、演奏タイム計16’00)、第2番(1936年録音、演奏タイム計19’53)、第3番(1936年録音、演奏タイム計20’18)、第4番(1939年録音、演奏タイム計22’40)、第5番(1939年録音、演奏タイム計22’11)、第6番(1938年録音、演奏タイム計28’03)と夫々なっております。何れにしても最低どの盤でも良いのでとにかく先ず手元に置きあとは違う盤でその違い等を楽しむことかと思います。こと演奏に関しては今更何のコメント付け加える必要もないクラシック・レコード中の古典、最高ランクでありましょう。解説はチェリストの鈴木氏で読み応えありそうですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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