どんでん氏ネ  |  兵庫  |  不明  |  2007年09月10日

緻密さならDELTA。迫力ならVeneziaを聴こう。この二つの復刻を聞き比べるのは、この上なく贅沢なものだ

 

望月ハルヒ  |  愛知県  |  不明  |  2012年10月31日

何種類も存在するこの演奏を収録したLPの中から、従来のメロディアLPではなく、教育用に製作された特別盤からの復刻です。 少なくとも、私が聴き比べた限り、このCDの復刻が一番音が良いように思われます。 演奏については、皆様方が仰るとおり申し分ありません。

 

一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2009年01月08日

フルトヴェングラーの「合唱」は有名な1951年バイロイト版の他に何種類かの演奏がCD化されており種々彼の演奏のバラエティを楽しめますが私は昔このバイロイト版と本盤演奏である1942年BPO版をLPで聴き比べたりしておりました。BPO版はアメリカエベレスト盤で録音もソース次第なのか芳しくなくても戦時下の緊迫したものが窺われ、全体に即興的なところが活きタイム的には短めで第2楽章の気迫や終楽章のクライマックス・・異常なフェルマータや追い込みオケ、合唱の集中度とスピードは乱れつつ凄く、一つのライブ演奏芸術としては素晴らしいです。

 

金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  2008年12月13日

音をいじらない復刻姿勢は評価したいが、レコードの針音はずっとしているし、音割れも気になる。これならメロディアのテープからの物の方がよいと思う。 演奏の迫力は出ていると思う。

 

ケルビーノ  |  浜松市  |  不明  |  2008年02月27日

これは録音の古さを超越した名演だ！！音割れもあるし、コーラスの分離も良くない。しかし次第に気にならなくなって来る。当時の技術では収まらない程の凄い演奏だったのだ。東芝ＥＭＩの貧しい音のＣＤしか聞いたことが無い自分を驚かすには十分だ！バイロイト盤が生ぬるく感じる程ただならぬ迫力を感じる。

 

武岡民紘  |  宮崎県北川町  |  不明  |  2008年01月06日

これら二つの第9におけるデルタの復刻は、音の微細な動きを顕微鏡で見るような繊細さ、しっとりとした響きの中庸さ、そして初出盤への敬意が、日本人の感性により結集させられた現時点での集大成である。しかしCD規格の限界か、デルタの復刻の多くには共通してふさふさした毛のような針音が付きまとっている。今後はアナログ盤のどろりとした密度の濃い音を再現するために、SACDやBLU‐RAY等の高スペックメディアへの移行を期待する。そして願わくば、演奏・録音史における金字塔でありながら現在黙殺されている、巨匠の戦前戦中のワーグナーライヴを出版していただくことを熱烈に希望する！

 

なにわん  |  大阪  |  不明  |  2007年12月15日

フルヴェンと言うとバイロイトの第九ばかりが注目されますが、 演奏の迫力、精巧さではこちらのほうが軍配が上がると個人的には思います。 鬼気迫る演奏をこのCDでは多少のノイズがはいるものの見事に復刻されており、聴いて損はないと思います。 しかしこれは実際の演奏を聴いてみたかった、そう思わずにはいられません。さぞ迫力のある凄演だったのだろうと想像させられてしまいます。

 

ふるふる  |  埼玉  |  不明  |  2006年12月20日

古今東西、プライベート盤も含め数多くの同演奏の復刻を持っていますが、このDELTA盤が最も素晴らしい。戦時中のベト4・5の復刻も併せ、負最高の復刻をしています。

 

jimi-lee  |  愛知県  |  不明  |  2006年11月22日

良い復刻であると思います。MYTHOSの力強いエネルギー感はないものの、荒っぽいところのない整った良質の音となっています。シリシリ、パチパチという雑音は殆ど気にならないレベル。それでいて、ノイズとともに音楽の成分を削ってしまったような事もなく、豊かに響き渡ります。演奏内容については、世評通り熱気と迫力に溢れたもので、「コリオラン」は勿論、これの後にバイロイトを聞くと生ぬるく聴こえてしまうほどである。

 

項羽  |  中国  |  不明  |  2005年11月02日

この演奏は２つとも好きなのでいろんなCDを持っているが このCDは正直言って感心しない。 まるで全部の楽器が一列にならんで演奏しているように聞こえる。 いろいろいじってると言われるMYTHOSの方が実演のプレゼンスを良く伝えていると私には感じられる。 ちなみに私が好きなのは42年第九は仏協会盤、OTAKEN盤、42年ゲレイトはRCO盤、MYTHOS盤あたりかな。

 

モンちゃん  |  徳島市  |  不明  |  2005年04月27日

フルトヴェングラーの戦時中の第九は、他のレーベルからも色々出ているが、このデルタ盤は、他を上回る出来だ。ＳＡＣＤ盤で出しているところもあるが、恐らくＣＤとしては最高！！