【中古:盤質AB】 アルプス交響曲、『影のない女』管弦楽曲集、『サロメ』〜7つのヴェールの踊り ヴラディーミル・ユロフスキー&ロンドン・フィル(2CD)
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年07月28日
驚くべき解像度 信じられない透明度 19世紀末〜20世紀初頭 最も巨大なオーケストラを駆使するR.シュトラウスの音楽がその構造形態を開示していくようだ “アルプス交響曲”は室内楽のようにパート間の絡みが見通せる フレーズとモチーフがピースとしてどう組み合わされているのか分かる 立体構造物としてのオーケストラ曲の面白さが先に立つ 情趣・感情は後から馨る 唯物論的発想がロマン派音楽の一つの帰結だったことを示す演奏 ”七つのベールの踊り”を挟んで オペラ“影のない女”からユロフスキによってセレクションされた組曲が聴ける 音楽はよりアヴァンギャルドを含むが 情感が溢れ出す 極めて人間の心情に深く根ざした音楽 ユロフスキの共感が行き渡って濃密な表情を見せる これまでの10年間もそうだったが ユロフスキ&LPOからますます目が離せなくなった あなたも如何2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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