トップ > 中古(販売・買取)CD / DVD / アナログレコード / 本 / ゲーム > 中古 > ショスタコーヴィチ(1906-1975) > 【中古:盤質AB】 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番『革命』、武満徹:『フロム・ミー・フロウズ・ホワット・ユー・コール・タイム』 佐渡裕&ベルリン・フィル(2CD)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

CD 【中古:盤質AB】 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番『革命』、武満徹:『フロム・ミー・フロウズ・ホワット・ユー・コール・タイム』 佐渡裕&ベルリン・フィル(2CD)

【中古:盤質AB】 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番『革命』、武満徹:『フロム・ミー・フロウズ・ホワット・ユー・コール・タイム』 佐渡裕&ベルリン・フィル(2CD)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (6 件)
  • ★★★★☆ 
    (6 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:12件中1件から12件まで表示

  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年01月09日

    2011年6月NHK/BSでオンエアーされた様に丁度50歳になった佐渡裕さん(以下敬称略)が子供の頃からの夢を実現させるBPOを指揮しての定期演奏会デビューはヨイショ記事の面はあるにしても「BPOを本気にさせた」大勝利に一段落したのですが本盤はその演奏会ライブを収録しているのにその聴衆の拍手.歓声等雰囲気がカットされているのが先ず残念と思いました。演奏自体は先ずショスタコーヴィッチ交響曲第5番(タイム@17’38A5’44B15’11C11’27)はマァマァの仕上がりでこの曲自体が誰がどう振ってもある程度の演奏効果を上げ易い事もあるのですがBPO演奏は珍しい事が第一に注目しました。この曲のリハーサル冒頭BPOメバーから3・11大震災に対して見舞いメッセージを受け取った佐渡は緊張もし遠慮するところも無きにしも非ずといった具合で正直BPO側も新人指揮者の為に演奏してやろうという様子すら先のNHK番組で見て取れました。しかし彼はそのメンバー連中に心底アプローチし本番出来上がりは全体ライブ故の若干のアンサンブル乱れはあったにせよ時折曲に挿入されるVソロを務めたコンサートマスターの樫本(当時33歳)のサポートもあり神経の行き届いた感じになっておりました。第1楽章、第2楽章はややゆったり目な毒のない運びでBPOのサウンドが発揮されます、寂寥感がこみあがる様に表現された第3楽章を経て最終楽章はスタートはやや速めに動き〆に向かっては見得を切る如くどっしりティンパニーを強調してゆっくり閉じられます。もう少し起伏感があってもと勝手に思った最終楽章ではありましたが聴衆の拍手・スタンディングオーベションが入っておればCD聴く側も引きずられたかもしれません。もう一つの曲 武満徹の「5人の打楽器奏者とオーケストラの為の〜フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」(トータルタイム31’02)は日本人指揮者しか振れない静謐な曲という感覚もあったのでしょう、BPO選抜メンバー(来日デ馴染みのフルートのE..パユ他)も流石佐渡にある敬意を持っての演奏だったのでしょう。勿論私も初めて聴いた曲なのですが武満独特の東洋的水墨画的世界が展開され私も時々ブラつく佐渡の出身地 京都の竹林や厳しい日本庭園の映像のバックに流れるのに相応しいその緊迫感は息詰まりそうでもありました。ベルリンフィルハーモニーホールの五角形に合わせた様にネクサスを構成する人数である「五」を基数に置いての曲でもあり水・火・大地・風・空を象徴して5人の管楽器奏者は青・赤・黄・緑・白上着で演奏しているらしく、この辺りはどうも視覚に訴える要素が大きくDVDで見たらより意図が掴めるのではないかと思った次第です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年10月14日

    佐渡さんのショスタコーヴィチ5番は、いかにも彼らしいダイナミックな演奏で感銘を受けた。印象に残ったのは第3楽章。かなり遅いテンポで震災の犠牲者を悼むレクイエムのような祈りの音楽だった。阪神大震災でも東日本大震災でも、師の教えを守って被災地支援や交流に心血注いできただけに、その感情がこの演奏に昇華したものだろう。第3楽章以外は師匠バーンスタインの演奏に実に良く似ており、一瞬バーンスタインがベルリンフィルに再登板したような錯覚を覚えた。悪く言えば、バーンスタインのコピーなのだろうが、ベルリンフィルの高いアンサンブルを背に極めて洗練された響きを手にしており、佐渡さんの代表的録音といってよいものになっている。代わりに、彼の持ち味でもある粗野さと紙一重の荒々しさは息を潜めている面も否めず、アメリカの有名オケならまた違う結果が出たかも知れない。武満徹「フロム・ミー・フロウズ・ホワット・ユー・コール・タイム」は比較的有名な曲なのに初めて聴いたので、論評を差し控えるが、映像で見たほうが絶対面白い。NHKBSでも見てCDもだいぶ前に買っていたのにすっかりレビューを書きそびれていたが、ベルリンフィルの演奏会には優れた若手が次々ひしめくが、その中で佐渡さんのベルリンフィル再登板を祈りたい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    ダルマ人間  |  茨城県  |  不明  |  2012年06月25日

    レンタルで聴いただけだが、タケミツ作品をこのような形で取り上げてくれたことに感謝。ほとんど聴いたことのない作曲家だったけども、この素晴らしい美演を通じて魅力に触れることが出来たから。オケのほうも、あまりやったことのない曲だったと思うので好奇心からか意欲的だったのではないか。佐渡氏はこの曲が広く世に知られることに貢献してくれた。武満作品をもっと聴きたいと思った。さて、本当は(ショス)タコの5番を目当てにしていたのだが、こちらはあまり感心しなかった。いわくのつきまとう曲だが佐渡氏は直球のスタイルなので、オケの方にも身を捨てるような燃焼度を期待したかったが、やはりそこはベルリンフィルらしくどこか一歩下がって醒めたところが残っていたように思う。初めての顔合わせなので冷静に指揮者についていこうとはしていると思うけど。無論凄みも表現の幅も爆発力も十分な一級品の演奏ではあるのだが…献身度的には明らかにタケミツの時ほうが上では?演奏も若干荒っぽいところがみられたのがとても残念だ。オケになめられているようにも感じてしまって気分が悪かった。佐渡氏が本気なだけに。よってタケミツ5点、タコ3点。佐渡氏が今度また呼ばれることを願って。ブルーレイ購入予定。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    モーリス・ドビュッシー  |  茨城県  |  不明  |  2012年01月26日

    佐渡裕はこういったCDレビューであまりに評価が低いと思う。それにはいろいろな理由があろうが(自分は別レーベルへの移籍を強く望む!)実演を何度も聴いた限り,音楽に対する思いを前面に出し,説得力のある演奏をしていると思った。自分は積極的なサドラーではないが,好きな指揮者の1人である。その彼が長年の夢であったベルリンフィルを指揮してショスタコ&武満・・・・果たして?・・・期待通りの熱い演奏を繰り広げて感動的。静かな部分でもよく歌っていると思うし,初共演としては大成功だろう。部分的にオケに助けられているような所もあるが,これから何度も顔合わせしていく中で,更に素晴らしい演奏を聴かせてくれることを願わずにはいられない。武満も素晴らしい演奏。ただ別の方も書いていたが,この曲の立体感を出すのはやはり2チャンネルでは難しい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    天使  |  宮城県  |  不明  |  2011年07月31日

    佐渡さん、おめでとうございます。私はショスタコーヴィチの交響曲が好きです。やっとベルリンフィルの5番が・・・・この曲、私はあまり難しく聴くことはありません。昔、ソロモン・ヴォルコフの「ショスタコーヴィチの証言」を読んだことを思い出します。不謹慎かも知れませんが、ごく気楽に聴いています。 今回の佐渡さんとベルリンフィルの演奏はBSで放送されたものをハイビジョンで録画したものも聴いていました。とても楽しめました。DVDやブルーレイの発売が楽しみですね。パユをはじめとする腕自慢のベルリンの各奏者たちの妙技を堪能することができます。上手とかうまいとかではなく、別の次元の集団であることがよくわかります。3楽章では涙が出てしまいました。佐渡さんそしてベルリンの皆さんありがとう。感謝の気持ちでいっぱいです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    Oh!猿さん  |  長野県  |  不明  |  2011年07月19日

    武満作品はマルチ・チャンネルで聴きたい。5人の打楽器奏者がホールのあちらこちらから演奏しながら登場した。ショスタコーヴィチの第5番は第3楽章が美しい。震災で亡くなった人たちへのレクイエムかと思った。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    tbo  |  不明  |  不明  |  2011年07月10日

    ひとまずはデビュー公演の成功に対しておめでとうと言いたい。ベルリン・フィルは、熱心に、渾身の力で演奏しているように見受けられる。ここに、新人(もちろんベルリン・フィルにとって)の佐渡を舐めるような態度は全く無い!佐渡もオーケストラとよくコミュニケーションをとり、しっかりドライブしているようだ。武満徹の『フロム・ミー・フロウズ・ホワット・ユー・コール・タイム』について、この曲は私は初めて聴くのだが、なかなか面白いし、良い演奏だと思った。ショスタコーヴィチの交響曲第5番については、その曲想からしても深みや凄み、訴求力というものがもう一つ欲しくなる。これは今後に期待といったところで、この公演の成功を受けて、再びの客演そして更なる活躍を願いたい。コンサートマスターを務める樫本君も写っているジャケットはカッコよく、また日本人としては嬉しく誇らしくなってしまうものである。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    おたふくかぜ  |  熊本県  |  不明  |  2011年07月10日

    いいじゃないですか、ショスタコーヴィチ。そもそも「ショスタコーヴィチだから苦しまねばならない音楽」にしなければならない理由は?苦しんだらそれでいいのか。それ以前にショスタコーヴィチの苦しみとは、一体?しかも誰がそれを分かち合い再現可能なのか。音楽の使命は苦しむことではない。少なくとも、音楽の唯一の目的ではない。インバル、ビシュコフ、ゲルギエフなどと共に評価します。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    pf  |  東京都  |  不明  |  2011年06月29日

    都合で、演奏はテレビで観たのみで、CD/DVDはまだ購入していないのですが、この演奏会の武満作品は本当に素晴らしいです。学生時分、武満徹さんの作品によって、「音楽」は「音(そのもの)」が心を打つものでないと、それは美しくないし楽しくもないと教えられた(気付かされた)のを思い出します。日本人である佐渡さんが日本人の作品ならではの感性をベルリン・フィルのメンバーに伝えられたから出せた音、と思いました。そしてショスタコーヴィチの演奏も悪くないのです。日本人としてこの評価は多少ひいき目なのかも知れませんが、もし、わざわざ叩いて出るホコリを吸うために音楽を聴くのなら、それは文化的でも建設的ではないと思っています。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    HIRORON  |  埼玉県  |  不明  |  2011年06月19日

    ベルリン・フィル定期デビューおめでとうございます!! これを期にドキュメンタリーがテレビで放映され、今までに知らなかったマエストロ佐渡のあらゆる面を知ることができた。いつも率直で、真っ直ぐな人柄が、音楽にもすばらしく反映され、映像ではなくCDからもすごく伝わってくる!! 今後コンサートライヴのDVD、ブルーレイも発売予定なので、待ちかねているファンもおおいのではないだろうか。世界が今マエストロ佐渡に注目している!!

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    あまでうす  |  神奈川県  |  不明  |  2011年06月18日

    まず武満徹の「フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム」ですが、これが今まで誰からも聴かされたことのない希代の名演奏でした。 指揮者がなにかを意図的に仕掛けた形跡はまったくなく、ただ作曲者が楽譜に記したとおりを、素直に朴訥に音にしていったに過ぎないのですが、ベルリン・フィルの奏者、とりわけ5人の打楽器奏者の妙技が、武満の音楽の特異性と素晴らしさをいやがうえにも引きだして、最後にカラヤンサーカスの天井に吊るされた鐘が天国からの妙音を降らせる箇所では涙が出てくるほどの名演でした。 バッハやベートーヴェンなど西欧の音楽家が、「存在を沈潜して神の前での無に終わる」という音楽を書いたのに対して、武満は、「空無から出発して宇宙的存在に至る」という、それまでとはベクトルが180度異なる革命的な音楽を創造したのですが、そのことの意義をものの見事にあきらかにした奇跡的な演奏でした。 けれども次のメインの曲、ショスタコーヴィッチの二短調作品47の交響曲は、ベルリンフィルの献身に支えられた熱演とはいえ、何の感銘も感動もない凡演、と言って悪ければ、普通の演奏でした。 指揮者が曲の核心に第3楽章を据えたのは正解ですが、どのような思いで作曲者がこの悲痛なラルゴを書いたのか、その意味がよく分かっていない、あるいはそういうところまで遡って曲想を鋭く抉ろうとする意思が、この指揮者には(にも)ないようです。 彼の師匠であるバーンスタインも、ショスタコーヴィッチの生と思想に想像力を巡らせることなく、ただ音響のみが乱高下する大力演を残していますが、ことこの作曲家の演奏にかんしては、いま流行の純器楽的解釈で臨むのは、よいアプローチとはいえないのではないでしょうか。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2011年06月01日

    フライングで失礼。ライヴでご覧になった方もおられるのでしょうが、これは楽しみ。しかし、武満のこの作品こそマルチチャンネルでしょう。SACDでないのが残念。あと、ひとつのコンサートを収めたということだから、Blue-RayとDVDで出ないかなと思う。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:12件中1件から12件まで表示