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ベートーヴェン(1770-1827)

CD ピアノ・ソナタ全集 ルドルフ・ブッフビンダー(2010-11)(9CD)

ピアノ・ソナタ全集 ルドルフ・ブッフビンダー(2010-11)(9CD)

商品ユーザレビュー

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    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年01月17日

    番号順にじっくりと聴き、年がかわりやっと聴き終えたところです。結論、現存するピアニストでこれだけのレベルのベートーヴェン全集を残せる人は見当たらない(いるけれど全集はつくらない)。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    フルシチョフ  |  東京都  |  不明  |  2011年12月29日

    旧全集の颯爽とした演奏が好きでよく聴きました。これも即買い。評価は・・・良くなった部分もあれば、失われたものもあるなと。他の方が 書かれているように、初期のソナタは好印象です。後期のソナタになると テンポに違和感を感じる部分があり、なぜそのテンポなのか?と思うところがあります。ライブならではの話かもしれません。でも最近はCDが安く 買えるので、殆どのCDが1回以上聴かれないで眠っている方も多いと思いますので、これで良いと思います。このような高水準の演奏が手軽に味わえることが大事です。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2011年12月11日

    テルデックの旧全集はコテンコテンの言われようだった。レコ芸での選評も次第に文字数が少なくなり、最後のほうではほぼコピペ?で、本当に選者は聴いたのかな…と失礼ながらも思ってしまった。それから二十数年、今回はさらにライブ。当然大きく変わっていそうなのだが…。数作を聴いた限りでは、不思議なほど変化が感じられず、あのやっぱ「製本屋」らしく折り目正しく几帳面な演奏。ボコボコに言われていた時も、録音がスタンウエイを見事に収め切っていることもあって、割とよく聴いた。聴くたびに味わい深く感じられるようなところがあり、おそらく新全集についても同様なのかもしれない。それほど高く買ってたわけではないが、まあ最高でいいのでは。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    だまてら  |  千葉県  |  不明  |  2011年12月11日

    初回限定分が完売して以降、しばらく品切れ状態でしたが再発となって 慶賀の至りです。全曲をライブ録音するというかなり大胆(無謀?)な 挑戦ですが、録音・演奏ともに旧録音の全集を凌駕しておりとりあえず 安心しました。(曲中の演奏および客席からのノイズは拾っていますが、 前後の拍手カットは妥当な処理だと思います) しかし、予算の関係等々の諸事情はわかりますがスタジオ録音して欲し かったというのが正直な感想です。 「ワルトシュタイン・ソナタ」の冒頭、Cの和音を連打するところの最初 が欠落して(編集の問題でなく、弾き飛ばしか?)いるように聞こえま す。素人耳の聴き違えかもしれませんが、どなたか詳しい方のフォロー をお願いしたいです。

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  • ★★★★★ 

    エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  2011年09月16日

    ここでのレビューは「評論」ではなく「先に購入した客の『お買物案内』」と承知しています(だから星一つ評価が「商売の邪魔」としてHMVに削除されても文句は言えない)。そこで「限定盤につき完売。予約できません」となっているものに投稿するのは気がひけますが、本CDは大変好いので「販売復活」を期待して投稿します。  ベートーヴェンのPf・ソナタに限らず、“全曲”の連続演奏会は昔からよくありました。しかし、初めからそれを録音し販売するという大胆な企画はバーンスタイン&VPOあたりからでしょうか。録音技術の驚異的な改善が可能にしたのでしょうけれども、演奏家の“決意”が何よりも肝要でしょう。そう考えるとこのCDは見事な成果を遂げたと言えます。ライブとは信じられない程に鮮明な録音です。一方で、ゆったりとした開始に思わず引き込まれてしまうと、突然一気呵成に音楽が走り出し思わず熱っちっち。正しくライブならではの演奏です。更には、グールド張りにピアノと「唸り声」との和音も楽しめます。どうしてこんな素敵な録音が廃盤なのでしょう?

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    バイオリン ぱぱ  |  茨城県  |  不明  |  2011年06月25日

    全体を通して、なにより録音が非常によい。ブッフビンダーの美音を堪能することのできる素晴らしい録音。ピアノソナタのバイブルであるだけに、すでにいくつも全集をもっている場合でも、まよわず購入することをオススメできる。30年前のセッション録音は20世紀のベートーベンピアノソナタの金字塔であったが、今回のライブ録音は、21世紀に、一層偉大な金字塔を打ち立てたといえそう。今年、もっとも買ってよかったと思える全集!ついでながら、CDの紙ケースの色使いも、1枚ごとに違い、このちょっとした配色の工夫が楽しい。各曲に関する個人的な印象(感想)は以下のとおり。  CD1枚目、1番1楽章冒頭の小気味よいリズム。この冒頭からすっかり、ブッフビンダーの世界のとりこ。2楽章、ゆっくりと1音1音がなぜ、こんなにも美しいのか?夢の中を舞うかのごとき3楽章メヌエットにつづき、軽快な4楽章は1つ1つの音がクリアーで、この澄み切った響きは絶品。さすがとうならせる。2番1楽章は左手と右手の掛け合いに、こころ弾ませるものあり。2楽章ラルゴは、巨匠の持ち味炸裂。ピアニシモはハスキルのクリスタルトーンを思わせ、スカッタートを強調した表現が、初期ソナタの持ち味を存分に引き出している。音の妖精が舞うかのような3楽章スケルツオ、4楽章ロンド。聴くにつれて心洗われるよう(涙でそう)。つい顔がほころぶ3番1楽章。この時点ですっかり鳥肌がたってしまい、時間を忘れて聴き惚れた。2楽章アダージョはまるで天国のサウンド。もはや、この世の物とは思えぬ。時折現れる重厚な低音部の響きも神秘的。会場で聴きたかったー。3楽章もその素晴らしさにすっかり虜。終楽章の軽やかなアレグロの美しい響き。ベートーベンの魂も、きっと会場で、聴き惚れていたはず。  CD2枚目4番1楽章は、1から3番に比べ、ベートーベンの時代のピアノの進歩を意識してか、レガート奏法を主体としているものの、やはり、小気味良いリズムや美音が織りなす世界は、この曲の美しさを再発見させてくれる。後半のスケールなど清流のせせらぎのよう。2楽章は、ラルゴの静寂感が、ブッフビンダーが紡ぎだす美しい音によって、安らぎに満ちた世界を、聴く者を取り囲み、部屋中に広がっていく感じ。3楽章アレグロは、2楽章の安らぎの雰囲気を損なうことなく、実に温かみのある表現。後半の力強い曲運びも前半との対比の中で実に面白い。終楽章ロンドも、心地よい曲運びの部分と力強い部分の調和がとれていて素晴らしい。ピアノソナタ4番とは、こんなにも良い曲であったのかと、今になって再発見。5番1楽章、細部まで丁寧に、時折、シャレッケを交えて、気品にあふれたウイーン気質を感じる。2楽章の安らぎに満ちたアダージョも、上品で上質。3楽章フィナーレは、絢爛さを感じさせる。上品で彩りにあふれた曲運びに拍手。個人的に大変好きな6番。全楽章とも、ウイーンの町なかで、おいしいコーヒーをいただきながら聴きたい、そんな雰囲気を発する超名演。これまで聴いた6番の中で最高!他をよせつけぬ出来栄え。巨匠のみがなせる技か。  CD3枚目7番1楽章、グイグイと迫りくる迫力に思わずのけぞる。深い感動に満ちた2楽章ラルゴ。冒頭1音目からすでに陶酔状態。参りました。3及び4楽章は、ただただ、聴き惚れるのみ。無条件降伏状態。30年前のセッション全曲録音でも、話題となった8番「悲愴」。冒頭の和音から全身鳥肌。硬直状態。展開部は細部まで丁寧、かつ、プロフェショナルな技がさえる曲運び。もはや、この演奏を超える演奏が今後、現れるとは到底思えない。突き抜けた域に達している。悲愴2楽章アダージョ、30年前のセッション録音も1音1音の美しさに驚いたが、30年後のこのライブでは、その美しさに磨きをかけ、聴くものを酔わせる魔力を身にまとったよう。取り憑かれたらもはや逃れるすべはない。圧巻は3楽章。忍び寄るように始まり、テンポを守りながら、あふれ出ずる美音の洪水に、もはや息もできない。後半の天空から舞いおちるかのようなスケール。ベートーベンもきっと習いたいと言い出すに違いない。この悲愴を超える演奏を、他に聴くことはもはやないと思える。(ブラボー!)弦楽4重奏ピアノ編曲版を聴くかのような9番。1楽章では、この曲のこうした特徴を存分に表現しており、名手が連弾しているかのよう。憂いを帯びたユニゾンではじまる2楽章では完ぺきに心を持っていかれ、3楽章の3連音符や、急速な下降音型のすみずみまで、きらきら輝くみずみずしい音色は、小生の乏しいボキャブラリーでは例えようがない!個人的には、あまり繰り返し聴くことのなかった10番。ただ、今回あらためて、その味わいを知る思い。夫婦の会話を模したとも例えられることがある、10番1楽章。この演奏ほど、それをなるほどと思わせる演奏はない。やはり、音が美しく、おしゃれで、品があるので、2楽章・3楽章ともに、演奏に引き込まれる。  CD4枚目ソナタ11番、のびやかで、活気あふれる1楽章、でも、なにやら不安な影を感じさせる弾き方が泣かせる。ロマン派のノクターンを思わせると、評される2楽章。その持ち味を存分に引き出している名演。優雅で優美な旋律にあふれた3楽章メヌエット・4楽章ロンド。いずれも良く耳にする曲だが、当家における不動の王座確定。中期ピアノソナタとなる12番「葬送」、1楽章・2楽章は、重すぎず、軽すぎず、楽しく聴ける。3楽章<ある英雄の死を悼む葬送行進曲>・4楽章アレグロは、ギレリスのような、重々しく、仰々しい演奏が好みの方もいるとは思うが、小生は、節度あるこの演奏を好む。13番「幻想曲風ソナタ」、全楽章がアタッカでつながり演奏されることから、即興曲的でありながら、統一感がでないと興ざめする曲。なかなか、記憶にのこる名演奏がなかったと思っていたが、これは、いいではないか!1楽章のサッパリした清涼感あふれる演奏につづく、行進曲風の2楽章も、重たくならず心地よい。やさしい語り口の緩徐楽章である3楽章につづき、生き生きとしてかつ、透明感のある響きに満ちた4楽章。完璧です。心に残る13番だ!14番「幻想曲風ソナタ:月光」。30年前のセッション録音でも、この1楽章には引き込まれたが、今回のこのライブ演奏では、冒頭から金縛り状態。この演奏を評する言葉があろうはずがない。ただ、魂で聴くのみ。2楽章も、音の美しさとタッチの妙を駆使した演奏に身震い。ピアニシモは時にハスキル、時にピリスのタッチを、フォルテは時にゼルキン、時にバックハウスを思わせる。やはり圧巻は3楽章。どこまでも正確無比で統率がとれた力強い演奏の中に、軽やかさ、まろやかさ、奥ゆかしさ、ウイーンの香り漂う上品さを兼ね備えた演奏。30年の歳月をへて完成された演奏は、他の追随を許さぬ内容であり、神の領域に到達したとしか言いようがない。  CD5枚目15番「田園」。出版社が勝手に名付けた愛称とはいえ、各楽章とも、本当に牧歌的で農村や郊外の風景を見るようだが、ブッフビンダーのタッチは、本当にこうした曲によくあう。16番も奥行きのある響きと完ぺきな演奏で、ただただ聴き惚れる。17番「テンペスト」、1楽章の冒頭から釘付け。他の演奏にはない、きめ細かさが印象的。ハイビジョンの映像を初めて見たときのような感動と驚き。遅めの2楽章も、じっくり聴かせる質の高さにすっかり脱帽。クライマックスの3楽章、右手が繰り出す、軽やかで美しい音に、左手の深みのある音が答えるこの演奏も納得の一品。上品さと風格さを併せ持つテンペスト。さすがです。  CD6枚目、18番「狩」では、「運命の動機」が現れる1楽章も小気味よくて良いが、2楽章の弦楽器のピッチカート奏法を模した、左手低音のスタッカートがオシャレで好み。4楽章もタランテラを思わせるリズムを軽快に弾きこなす曲運びが何とも心地良い。19番と20番は、エチュードとして耳にする曲であるが、巨匠が弾くと深みを感じるから不思議。21番ワルトシュタインの出だしは、ちょっと、アラ?と思ったが、すぐに壮大な演奏の虜に。ちょっと前のめりの演奏も、熱いライブ演奏ならではという感じで好印象。非常に穏やかな2楽章から、3楽章にかけてのゆったりした演奏も、大きなスケールを感じさせるので効果的かも。レビュー字数制限の都合から、あと少しだけ。CD7枚目の23番「熱情」、26番「告別」、CD8枚目29番「ハンマークラヴィーア」など円熟の味わいに感涙もの。その他の演奏も1級品ぞろい。絶対に買って損はない!

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    雪国の人  |  北海道  |  不明  |  2011年06月22日

    全曲ライブ録音ですがなかなかの音質と思います。強奏も弱奏も左手の細かな動きも克明です。ライブ録音でこんな音が聴けるのは幸せではないでしょうか。演奏自体はフォルテピアノの演奏法も考慮に入れたようで、特に初期作品での鋭いスタッカートやスフォルツァンド、一つ一つの音をくっきり鳴らす演奏は効果的に思います。低音部もガンガン弾きながらも颯爽とした様はグルダを思い起こしましたが、彼より詩情があるように感じます。ブックレットにスタインウェイを使用したとありますが、モダンピアノの頂点とも言えるこの楽器から今までにない新鮮さを感じ、また驚きを覚えました。後年の作品ほどアゴーギグが目立つように思いますが、ここは好き嫌いが分かれるのではないでしょうか。それにしても27番第2楽章に10分以上掛けているのにはビックリしました。短期間で録音したせいか方向性にバラついた感じがなく好感が持てます。ベト全にまた一つ面白い存在が登場しました。

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  • ★★★★★ 

    カバポチ  |  神奈川県  |  不明  |  2011年06月22日

    素晴らしい演奏・録音です。HMVさんでは取り扱い終了で入手不可ですが、どうしても購入したい方は、タワーレコードの通販か店舗でまだまだ十分に入手可能です。是非、諦めないで入手して下さい!

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