トップ > 中古(販売・買取)CD / DVD / アナログレコード / 本 / ゲーム > 中古 > ベートーヴェン(1770-1827) > 【中古:盤質S】 交響曲全集 ラインスドルフ&ボストン交響楽団(5CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質S】 交響曲全集 ラインスドルフ&ボストン交響楽団(5CD)

【中古:盤質S】 交響曲全集 ラインスドルフ&ボストン交響楽団(5CD)

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:9件中1件から9件まで表示

  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2022年01月03日

    演奏はアメリカ的というよりヨーロッパ風で伝統的響きであるが、演奏だけ取れば立派である。内容がありベートヴェンを聴いたと、という感じである。このセット物と旧RCAの1枚ものでも持っているが、このソニー盤は音が概して明るいがコクと音色の豊かさに欠けており、RCAのほうが音色が豊かで演奏をより彫深く味わえる。だから、演奏自体は星4,録音が3とする。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    gairo  |  北海道  |  不明  |  2012年10月29日

    何も加えず、何も引かず、音そのものに語らせようとする演奏はノイエザッハリヒカイトの言葉を思い起こさせる。情念らしものを引き摺ってこれみよがしの重さと湿り気をまとった音はここにはない。音はむしろ乾燥し、それらの集積はさらさらと自在に形をかえるかのよう。なるほど、録音当時、我が国で正当な評価がなされなかったのはこの辺に理由がありそうだ。音に向かって音に粘着する精神性といわれるものを脱ぎ捨て身軽になった音たちが音楽の中心からのびのびと放射していく様は痛快ですらあるが、そこに新たな、未聞の、みずみずしい生命力が横溢していく様は圧巻だ。などと理屈をこねなくとも、これほど面白い音楽をベートーヴェンは書いたのか!、耳を澄ませば、単純に驚いてそう言いたくなってくる。別に強調構文ではないはずなのに、各声部の絡み合いが鮮やかに浮かびあがり、ダイナミズムの変遷が必然の論理として明瞭に立ち現れてくる。ベートーヴェンの交響曲の神髄を探る愛好家にとっては必聴の演奏と思われる。ただ「運命」の製盤上、重大な問題を抱えている。録音レベルを第1楽章±ゼロとすると、第2楽章はプラス2、第3と第4楽章はマイナス4程度、だまって聴いたらなんとなく不揃いの尻切れとんぼの演奏になってしまう。この辺を手動で調整してお聴きすることをお勧めします。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    フルトベルクレンペラー  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月24日

    このCDを購入するきっかけとなった理由は価格の安さもそのひとつですが、BSOによるベートーヴェンの交響曲全集(ステレオ録音で)が聴きたかったのが大きな理由でした。BSOの真の実力をミュンシュの演奏以外で再度確認したかったからで、このラインスドルフの演奏を聴いてBSOの音色がミュンシュと比べ随分と違うのを感じましたし、何より低弦が厚く重心の低いスタイルはさすがドイツ系のオペラ出身指揮者でなければ出せない味だと感じました。まだ聴き始めたばかりで全体像は分かりませんが7番の2楽章の弦のスタッカートがこれまでの演奏には殆ど聴かれなかった印象深いものでしたし、ティンパニの一音一音に芯が強く気持ち良く鳴っているのが心地よい響きでした。演奏評についてはこれまでの方々がおっしゃっておられますので敢えて申し上げるまでもないでしょうが、またひとつ良い全集に巡り会えたと思っています。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

     |  福岡県  |  不明  |  2012年04月18日

    実直な演奏ですが、このような演奏は、意外と、探しても見つかりません。奇を衒ったり、個性を出そうとして力んだりする最近の演奏と違い、いぶし銀のように光を放っています。まさしく定番といって良いと思います。クラシックに興味を持たれた方に、まず聴いて頂きたい演奏です。テンポ、アクセント、ハーモニー、ダイナミクス等、極めててバランスが良く、しかも、1番から9番まで粒揃いです。何度聴いても飽きません。

    13人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    Adam愛聴者  |  熊本県  |  不明  |  2012年04月03日

    Leinsdorfは日本では人気のない指揮者とおもったら、この全集に寄せられた多数の賛辞に驚きました。CDによるBeethoven交響曲全集が発売されましたが、国内ではLPで9曲すべて発売されたのでしょうか?BostonSOといえば、MunchやOzawa盤が国内市場には出回っていたような気がします。しかし内心贔屓にしていたのでRCA VictorのLPでBeethovenの第7やSchumannの第4、Mahlerの第1などを愛聴していました。とくに第7は好きでした。そこでCDの全集を購入して、かつて聴いた第2,6,9を含めて全部聴きました。全体に演奏スタイルは派手さはない20世紀の巨匠風、現代のテンポ早手組と違ってどっしりとした悠揚というか、第7の2楽章はおごそかな感じすらします。そして、やはりセッション録音による曲の完成度はliveのそれより勝るとおもいます。私が気に入ったLeinsdorf盤の多くはRichard Mohrがproduceしたものでした。LeggeやCulshawほどの名声はないが、MohrはLeinsdorfの録音に貢献したとおもいます。最後にもう一つの驚きは、天下のRCA盤がSony(=CBS)から発売されたことです。とくに看板BostonSOが!当時なら全く「想定外」の出来事だったでしょう。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  2012年03月13日

    いやあ、これはびっくりですなア、BDSOの第九が良かったので、ただし、その解説にスタジオ盤は面白くない・・・的なことが書いてあったのであまり期待しないで購入した。ズバリ、安かったからです。でもこれは掘り出し物だった!批評にあった第九から聴いてみた。つまらない・・・つまらないはずだ・・・ところがいっこうに「つまらなくない」んですわ!これは結構な聴きものでした。スタジオとライブが全く違う指揮者なんてたくさんありますよ!バルビおじさんしかり、セルおじさん等々たくさんありますよ、このラインスドルフは「軽い」指揮者に見られがちだが聴いてみれば結構やるところはやってるじゃありませんか!エロイカなんか全然ヤワじゃありませんよ!BDSOの第九で見直して、この全集で改めて見直し「直し」しました!いや、聴き直し、ですかな?ボストンSOもミュンシュで全集出来なかったんでラインスドルフにさせたんでしょうかな?とにかく買って損はありません。いいのが残っていた、という典型でしょうかな?

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    moondecem  |  ZIMBABWE  |  不明  |  2012年02月28日

    ミュンシュ時代の後半から、ボストン交響楽団のLPジャケットには「The aristocrat of orchestras」というロゴが指揮者を問わず入れられていました。なるほど貴族の名に違わぬ高雅で輝かしく格調高い響きがしています。それをラインスドルフは颯爽としたテンポでコントロールして、甘くなりすぎないベートーヴェンに仕上げています。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    タテキ32  |  大阪府  |  不明  |  2012年02月27日

     素晴らしい! 何故、これまで、この演奏が注目されて来なかったのだろうか。トスカニーニのアシスタントを務めたことがあるとのことだが、トスカニーニ的な印象も感じさせられる演奏だと思う。概してテンポも速い方だし、アタックもそれなりに強く、前進的で整然とした音楽を進めているように思う。音楽の基調には重厚な響きが流れている。だからといってダルな重苦しさはさらさらなく響きにも濁りは見られない。明晰にして明確、軽からず明る過ぎず、鳴るべきところは隅々までしっかり鳴り響く。トスカニーニのような歌い方ではないが、歌うべきところもしっかり歌っている。トスカニーニ同様、オペラを得意とした人なればこそか。トスカニーニの音楽の直裁的な激しさと熱さからきつさを幾分取り除き、濃い陰影を伴ったの鮮やかな色合いを重厚な基調の上に塗り重ね、流麗にして強靭な音楽を作って行く。そんな感じがする。ボストンは前任者ミンシュよりもニューアンス豊かに鳴っているように思える。  我国の演奏批評界では、ドイツ系の演奏家は本場に育ち音楽の本質や深い精神性を志向している、それに対し、伝統が浅い?アメリカ系の演奏家の音楽は沢山のお金を掛けて音を磨き技術も高いが、力ずくの中身の薄い音楽となっている、そんなような言われ方をされることが多かったが、このような感じられ方は今でも底流に流れているように思う。そしてもう一つ、個性やあくの強いスター的演奏家、それも特にドイツ系の演奏家は概ね好意的評価がされるのに対し、しっかりと音楽の響きを整え正攻法でてらいなく音楽を追求する職人肌の演奏家は月並みだとか、音楽の深いところに手が届いていない、などと軽んじられることが多かったように思う。これらの点でフルベンやカラヤン等に比べ、このラインスドルフやオーマンデなどは酷いことを言われてきたものであった。形や色はきれいだが通り一遍だ、深く訴えるものない、等々、ラインスドルフは手堅いだけがとりえの感動の薄い凡俗音楽家、伴奏やスケジュールの穴埋めでもやっておれば良い、オーマンディときたら派手に塗りたくった大道芸人、等といった感じの言われ方が往々にしてされて来た。(彼らを初めとしてアメリカで活躍した演奏家の多くはハプスブルグ〜東欧に生まれ、そこで音楽修行をしてきたのにも関わらず、本場でないアメリカの音楽家として貶めて言われてしまうことが多かったのである。おかしな話)。しかし、このラインスドルフのベートーヴェン、最近CD復刻されたオーマンディのブラームス、音楽をてらいなくまっすぐ伝えようとする彼らの演奏に深く感じいった次第。彼等に比べれば、フルベンもカラヤンも音楽を捏ね回し過ぎだと言わざる得ない。臭い芝居を打つ大道芸人は彼らの方なのだ。ラインスドルフは随分昔に聞き、印象がもう一つだったので忘れていたのだが、最近、彼のCDを時たま聞く機会があり、大いにその良さに目覚めるようになった。  それにしても、ソニーのリマスタリング、何時もどこか音がもう一つなところが残る。いつも弦の合奏部分がかさかさしている。このマスターシリーズのかなりはそうなのではないか。それとこの会社、音楽好きの経営者がいたにもかかわらず、旧コロンビアから引き継いだラインスドルフ、オーマンディその他のアーティストのソフトを多く抱えながら、カラヤンなどに色目を使い、自社アーティストのCD復刻にはかなり消極的だったように思う。ラインスドルフにしてもオーマンディにしても、そして、ワルター、セル、カサドシュ等々、XRCD杉本氏グループにでも頼んで、もっと音の良いリマスター版をどんどん出して欲しいものだ(XRCD版とその技術を活用した廉価版の2種類を?)。

    19人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    カズニン  |  東京都  |  不明  |  2012年02月24日

    60年代の録音とは思えないほど爽やかな音質です。演奏はアーティキュレーションが独特でスタッカートなどが明瞭です。素晴らしい演奏です。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:9件中1件から9件まで表示