【中古:盤質A】 ピアノ四重奏曲第1番、第2番 クイケン・ピアノ四重奏団
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年03月07日
モーツァルトは最後の四年でオベリスクに刻まれる作曲家になったと言う人がいる その四年は傑作の森である それは経済的安定がもたらされたこととヘンデルとバッハの楽譜との出会いが誘因だと言う だがそれで逆に経済破綻と過重労働を招き死神に目をつけられた ト短調交響曲を含む最後の交響曲K.543,550,551がこの四年の最初の年モーツァルト32歳の時に書かれている もう一曲ト短調交響曲K.183が17歳の時に書かれているが 29歳で書いた”ピアノ四重奏曲”もト短調なのだ この編成のアンサンブルはサロンや家庭に供給されるべき音楽だから不穏当なものとして注文主の出版社の不興を買う 次の変ホ長調は出版社の要請に応えて穏当な調性が置かれている ならば第1が過激で第2が平凡か いやいや騙されてはいけない 夢の翼と生活の脚は抗いながらも天を叩き地を蹴ってモーツァルトは創造の道を疾駆している クイケンたちの演奏はクリアーでモーツァルトの描いた音像を完全に音化している 幾度も聴きたくなる演奏だ あなたも如何1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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