Negicco 2003〜2012 -BEST-【初回生産限定盤】(2枚組アナログレコード)
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ねずみ | 山口県 | 不明 | 2014年02月13日
地方発のいわゆるローカル・アイドルものでは抜群の音楽性を持つユニット、それがこの Negicco@新潟です。 2013年夏にリリースされた初のオリジナル・アルバムもさることながら、これまでの足跡をまとめたこの Best 盤のクオリティの高さには、ただただ脱帽、といった感じです。 オープニングの口の中でパチパチ弾けるラムネ味のお菓子のようなスリリングでスピード感のある「Party On the PLANET」からいきなりリンク・レコードを叩き出し、個人的にイチ押し定番曲でもあるキュートでポップな佳曲「圧倒的なスタイル」への黄金リレーで既に決勝トーナメントへの進出を決定し、その後の粒の揃った楽曲群のゴールラッシュは圧巻そのものです。 共通して言えるのは、聴く者を魅了するメロディーの良さ、それに加えて余計なことをしていない絶妙なアレンジと、普通に耳に入ってくるソフトでカジュアルな歌声のバランスが、とにかく素晴らしいということです。 クリエイターの connie 氏の底知れぬ才能と、創り出されたイメージを見事に表現できている彼女たちのパフォーマンスが実に素敵な化学反応を起こしていて、中田ヤスタカ系のテクノな楽曲があったかと思えば、80年代の Stock Aitken Waterman を彷彿とさせるゴージャスなビートのサウンドがあったりと、洋楽ファンも虜にする多彩で幅広な音場を作り出していますが、とにかく、その楽曲の良さが際立っているのです。 タイトルに”ネギ”あるいは”ねぎ”の文字が躍って入れも心配ご無用。決して奇をてらったコミック・ソングではありません(一部を除く)。どの作品も、その完成度の高さに素直に感動を覚えることでしょう。 Tomato’n Pine の”散開”という悲報に沈んでいたインディペンデントでポップな現代快晴前向音楽好きの輩には超おススメのトライアングル・ガールズ・ユニットです。 アイドルばかり聴かないで、Negicco にしてみてはいかがでしょう…?2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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