ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質AB】 Sym.9, Prometheus Overture: Weingartner / Vpo

【中古:盤質AB】 Sym.9, Prometheus Overture: Weingartner / Vpo

商品ユーザレビュー

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    eroicka  |  不明  |  不明  |  2013年01月14日

    演奏は端正で、反復省略などもあるせいで63分程度の速い演奏になっている。トスカニーニや古楽演奏はもっとせかせかしている印象だが、淡々と流れるように音楽は進んでゆく。この端正さと流麗さがワインガルトナーの特質だろう。録音は英雄や第8に比べればさえないのが惜しまれ、蔵をもってしても今ひとつなのに変わりがない。この9番に限って言えば、この蔵盤より、ナクソス盤のほうが聴きやすい雰囲気に仕上げている。

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  • ★★★★☆ 

    オイドン・ヨッチャン  |  徳島県  |  不明  |  2012年11月29日

    このような長い間、名演の地位を不動としている演奏もあまりないでしょう。ワインガルトナーの演奏そのものは迫力不足に感じるのは仕方ないと思います。それを求めても仕方がない時代だし、古き佳きウィーンの香りと芸術とは、このような角が取れたロマンの風情にあるのではないでしょうか?そのために、わざとティンパニを抑えて有機的な響きにしたのではないでしょうか?ステレオ時代になって、ワインガルトナーの直弟子であるクリップスがロンドン響と第九をした時も同じ芸風になっていましたし、宇野さんのいうワインガルトナーの体力や気力の衰えによる迫力不足とは関係ないのではないでしょうか?そういった事情を抜きにして純粋に聴いてみても、音楽的にはもはや普遍的な響きです。前途の古き佳きウィーンの香りが第九ではこれほどまでに温かみを帯び、かつメロディーが他どの指揮者より明確に、美しく響く事実がここにあるのです。合唱や独唱も、当時の録音としては大変優秀な音質だし、オーパス蔵の復刻の素晴らしさがそれを助長します。これをそのままステレオに持っていけば、クリップス&ロンドン響の第九になるのではと思うほどです。SP時代からの不朽の名盤だけあって、やはり現代の素人若手の私としても胸を熱くさせられます。現代の第九は迫力や効果、または個性の競いあいのようにすら感じますが、このワインガルトナーの第九はそんな次元とはまるで別で、ウィーン情緒に浸りつつ、音楽をする喜びと幸せを楽しみながら演奏しているような羨ましい内容です。宮廷時代のウィーン・フィルの響きの陶酔感もさすがに魅力的と言わざるを得ません。同時にワインガルトナーの折り目正しい芸術も第九に案外似つかわしいのだということがよくわかります。

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  • ★★★★★ 

    opus kura fan  |  tochigi  |  不明  |  2005年05月29日

    なんと高貴な「第9」だろう! 「迫力がない」とか「演奏慣れしすぎている(緊張感がない)」とか宇野氏は相変わらず自分勝手なことを言っているが(笑)。「第9」と言えばフルトヴェングラー系しか認めないような人にはダメでしょう。それ以外の人は素直に感動できると思います。

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  • ★★★★★ 

    beethoven fan  |  tochigi  |  不明  |  2004年08月23日

    私としては10点です。SP時代からこの録音を知っているのですが、この復刻音はSP以上では(笑)? フルトヴェングラーなどの演奏に慣れていると演奏自体はスケールに乏しいものに感じるのは事実ですが、それでも貴重な録音には違いありません。

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