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ブラームス(1833-1897)

CD 【中古:盤質AB】 ブラームス:交響曲全集 チェリビダッケ/シュトゥットガルト放送交響楽団

【中古:盤質AB】 ブラームス:交響曲全集 チェリビダッケ/シュトゥットガルト放送交響楽団

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検索結果:9件中1件から9件まで表示

  • ★★☆☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年03月15日

    みなさまの大変高い評価が並んでおりますが、私としましては、残念ながら同意できない、といふところです。何よりも、この演奏(出来栄え)にチェリビダッケ自身はどのように思っていたのかが疑問となって仕方がないのであります。違和感を覚えるのは、管弦打のバランスでありまして、特に木管がやたらに前面に出て聴こえる個所があって、バランスを壊しているように思え、細部にこだわったあのチェリビダッケらしい「細心さ」がないように思えます。少なくとも、のちのミュンヘンフィルとの演奏では、テンポはともかく、こうしたバランス感覚における違和感は感じませんでしたので、当日の演奏が問題なのか、あるいはディスクにする際のマスタリング(これはもうプロデューサーらのせいか)によるものか、指揮者の意図通りの演奏ではなかったように思えてしまうのです。まずこの点を申しておきましょう。では、それを差し引いて、いい演奏かと言うとそうとも思えません。第1番と第2番では力強さに欠け、前者では劇性が、後者では開放感が、特に感じられないのがつらいなあ。第4番もいま一つ。但し、細部にまでしっかりと注意を働かせた高水準の演奏です。このセットで最も成功していると思われたのは第3番。曲の持つ、一種の屈折が、この指揮者自体の持つ屈折性とマッチして、いかにも「腹に一物」という感じの、一筋縄ではいかないブラームスの世界を実感させます。次に、このセットで不満があるのは録音、音質です。第1番を再生して出てきた音が、いかにも潤いや鮮度がなく、ヴェールを一枚かぶせたような音で、すこぶるがっかりしました。これもやっぱりマスタリングに問題があるのではないですかねえ。ヒストリカル音源で常に問題になっていますが、過剰なノイズリダクションとか、いろいろやっているのかな。以上、疑問や不満が大きくて、期待しただけに残念なセットでした。多くの方と正反対の印象になってしまいました。ま、ご興味がある方は、ご自身の耳でお確かめを。最後に、リハーサルは面白いなあ。これで聴くと、チェリビダッケはずいぶんと騒々しい奴ですなあ。絶叫マシン的で、元気はつらつ。でもオケにいたら、なんだかやる気がなくなるようなリハという気もしないでもない。同じオケを相手に、ジュリーニさんがブルックナーの交響曲第9番で行っているリハーサル(DVDあり)は本当に共同作業としての音楽づくりですこぶる感動したのですが。(-_-)

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  • ★★★★★ 

    メルロ  |  兵庫  |  不明  |  2009年01月25日

    3番、4番はそれぞれ同曲の5指に入る名演だと思います。他に聴けない独特の美しさがあります。オケがとても巧い!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    顕  |  岐阜県  |  不明  |  2007年06月02日

    立派な演奏だ。4番が特に良い。その第2楽章は風変わりなテンポの取り方だがとても面白くかつ、美しい。チェリビダッケとはこういう指揮者だったのかと少し理解した。テインパニーが意外と耳につかないので師であるフルトヴェングラーとは違う方針のようだ。全体としてはフルトヴェングラーの深みまでは達していないように思う。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    beruyosh-wasa  |  茨城県  |  不明  |  2011年05月16日

    大学の図書館にあったので聴くことができました。 私の中でNo1ブラームスです。 オケとしっかり意思疎通できていないとできないようなことが数え切れないほど聴こえてきます。 生きた音楽ってこれだよな、って思いました。

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  • ★☆☆☆☆ 

    michi  |  松山  |  不明  |  2006年02月06日

    チェリビダッケという人は、いつかの時点で音楽観というものが大幅にかわったのであろうか?それとも単にこのディスクに収められた演奏が、録音状態も含めてひどすぎるのか?この演奏からはカラヤン・ベルリンフィルをも凌ぐといわれた、全盛期のこのコンビの素晴らしさが全く伝わってこない。これではチェリが録音に全く信頼をおいていなかったのも頷ける。ドイツグラモフォンには猛省を促したい。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年12月12日

    HMVレビューにもありますように第1番が1976年(タイムは他のレビューにも有りますが一応ダブって各曲書いておきますね・・・@13’20A10’01B5’39C18’32)、第2番が1975年(タイムは@14’45A11’15B5’19C9’40)、第3番が1976年(タイムは@9’13A10’14B6’10C9’20)、第4番は1974年(タイムは@12’58A12’59B6’23C10’29)のライブ収録です。チェリビダッケは周知のようにレコードという商品をその録音音声と実演音声との違いから回避しており後年遺族によりCD等媒体販売が解禁されたのですが決して件数は多くなくその中でもHMVカタログでも見る限りブラームスはウエイトが高い方になっております。第4番は特にこの指揮者が気に入っていたのか出ているライブもので1958年、1959年そして評判の高い東京ライブ1986年のものがあり1986年東京ライブはMPOを振って晩年のスロー演奏がタイム@13’44A14’19B7’02C11’25ととてつもない長帳場を広げています。本盤のSRSO時代の頃はまだ結構まともなタイム(冒頭参照して下さい)で第4番第1楽章出だしはそうテンポは遅くなく小波立つ感じで進んで行きます、ある段落で妙にボリュームを下げたり途中で殆ど静止状態になる寸前の時も・・・そして終盤メリハリをつけテンポアップでやや篭り気味のティンパニーを伴って感慨込めて終わります。第2楽章は初めの方メロディ弦のバックで奏でるピッチカートが美しいです。しかしこの楽章やや冗長的で第3楽章の中間部ホルン他管楽器の緩やかさから「動」へ転ずる鮮やかさは素晴らしいです。いよいよ最終楽章テンポを自在に濃淡に動かし特に掛け声も強くこの変奏曲でフルート登場のあたりはスローダウンそして掛け声と共に縁取り明確にクライマックスへ・・・。素晴らしい第4番演奏です。この第4番の第1楽章の辺りのリハーサルの模様(約27分)がCDオマケで付いておりチェリビダッケがメロディを口ずさみながら指示している様子が聞き取れます。第1番・・・ずっしりとスタートしますが途中妙な?箇所で力を抜くというかいなしてしまう処があり序奏から展開への合図も然りであります。中途の盛り上がりでは彼らしい掛け声頻り・・・しかし又力抜けがありちょっと疲れる感じの第1楽章。第2楽章後述するようにこの楽章は何れの曲も長めです。第3楽章弦の強調された引き伸ばしやゆったりしたバックが印象的・・・そしていよいよ最終楽章管楽器ののばしがここでも強調されゆっくりとしたピチカートで攻めて行きます。歓喜テーマのとっかかりをスローダウンさせ・・・この辺掛け声有り・・・次はエネルギッシュにテンポをあげて順調に進行・・・終わりは例の掛け声大きくそして刻むように大きく息をとって大段落します。やはり私には第1楽章辺りの「いなし」が気にかかりました。第2番第1楽章美しいがややメリハリが乏しくブラームスの田園曲という印象ではありません、終わりはゆったりうねりをもって・・・。第2楽章の長さは他の曲同様。最終楽章時々掛け声も聞こえる活発な楽章で自在に揺らせながら醸しだす豊穣なサウンドが楽しめます・・・しかし興奮性は抑制されたような印象です・・・ちょっと期待はずれの感がしました。第3番は第1楽章ややテンポは早く・・・少し「溜め」が欲しい感じがしましたが終わりの方はゆったりと、第2楽章はじっくり攻めて行きますがやたら長く感じました・・・大体今回1970年代半ばのSRSOとのライブ分はいずれも第2楽章が他の演奏者との比較でも長いのが特徴です・・・第3楽章有名な楽章は特に連綿としないで結構マトモ。最終楽章も終わりの方が特徴的で余韻をもって聴きようによってはダラケているようにバラすように終結します。いろいろ書きましたが全体としては素晴らしいランクにさせて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    I&W  |  JAPAN  |  不明  |  2008年07月24日

    No.1;13’17/10’01/5’39/18’32 No.2;14’45/11’15/5’19/9’54 No.3;9’13/10’14/6’10/9’20 No.4;12’56/12’59/6’23/10’29

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  • ★★★★★ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年07月19日

    チェリというと聴き手の側の先入観が(良くも悪くも)強いし、評価も分かれるが、このブラームスは相当に評価されるべき演奏だと思う。良い意味でのオケのコントロールぶりが素晴らしく、精妙なサウンドと他ではなかなか聴けない表情付けやダイナミックさが楽しい。確かに重厚さはあまり感じられない。しかし後年のミュンヘンフィルの演奏よりははるかに普遍性のある規範的なスタイルがある。2番はイマイチ。第一の見事なフィナーレ、第三の緻密な構成、第四の大らかな呼吸と歌心… 食わず嫌いはあまりにも勿体ない名演がここにはあります。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2004年11月07日

    後年のミュンヘンPOのものより、こちらのほうが好きだ。特に、4番はこの曲の代表盤だ。1番や2番も素晴らしい。朝比奈・新日本フィル(2回目)、ワルター・NYPなどと並んで全集としては5指に入れたい。

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