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ブルックナー (1824-1896)

SACD 【中古:盤質A】 交響曲第4番『ロマンティック』(初稿) ナガノ&バイエルン国立管弦楽団

【中古:盤質A】 交響曲第4番『ロマンティック』(初稿) ナガノ&バイエルン国立管弦楽団

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  • ★★★☆☆ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2013年07月27日

    通常の「ロマンティック」とは別の曲だと思った方がいい。 初稿ということで言えば興味深いが、やはり完成度がかなり低い。 ロマンティックの旋律が随所に出てくるが支離滅裂な構成で 評価に値しない。

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年03月10日

    大変興味深く聴きました。「ロマンティック」の初稿、かつてインバル盤でも聴き、その違いに驚きつつも、結局その後の版に聴かれる魅力がまるで感じられず、初稿の演奏はずっと今まで手にいたしませんでした。第1楽章はいかにも散漫で、これじゃ当時周囲に相手にされないのも当然としか思えないし、第3楽章はまるで別音楽で陰鬱に過ぎていいとは思えない。ですがねえ、このナガノさんの演奏は意外にもこの曲を「悪くないぞ!」と思わせるだけの力があります。ブルックナーのこの曲を、金管ブカブカ・打楽器バンバンの「剛」の方向を採らず、「柔」を大切にした抒情的な作品として演奏しきったからかなあ、と思ったりしました。拡がりや強さを志向するのではなく、静謐さや内向きの枠の中にきっちりと作品を収め、今聴くような大交響曲にのちに発展していく原型でもなく、ブルックナーの巨大な交響曲群の一角を占めるものでもなく、ただ一つ独立してある作品として、抒情的味わいを大切に演奏した、そんな印象です。そうすると、やや屈折した曲想や流れがそれはそれで面白い感じになりました。個人的には大いに評価したいディスクです。オケは優秀、録音も優秀。結構でした。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年05月10日

    珍しい第1稿版のブルックナー交響曲第4番のCDでケント・ナガノがレーベルを変えての2007年(ナガノ56歳)録音盤です。いろいろ評価の仕方もありましょうが作品自体は通常改訂版を聴き慣れている私には散漫な感じがしたものの全く改訂版では描かれていないテーマや運びで捨てがたいものがあり演奏の落ち着き、殊にオーケストラBSの響きがその「捨てがたさ」を助長している様に思えました。ナガノのレパートリーでは結構ヘヴィーな作品のウエイトが高く特にブルックナーの指揮には一つの方向性を見出してはいる様です。さて、演奏タイムは@21’18A20’19B13’23C20’04とどの楽章も?通常改訂版より2〜3分長く費やしておりそれが更に時としてまとまり感にかけるように思えるのかもしれません。第1楽章あの冒頭の主題は幽玄なホルンでスタートしますがもうすぐに旋律ラインは聴き慣れたものから外れて聴く者は焦点を合わせ直さなければなりません。版の違いによるもので展開部も随分異なりブルックナー独特のドスを効かせた低音を轟かすシーンよりロマンチックな穏やかなシーンが印象に残りました。フィナーレ近くの異常な「間」は馴染みのブルックナー休止よりインパクトは強いです。落とし処〆で堂々としながらファッと終わったのも同様。第2楽章スタートは深々とした穏やかな面は改訂版通りなのですが弦の思わぬ綺麗なメロディに面食らいつつ一方で半煮え気分は消えませんでした・・・ただ演奏はナガノの目が行き届いている感じはします。第3楽章は出だしホルン主題から全く改訂版とは異なります、私自身はこの主題は所謂狩りスケルツォとは別に親しみが持てました。最終楽章、お馴染のテーマは垣間見せるものの全体の運びはやはり異なります。「間」を駆使しつつ時として説明的な楽想進行には抵抗感を覚えました。全曲を通し最後の〆の管楽器とティンパニーの持続音まで見事に捉えた録音の素晴らしさには注目しました。一聴して見ても面白い盤ではありましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    J.O.  |  東京都  |  不明  |  2009年05月21日

    今日演奏される改訂版と比べると、やはり第1稿は纏まりがなく奇異な感じが否めません。が、ナガノはこの楽団の深々とした響きを活かして、実に円やかでコクのあるものに仕上げました。第1稿の中でも非常に完成度の高い素晴らしい演奏だと思います。Dレンジの広い録音がまた素晴らしいです。機器間にプロ用のケーブル(※)を接続して聴いてみましたら、コントラバスのかなり低い音が明瞭に録音されているのがわかりました。(※米国で、半世紀以上前からプロの録音現場で使われている、安価ですが超超高性能なケーブルです)

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  • ★★★★☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年05月20日

    初稿による演奏としては、これまで出た中でもトップを争う名演だと思う。録音も素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    KANA07  |  石川県  |  不明  |  2009年05月16日

    以前、インパルの演奏を聴き騒がしく落ち着きのない曲の印象があって初稿は否定的な思いがあった。しかし、この演奏は落ち着いており非常に美しく仕上がっている。聴き応えも十分。

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  • ★★★★☆ 

    東京シャルプラッテン  |  東京都  |  不明  |  2009年05月16日

    初稿版のレコードが増えている今、このNAGANO盤の存在意義はいかほどか? 演奏は立派。だが正直聴き終えて疲れたのも事実。 やはり初稿版は作曲者がしまってしまった作品である事を再認識した気がした。 録音は普通のCD並。SACDとしてのアドバンテージは特に感じない普通の録音。

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  • ★★★★★ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  2009年03月29日

     これまでの第1稿の録音は,この版の特長である「原始的な生命力」「荒削りだが先進的」という点に重点が置かれた演奏が多かったが,このナガノ盤は,何より「第1稿そのものの音楽的美しさ」が際立つ見事な名演だ。その要因の一つは,ベルリン・ドイツ響とは一味違うバイエルン州立Oのサウンドの素晴らしさである。南独らしい明るく暖かい音色,壮麗にブレンドされた見事なオケ・サウンドは,ナガノの薫陶が行き届き,かつての輝かしさを取り戻したようだ。能天気なメータ時代とは雲泥の差のこの演奏を聴いて,今後のこのコンビの録音に大いなる期待を抱く。

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  • ★★★★★ 

    SACDマニア  |  関東  |  不明  |  2009年03月20日

    最終稿との違いを際立たせる他の演奏と比べ、冒頭から違和感無く拍子抜けだが、後期作品を思わせるスケール感のある演奏。この演奏なら改定は必要なかったかも。

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  • ★★★★★ 

    fuka  |  横浜  |  不明  |  2009年03月15日

    初稿盤が増えているとはいえ、改訂版が完全に頭に入っている聴き手には、聴き流すことは困難でじっくりと対応せざるを得ない。改訂の手によって音楽史の中にスムーズに組み込まれたこの作曲家の交響曲をもう一度初稿を通して考えてみると、一体このひとは何なんだろうという??にたどり着く。第3初稿のタンホイザーオマージュは感涙ものの素晴らしい出来映えだが、基本的にヴァーグナーなんて関係なさそうだし。ケントナガノの演奏は実験的な手法も取り入れる彼ならではの、考えさせる演奏だと思います(響きからして違う)。

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