【中古:盤質A】 交響曲第1番、第6番 クルト・ザンデルリング&ベルリン交響楽団
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ガメラ | 群馬県 | 不明 | 2013年04月02日
第15番の演奏が素晴らしかったのでこのCDを選びました。 お目当ての第6番は冒頭から重厚な弦の響きに圧倒されます。金管と木管の抑えた響きもなかなかです。フルートのソリも美しい。第2楽章は一転して冒頭のクラリネットとフルートが軽やかです。 第1番も良く、チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルと並ぶ名演という感じです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2010年12月04日
ザンデルリングは、ショスタコーヴィチのすべての交響曲を録音したわけではないが、録音した交響曲はいずれも素晴らしい名演だ。本盤の2曲も、ザンデルリングならではの名演と高く評価したい。ザンデルリングは東独出身の指揮者であり、特に独墺系のブラームスなどに数々の名演を遺したが、ムラヴィンスキーの指導の下、レニングラード・フィルにおいて、相当数の演奏を行ったことを忘れてはなるまい。したがって、ムラヴィンスキーが得意としたショスタコーヴィチやチャイコフスキーにおいても、名演の数々を遺したのは必然の結果と言えるだろう。前述のように、本盤におさめられた第1番、第6番ともに名演であるが、特に、私は第6番に感銘を受けた。同曲の初演者であるムラヴィンスキーの演奏もいくつか遺されており、いずれも名演ではあるが、特に、第1楽章において、スコアリーディングは完璧ではあるものの、いささか物足りない感があるのは否めないところ。ザンデルリングは、この第1楽章が感動的だ。ロシア的な美しい抒情が満載の楽章であり、ザンデルリングはゆったりとしたテンポで進行させていくが、例えばバーンスタインのように演出過多な大仰さもなく、高踏的な美しさを保っているのが見事だ。第2楽章や第3楽章になると、師匠ムラヴィンスキーにはさすがにかなわないが、それを除けば、間違いなくトップクラスの演奏であることは否定できない。9人の方が、このレビューに「共感」しています。
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