【中古:盤質A】 チャイコフスキー:交響曲第5番、ハイドン:交響曲第99番 若杉 弘&ケルン放送交響楽団(1982、1979)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2013年05月29日
若杉さん、こうしてライヴが発掘されることは大変うれしいことです。「悲愴」はよい出来でした。そしてこの第5番。同じくとても真摯で端正な造りです。第5番は大芝居のような曲ですから、思いっきりやりたい放題の演奏もあるわけですけど、若杉さんはそんなことはしません。充分な迫力を持ってはいますが、芝居っ気もなければはみ出しもない。そこがこの曲の場合はやや物足りないとも言えなくもありません。またオケに乱れが生じる個所もあり、仕上がりは今一つ、感銘度もいま一つかな。一方、ハイドンは以前にも聴いたことはあるけれど、ちっとも記憶にない。ですので発言権はないのですが、印象的には「重すぎるかな〜」といふところです。もうちょっと軽やかさと洒落っ気があってもよかったな。このディスクは、マーラーや「悲愴」に比べてちょっと劣るような気がします。録音は良好。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2013年01月31日
東洋からやってきた日本人に、本邦ドイツのオーケストラの音楽を任せられると言う事は、よほどの信頼が無いと出来ない。それを、やってのけた若杉さん。その昔、FMで聴いた来日公演でのこのオケとのブラームス1番の、熱い、折り目正しい演奏は、今も私の耳から、離れない。ドレスデンとの演奏や、都響との物が、残されてますが、録音は、多いと言えなかった氏のケルン時代の素晴らしい演奏が、ようやく日の目を、見たのは、流石、Aluts。聴けば、納得。日本のケンペ、欧州で、小澤さんに、負けるとも、劣らない評価を得ていたのも、当然、と、思わせてくれます。もっと、発掘演奏、出て来て欲しい。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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