世界がもし100人の村だったら お金篇 たった1人の大金持ちと50人の貧しい村人たち

池田香代子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838729029
ISBN 10 : 4838729022
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
99p;20

内容詳細

『世界がもし100人の村だったら』から15年。世界の格差がだんだんと表面化してきて、ピケティの『21世紀の資本』がベストセラーになったり、「パナマ文書」などが公になったりと、世界のお金の流れに関心が高まっています。難しい専門書もたくさん出ていますが、どれもハードルの高い本ばかり。
そこで『100村』シリーズの最新版は「お金」から世界を見ていきます。地球というひとつの村に住む住人として、どこへ向かえばいいのか出来るだけわかりやすく解説。
シリア問題、イギリスのEU離脱、日本のPKO参加など、刻々と社会情勢が変化していますが、グローバルな視点で世界を眺める方法を提案します。

【著者紹介】
池田香代子 : 1948年東京生まれ。ドイツ文学翻訳家・口承文芸研究家。1998年、『猫たちの森』(早川書房)で第1回日独翻訳賞を受賞

C.ダグラス ラミス : 1936年サンフランシスコ生まれ。カリフォルニア大学バークレー本校卒業。政治学者。1980〜2000年まで津田塾大学教授。現在は沖縄を拠点とし、沖縄キリスト教学院大学で客員教授をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きみたけ さん

    「世界がもし100人の村だったら」のお金篇で、前回の2000年のデータから2015年のデータにアップしています。この15年で極度の貧困者が17億人から8億人に、乳幼児死亡人数が1,270万人から600万人に減少と喜ばしいデータもあるものの全体的には厳しい傾向。世界の富の半分は100人のうちの1人に集中しているのは衝撃。金融工学やIT技術を駆使する取引に歯止めをかけること、得た巨大マネーにしっかりと税金をかけること、脱税やタックスヘブンを逃さないこと、税金で貧困層へ行き渡るようにすることなどを訴えています。

  • ちさと さん

    世界では8億人が貧困に苦しむ一方、0.14%の富裕層が世界の金融資産の81.3%を持ち、日本では6人に1人の子供が貧困という。本書は貧困や格差は金融派生商品の投げ売り、富裕層や大企業の租税回避無しには語れないとして、お金と地球社会にまつわる沢山の数字を提示しています。マネーゲームについてほとんど知識がないのですが、グローバルタックスの導入ってどうなってるのでしょう。国際社会が力を合わせないと、地球規模の問題解決は難しそう。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    世界がもし100人の村だったら、という仮想から世界経済を見ているのですが、村の一角に信じられないほどの都市があっても良いのだろうかと考え込んでしまいました。 しかもその都市は高い塀で囲まれていて、村民から搾取を続け、村民たちの入りこむ隙間などないのです。 一人の大富豪が世界を支配するような構図を思い描いてしまったら、経済の仕組みって怖いばかりですが、冷静に世界を見つめ直す本だと思います。 後半の解説もしっかりと読みたいと思います。

  • コージー さん

    ★★★☆☆ベストセラー『世界がもし100人の村だったら』のお金篇。このシリーズを実際に読むのは初めてだが、想像していたとおり読みやすい。とくに貧困を考える、よいきっかけになるのではないでしょうか。【印象的な言葉】@100人の村では1人の大金持ちの富と99人の富がだいたい同じです。A貧しさのために、5秒に1人子どもが死んでいます。B国連には、貧しさをなくすための組織があって、年100億ドル使っています。けれど、ほんとうに貧しさをなくすには、毎年その28年分が必要です。

  • Mori さん

    一巻が世に出てから、良化傾向にあるのはわかるが、まだまだ。グローバルタックスという発想は興味深い。どの程度、実現可能性があるものなのだろうか。

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