きれいなシワの作り方 淑女の思春期病

村田沙耶香

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838727919
ISBN 10 : 4838727917
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
追加情報
:
191p;19

内容詳細

an・an連載の『アラサーからの思春期病』を書籍化。
ある日突然今まで着ていた服が似合わなくなり、巨額の出費。知恵袋の住人の厳しさにオロオロ。彼氏に言えない高級クリームをこっそり買いこむ。理想の恋バナが男の黒歴史大公開になってしまう。美容部員に必要以上に気を遣い、いつか老人ホームで持てる日を夢見る…
ああ、こんな大人になるはずじゃなかった!と思う、30代のトンでもライフ。共感と爆笑としっとりとした後味をのこす、村田沙耶香初のエッセイ!

【著者紹介】
村田沙耶香 : 1979年生まれ。千葉県出身。玉川大学文学部卒業。2003年「授乳」でデビュー。同作で第46回群像新人文学賞優秀賞受賞。2009年、『ギンイロノウタ』(新潮社)で第31回野間文芸新人賞受賞。2013年、『しろいろの街の、その骨の体温の』(朝日新聞出版)で第26回三島由紀夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ❁かな❁ さん

    村田沙耶香さんの作品を読むのは3作目!村田さんのエッセイは初めて(´▽`*)村田さんのお人柄がよくわかり面白かったです★特に後半にいく程楽しくなる感じ♪『殺人出産』などスゴイ内容の作品を描かれている村田さんですがエッセイでは等身大のアラサー女子で共感できちゃうところもあって楽しむことができました♬自意識過剰ぶりが面白くてクスッとしちゃいます(笑)でもふき出しまくるようなエッセイではありませんでした^^;ただ1つの章だけ(英会話教室の話)私はツボで何回も声を出して爆笑してしまいました〜★面白かったです♬

  • pino さん

    村田さん初のエッセイ。「思春期病」とは言い得て妙。三十路になってからの身体のコントロールのきかなさはあるあるだ。皺には自分を見抜かれている気がする。感情が脱皮する。懐かしいは感情を解凍する。などなどの独特な表現が好き。この本を読み、村田さんはぶっ飛んでるけど恥じらいもあり、チャーミングな人だと思う。数々の体験(コンビニのバイトも)から、昔の自分を発掘してはざらつき、新しい自分を発見してはドキドキ。はみ出しては、がっちりはまり込んでいたり。高齢になってからも、変化しながら大人になり続けるって、いいと思えた。

  • ゆにこ さん

    お気に入りさんの感想から知りました。村田さんエッセイも出しているのですね。クレイジー沙耶香と呼ばれる村田さん、かなり変わった方なのでは?と思っていたら、わりと普通。昔の彼氏の話はドン引きでしたが。革で出来た首から下げるペットボトルホルダー、中身はエビアン(笑)懐かしい。

  • lonesome さん

    面白かった。色診断の先生に「うん!サマーぶってますけどね……あなたはスプリングです!」と言われてしまった村田さん。読み始め、これ、村田さんやんな?って思わず関西弁で確認してしまったくらい意外性があって、左側だけ裂けるパジャマの話や自棄になって水着を二着買った話やパンチラについて真剣に考えてるところなど何度も笑ってしまった。笑まさに自分の思う、笑えるのに時々切なくもなるエッセイの理想型。そして「好きな音楽は部屋の隅で蹲って聴きたいほう」という言葉にどんな音楽が好きなんだろうととても興味がわいた。

  • ぶんこ さん

    まだ賞を取られる前の本を数冊読んでいただけで、著者の事を全くと言っていいほど知りませんでした。このエッセイを読んでいて気になり検索してみると、目尻の皺の目立つ写真。目尻の皺が目立つということは笑うからでしょうから、素敵な毎日をおくられているのだと思う。友の愚痴を温かくとらえているのに感動したり、病院選びに共感したりしつつ、自意識過剰ぶりに驚きました。年々自意識も薄れてくると思うので、今が過渡期なのでしょうか。可愛い人だというのが読後感です。

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