サラダ好きのライオン 村上ラヂオ 3

村上春樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838724505
ISBN 10 : 4838724500
フォーマット
出版社
発行年月
2012年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
大橋歩 ,  
追加情報
:
217p 19cm(B6)

内容詳細

男がオムレツを作るとき、どんな風景がいちばんふさわしいでしょう?
おたくの猫には、音楽の好き嫌いがあると思いますか?
村上春樹さんは占い師として、はたして大成したでしょうか?etc.
最新のムラカミ情報満載! の「村上ラヂオ」第三作。
雑誌アンアン連載中は、“猿もカモシカも狸も、わざわざ山を下りて「アンアン」を毎週買いに来た"というほどの人気ぶり、とか。
くれぐれも読み逃しのないよう、よろしくおねがいします。

ユーザーレビュー

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時事ネタ中心ではないため賞味期限を気にせ...

投稿日:2012/10/05 (金)

時事ネタ中心ではないため賞味期限を気にせず、末永く楽しめそうなエッセイ集。各話をざっと数えると1,600文字以内に収まっており、これが読みやすさのひとつの理由ではないかと思う。A4用紙1枚というヴォリュームは、気軽に読むのにちょうどいい(書くとなるとたいへんだけれど)。お気に入りは、”スーパーサラダが食べたい”, ”ブルー・リボン・ビールのある光景”, ”さぁ。旅に出かけよう” で、「猫」の代わりに「ビール」という感じ。

build2destroy さん | 不明 | 不明

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 村上ラジオ・シリーズ第三弾。  今回も...

投稿日:2012/09/25 (火)

 村上ラジオ・シリーズ第三弾。  今回も雑誌掲載のショートでランダムな呟きをホチキスしたエッセイ集ですが、起源となった『カンガルー日和』やスクラップ・ブックのエッセンスがそのまま引き継がれていて、ちょっとした隙間時間に読めてしまう、カジュアルな1冊です。  ストライクな話題に共感したり、トリビアな裏話にほくそえんだり、時にハッとさせられるような一文に目から鱗だったり…、とにかくリラックスして楽しめる雑文集です。  相変わらず、大橋さんの心和む挿絵と、時刻表の綴じ込みに掲載されていたような春樹氏のアンニュイなひと言コラムが楽しめます。

ねずみ さん | 山口県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    ananに連載されていた「村上ラヂオ」シリーズの第3弾。「まえがき」にも書かれているが、たしかに村上春樹とananの読者との間には「共通の話題なんてない」だろう。そんな時に無理に共通の話題を作ろうとしたり、ましてや読者たる若い女性に歩み寄ったりしようとすれば、必ず失敗するだろう。だから村上春樹はいつもの自然体で、そしてそれはすなわち自分にしか書けないスタイルで書いている。それ故にこそ生まれて来る共感覚なのだろう。画の大橋歩もまた自然体だ。「オペラ歌手のシャム猫」の挿絵がなんとも清楚でありながら色っぽい。

  • おしゃべりメガネ さん

    いいなぁ〜、自由な感じで。村上さんの雑誌『anan』に掲載されたエッセイ、第3弾でますます自由さ、リラックスしてる感が伝わってきます。地味に各コラムの最後の「今週の村上」が面白く、たった一行なのにクスッとさせられたり、時にはなるほどなぁと妙に考えさせられたりします。1からほぼノンストップで読み続けましたが、たまにはこういうエッセイも悪くないなぁと。決してキライだったワケではありませんが、あまりすすんで手にはとってませんでした。気になる作家さんのまた違った1面を拝見でき、今後の読書にも活きてきそうですね。

  • らったった さん

    今回も楽しく読ませて戴きました(^^)3作目ともなると挿絵も大分馴染んできます。文章を読んでて、ほんとに幅広い知識を持った方だなぁ。といつもいつも驚いています。次は小説を読みたい(*^^*)楽しみです♪

  • 紅はこべ さん

    読書が進まない時に、この手の本はリハビリに有効。すらっと読めるし、後に残らない。村上さん、高い所は怖いが、井戸や洞窟は好きだそうだが、私は高所も井戸も苦手。『ねじまき鳥クロニクル』と『リング』は井戸に対する恐怖心を植え付けた。この本の通底に震災と原発事故の影響があると思ったのは、被災県居住者の考え過ぎかな。

  • 再び読書 さん

    さくさく読めるエッセイ、内容をとやかく言う本では無い。気楽に読むべし。ギロチンの結末はどうなったかが、気になる

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人物・団体紹介

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村上春樹

1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。 1979年、『風の歌を聴け』でデビューを飾り、群像新人文学賞受賞。

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