空間感

杉本博司 (芸術家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838723010
ISBN 10 : 4838723016
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
21cm,194p

内容詳細

ミース・ファン・デル・ローエ「ニュー・ナショナルギャラリー」、安藤忠雄「ベネッセアートサイト直島」、磯崎新「ハラミュージアムアーク」…。杉本博司によるスター建築家攻防記。スターアーキテクト採点表付き。

【著者紹介】
杉本博司 (芸術家) : 1948年東京生まれ。立教大学経済学部を卒業後、渡米。ロサンジェルスのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学ぶ。74年よりニューヨーク在住。現代美術作家として活動するかたわら、古美術商も営む。2001年、ハッセルブラッド国際写真賞受賞。2009年、高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)受賞。2010年、紫綬褒章受章。2009年、自ら主宰する設計事務所(新素材研究所)設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • zirou1984 さん

    美術館は「鑑賞する側」の視点は普通なれど「利用する側」の視点はなかなか得られない。本書では、杉本博司氏が自らの展示会企画で利用した、世界各地の美術館についてのエッセイ集。建築への造詣が深い著者による本文も他のに劣らず味わい深いものだが、何より展示物の写真が素晴らしい。優れた建築家によるアートに特化した建物というアクの強い空間に自らの作品を調和させる最適な方法を模索し、「場」としてのアートを生み出していること。自らの作品が作品を越え、空間そのものを作品と化してしまう驚きの風景がここには写されている。

  • アキ さん

    世界各国の美術館で個展を開いている杉本博司が、利用した美術館を利用者の目線で評価し批評するという面白い企画。「美術館は作品にとって社会との結婚式の場であり、または墓場でもある」写真で世界の建築を無限大の倍の焦点で撮ることで「アーキテクチュア」を生み出した著者は、美術館という建築に展示をする時、逆に展示により美術館を生かす方法を常に考えて展示をした。終には建築を自分で作るという帰結に至る。本書の出版は2009年だが、本日杉本が2017年に完成させた「江之浦測候所」を訪れた。根府川は石材の伐り出し場の麓にある

  • 紫羊 さん

    自分の作品を展示するアーティストの立場で世界の美術館を評価している。楽しめた。写真も素晴らしい。

  • akinbo511 さん

    展示スペースとしての美術館十数か所を評価する。知らない美術館も多く、興味深かった。

  • GOYARD さん

    実際に展示をする現代アーティストならではの視点から美術館、建築家について語っているのが斬新で面白い こういう見方が出来るのは数限られたスターアーティストならではですね 貴重すぎます

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人物・団体紹介

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杉本博司 (芸術家)

1948年東京生まれ。立教大学経済学部卒業後に渡米、アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン(ロサンゼルス)で写真を学ぶ。1974年よりニューヨーク在住。『海景』『劇場』『建築』シリーズなどの代表作がメトロポリタン美術館をはじめとする世界有数の美術館に収蔵されている。彫刻、建築、造園、料理と多方面に

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