僕とポーク

ほしよりこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838718290
ISBN 10 : 4838718292
フォーマット
出版社
発行年月
2007年12月
日本
追加情報
:
21cm,211p

商品説明

『きょうの猫村さん』のほしよりこ作。
「豚だって豚なりにしっかり生きたはずだし」
泣くもよし、笑うもまたよし。ほしワールドをたっぷりと!

■主な登場人物■
『たろちゃん』:たろちゃん(四歳)、お父さん、お母さん、タケオ、おやっさん、アサヒ電気さん他

『僕とポーク』:イサオ、ブーちゃん(豚)、養豚場の主人、両親、哲夫、原田
りえ(テニス風サークル)、佐倉夕子(同)他

『文豪の苦悩・・・・』:Vネック(小説家)、ジェリー(画家)、ちいママ、
榊原雄山先生(芸術家)、トンちゃん(相撲部屋)、モンちゃん(同)他

『鳥』:鳥たち

内容詳細

「ブーちゃんを何よりも必要としていたのは僕でした」泣くもよし笑うもまたよし。ほしワールドをたっぷりと!『きょうの猫村さん』のほしよりこから届いた、最新漫画3編。

【著者紹介】
ほしよりこ : 1974年生まれ。関西在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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3章から編まれたほしよりこの短編集。3篇そ...

投稿日:2018/05/19 (土)

3章から編まれたほしよりこの短編集。3篇それぞれ毛色の違う、独特の味わい深い「おかしみ」があります。収められた順番無視して、表題の「僕とポーク」から読みました。読む前は「いのちのたべかた」みたいな話かなーと思いましたが、愛豚ブーちゃんの世話を通して少年が大人になっていく姿と、少年取り巻く人々との関わり、つながり、派生力?がほのぼのと綴られています。 「たろちゃん」もすごくキュートでかわいいお話です。こどものしぐさやちょっとした一言で、大人をハッとさせたり、考えさせられたりする、微笑ましいエピソード。「文豪の苦悩」は、やっぱりいくつになっても大人ってバカだよなぁ、おかしいよなぁ、ってついクスッとしてしまうお話。 それにしても、この人の絵って、一見さらっと一筆画きみたいなタッチで適当に描かれてるように見えて、キャラクターの表情がいちいちリアルで不思議な魅力があります。 枕元にいつでも手が届く場所に置いてある本です。

ツインぴるくる さん | 東京都 | 不明

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ほしさんの作品は何度読んでも飽きずやさし...

投稿日:2012/01/31 (火)

ほしさんの作品は何度読んでも飽きずやさしい気持ちになれる。 近頃は作品性が薄く人格をキャラクター化しすぎる傾向があるマンガが多い中、 こういう作品の存在は大きく価値が高いと思う。 変に男言葉に傾倒するようなアニメ口調のマンガが苦手なので ほしさんの作品は身近でほっとします。 「僕とポーク」はちょっとほろ苦い風刺のきいた作品。 絵本や童話にも通じる、だけどマンガだからこその手軽さがある。 マンガオタクもこういう作品を読んでほしい。

toft さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 美登利 さん

    うーん、何とも言えない雰囲気のある漫画だわ。たろちゃん、4歳らしさもふんだんにある中、随分と年上のお兄ちゃんに憧れて両親にネットが欲しいとねだる。このまた両親もネットが今ひとつ何なのか分かってないところが、2007年発刊なのに?ってズレているのも面白い。表題作の僕とポークはシュールだなぁと思う。実際こんなイカしてる親父さんの養豚場は無いだろう、僕ものんびりしすぎだろう、ちょっと変わってる彼女も。でも、現実にあったらそれは良いなと思わせてくれるのであります。

  • AKIKO-WILL さん

    ほしよりこさんの出ている作品を読破したくて借りました。短編マンガで4作品が入ってました。たろちゃん、僕とポーク、文豪の苦悩、鳥!私は「僕とポーク」も良かったけど、たろちゃんがストーリー的には好きかな。たろちゃんというあだ名と見た目は男の子かと思いきや女の子だったとは!4歳でネット欲しがるたろちゃん可愛かったし、両親もステキだった。

  • しゅわ さん

    【図書館】「猫村さん」にハマったので、こちらの本も手にとってみました。いやぁ〜シュールな短編集で圧倒されてしまいますね。「ネット」を欲しがる4歳児・たろちゃんと、それに翻弄される両親&周囲の人たちのお話。豚に残飯を食べさせて飢餓に苦しむ外国の子供を救おう!と立ち上がった僕が大学生になって…のお話、そして自称文豪&芸術家が集うスナック。何よりも一番衝撃的だったのが哲夫さんの集会の見開き記念写真でした。豚沌病死…もう…いろいろビックリ!?

  • にく9 さん

    これは面白い。猫村さんが笑える人なら、この世界観、ありでしょう。ネット欲しがるのとかね、も友達って気づいてないから、とかね。ぜひ読んでもらいたい。表題作と、たろちゃんがおすすめ。

  • リッツ さん

    育てた豚を食べる話かな?と敬遠してたんだけど…弱くて甘くて凡庸なんだけどすごい「僕」とぶーちゃんのかわいさにちょっと泣けた。絵もさることながらほんとに不思議な感覚。物語が王道行きそうな時、ふいっとそらした視線の先がすごくユニーク。たろちゃんも面白かった、ヒトゴトとは思えない両親(笑)、それからユカちゃんがカッコ良かったな。

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人物・団体紹介

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ほしよりこ

1974年生まれ。2003年7月より「きょうの猫村さん」をネット上で毎日1コマ更新(現在はウェブサイト「猫村.jp」にて継続中)。2005年7月に『きょうの猫村さん1』を出版して、日本中の老若男女を虜に。2015年、『逢沢りく』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。2020年には『きょうの猫村さん』が主

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