古市古墳群の解明へ 盾塚・鞍塚・珠金塚古墳 シリーズ「遺跡を学ぶ」

田中晋作

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787715357
ISBN 10 : 4787715356
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
93p;22

内容詳細

大阪府南東部に広がる大古墳群である古市古墳群は、古墳時代中期の畿内政権を探究する鍵と目されている。おもな大型前方後円墳の調査が制限されている現在、三古墳をはじめこれまでの調査成果の分析が、古墳群全体の解明への糸口を与えてくれる。

目次 : 第1章 古市古墳群とは(古墳時代中期の大古墳群/ 盾塚・鞍塚・珠金塚古墳の発掘)/ 第2章 副葬品の特徴は武器(墳丘と埋葬施設/ 盾塚古墳の副葬品/ 鞍塚古墳の副葬品/ 珠金塚古墳の副葬品/ 再発掘された盾塚・鞍塚古墳)/ 第3章 武器の変遷が物語るもの(古墳時代の武器研究/ 三古墳にみる甲冑の発達/ 古市古墳群の勢力が生み出した武器)/ 第4章 古墳時代中期の探究(古市・百舌鳥古墳群という勢力/ 武器に組み込まれた農工具/ 三古墳それぞれの特異性と鏡の問題/ 古市古墳群の変遷と三古墳)/ 第5章 東アジアのなかの古市古墳群(朝鮮半島との軍事的関係/ 朝鮮半島での大規模な軍事活動/ 倭の五王と東アジア)

【著者紹介】
田中晋作 : 1955年大阪府生まれ。関西大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、山口大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナオ さん

    いくつか報告書で見逃していた事実を知った。

  • うしうし さん

    大阪府の古市古墳群中に所在する「中型主墳」・「小型主墳」である盾塚・鞍塚・珠金塚古墳の概要を記した書籍。サンカクイタカワトジタンコウなど、甲冑に関する独特の専門用語には閉口するが、鉄製防具・武器から古墳の編年を解説し、その背景に朝鮮半島との交流と軍事的関係を想定する。不勉強で、こられの3つの古墳については知らなかったので、勉強になった。盾塚古墳は市街地化が進む中、遺跡公園としても保存されており、関係者の努力に敬意を表したい。

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田中晋作

1955年大阪府生まれ。関西大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、山口大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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