天上の歌 岡潔の生涯

帯金充利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787703064
ISBN 10 : 4787703064
フォーマット
出版社
発行年月
2003年03月
日本
追加情報
:
20cm,285p

内容詳細

日本が世界に誇る大数学者・岡潔が現身を離れて25年、その生涯を丁寧にたどった初の評伝。現在の日本の状況を踏まえ、彼が全生命を賭けて訴えた日本と日本人への警鐘をもう一度思い出すための1冊。

【著者紹介】
帯金充利 : 1956年、静岡県に生まれる。1980年、東京理科大学理学部数学科卒業。卒業と同時に静岡県で高校教諭となる。現在、静岡県立伊豆中央高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • どんぐり さん

    森田真生のエッセイつながりで読む岡潔の評伝(2003年刊)である。『人間の建設』という小林秀雄との対談本が、いまだに記憶に新しい。岡は天才数学者である。といっても、どこが天才なのかは、数学の専門家でないとわからないし、この本を読んでもわからない。わかるのは、その生き方が数学のための生きたけったいな軌跡である。そして数学の研究に一区切りつけたあとが凄い。数学の研究から教育問題の研究、最後は人の心の研究に転換していった。→

  • MrO さん

    残念ながら、もうこんな人は出ないだろうなと思いながら読んでいた。筆者と同じくらいの年代なので、岡潔さんを知ったのも同じような経緯だった。対極にあるブルバキも一斉を風靡していた時代だった。ある意味、昔懐かしく読ませてもらいました。いつかは、多変数解析を学びたいとの思いを新たにした。

  • ヌッシー さん

    岡潔の人生を振り返るドキュメンタリーのような内容になっている。前半は岡潔の数学に対する姿勢や行動について書かれていて、後半は日本の文化や教育に関しての思いが書かれていた

  • konibi さん

    著者:帯金充利氏、静岡の高校の数学教諭・理科大数学科卒。56年生。音楽関係本の著者として知る。触発され久しぶにに「春宵十話」とこの本を読む。 未完読 B3 WI

  • hiraku-m さん

    表紙の岡さんのジャンプ写真の撮られたいきさつもかかれている.

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帯金充利

1956年静岡県に生まれる。1980年東京理科大学理学部数学科卒業。卒業と同時に静岡県で高校教員となる。現在、静岡県立伊豆中央高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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