清和会秘録 イースト新書

大下英治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781650586
ISBN 10 : 4781650589
フォーマット
発行年月
2015年10月
日本
追加情報
:
366p;18

内容詳細

清和会は、安倍晋三総理が後継者と自認する祖父・岸信介元首相の十日会(岸派)を源流とし、当時の自民党の領袖・福田赳夫を中心に一九七九年に結成された。一九七二年、田中角栄と福田がポスト佐藤栄作を争う激しい派閥抗争いわゆる「角福戦争」が勃発。ロッキード事件後、田中派から竹下派(経世会)による支配が長く続き、清和会は傍流に追いやられる。が、二〇〇〇年に森喜朗が政権の座に就いて以降、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫と四代続けて総理を輩出する。五人の総理を輩出した自民党最大派閥の深層に迫る!

目次 : 第1章 角福戦争と清和会(角福戦争と清和会の精神/ 福田赳夫さんは理想家だな ほか)/ 第2章 悲劇のニューリーダー安倍晋太郎(善人・安倍晋太郎/ 中曽根裁定―「竹さん先にやれよ」 ほか)/ 第3章 平成の清和会―傍流から主流へ(派閥の離合集散史/ 四代連続、総理を輩出 ほか)/ 第4章 最大派閥・清和会の苦悩(第一次安倍政権発足/ 静観をしろ ほか)/ 第5章 第二次安倍政権と清和会(菅義偉、安倍晋三を口説く/ 町村か安倍か ほか)

【著者紹介】
大下英治 : 1944年広島県に生まれる。一歳のとき被爆。父を失う。苦学の末、広島大学文学部仏文科を卒業。大宅壮一マスコミ塾第七期生。1970年、『週刊文春』特派記者いわゆる“トップ屋”として活躍。圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。1983年、『週刊文春』を離れ、作家として独立。政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続ける。『小説電通』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Honey さん

    今まで政界などというものに、あまり興味はなかった方だけれど、昨今ニュースを見たり本を読んだりて、諸外国の、特にアメリカの政界のことなど、少し見えてきたような気が。ところで、日本はどうなっているの?と思い、読んでみました。  (なるほど、森さんって、結構親近感持てる感じ?ww) 政治家同士が、どういうことで接点を持ったり離れたりするのか、とか、少しわかってきました。 そして、安倍総理。第一次安倍内閣では、いいひと晋太郎お父さんの遺伝子が前面に出て、今はちょい?ワル岸信介の遺伝子で頑張っておられるらしい。

  • やす さん

    小泉首相が凄すぎたんだ・・・・としか言えない。インタビューを基に書かれている部分が多いのでドキュメンタリー番組を脳内再生しながら読む気分だった。

  • okadaisuk8 さん

    安倍晋三首相の所属する自民党最大派閥・清和会について、人間くさい派閥争いを広げた角福戦争から、小泉氏台頭を経て、最近の安保法制や戦後談話に至るまでを振り返る。すぐに読めるし、ありがたい。ちと全体的に森喜朗氏に良く書かれ過ぎのような気がするが(笑)

  • 湘南☆浪漫【Rain Maker】 さん

    馳浩も所属。 ここ最近首相を連続して送り出しているので、プロレスでいうところの新日本かな(笑)

  • ゆきまさくん さん

    岸信介を源流とし、自民党初の総裁予備選敗北後に福田赳夫によって作られた清和会。 田中派〜竹下派につながる経世会主流の時代には傍流だった。 今や森首相以後4人の総理・総裁を輩出する最大派閥へと変貌を遂げた経緯がわかる。 この派閥の栄枯盛衰、毀誉褒貶はどの組織にもあてはまるんだと思う。 清和会は果たして、次なる総裁候補を育て上げることができるのか。

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人物・団体紹介

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大下英治

1944年、広島県生まれ。広島大学文学部卒業後、「週刊文春」記者として活躍。81年、『小説電通』でデビュー。政財界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで精力的に執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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