ルポ 企業墓 高度経済成長の「戦死者」たち

山田直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781617152
ISBN 10 : 4781617158
フォーマット
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
247p;19

内容詳細

企業墓の裏に隠された“栄枯盛衰”のドラマの数々!

目次 : はじめに 高野山奥之院に広がる異空間の謎/ 第1章 企業墓とは何か/ 第2章 企業墓と日本人の企業観/ 第3章 企業墓と高野山、比叡山/ 第4章 企業墓と企業の栄枯盛衰/ 第5章 企業墓と企業の成長物語/ おわりに 宗教力に包摂された高度経済成長期の「企業戦士」たち

【著者紹介】
山田直樹 : 1957年生まれ。和光大学除籍。「週刊文春」記者を経てフリージャーナリスト。2004年、「週刊新潮」の連載『新「創価学会」を斬る』で「第10回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネギっ子gen さん

    【日本の企業は、宗教力に包摂されている】高野山や比叡山に聳え立つ、異形の墓石群「企業墓」。企業墓案内という体裁で、企業の栄枯盛衰などを紹介した書。当然ですが、写真多数。巻末に、高野山と比叡山のMAPと主な企業墓一覧。注釈。参考文献。<IT企業(関係者)が必ずといっていいほど詣でる「電電宮」が京都の寺院内にある。東京電力始め大手電力会社社長、会長が毎年参集する/「水の神様」なら、丹生川上神社だ/サントリーは全国の神社にウイスキーを奉納してきた/銀座のデパート屋上は社(やしろ)だらけだ>と。高野山に行こう!⇒

  • キク さん

    高野山には、松下・グリコ・麒麟麦酒・ヤクルト・日産・シャープなどの企業墓が140以上あるという。変わった造形の墓石が多く、外国人観光客で賑わっているけれど「なぜ家や個人ではなく、企業が墓を建てるのか」ということが外国人には理解できないと書いている。いや、最後まで読んだけど、日本人の僕だって正直理解できない。会社の墓に祀られるなんて死んでも嫌だ。いやまあ、死んでるのか。あと、心配しなくても祀ってもらうほど出世しないか。よかった。死んだら海に撒いてもらって、自然界の大きなサイクルの中に入っていきたいなぁ。

  • hatayan さん

    企業が高野山や比叡山に建てる「企業墓」を写真付きでレポート。 日本の企業には入社式や終身雇用といった日本的宗教とも言える独特の習慣が根付いており、会社に尽くした従業員を慰霊するために存在するのが企業墓。日本の企業は宗教力に包摂されており、会社に頼らない生き方が注目されAI全盛の現代にあっても墓を建てる企業が減ることはないと予測します。 企業墓を通して日本文化を考えようとしているのか奇抜な墓を紹介するガイドブックであろうとしているのか判断に迷いますが、日本企業の知られざる側面を知ることができる一冊です。

  • shio さん

    高野山には行ってみたいと思っていましたが、「企業墓」なるものがあると知り、なお興味が深まる!パナソニック、クボタ、ヤクルト、キリンビール、コクヨ、アデランス、トッパンなど錚々たる企業の墓が140も😳!福助人形やヤクルト容器など会社を表す個性的なフォルムに目が行き、そもそも会社がなぜ墓を建てるのか?と知りたくなったけど、その辺りの説明は理解が難しかったです。しろあり供養や森永ヒ素ミルク事件被害者供養碑など、墓から企業のとしての在り方など多々分かることがあるのだと知りました。

  • おかむら さん

    企業墓、会社が建てた創業者や従業員を祀るお墓のことだそうで、そんなんあんだ! 高野山にいっぱいあるそう。なんだか面白そうなテーマ。色々興味深い内容で、へえ〜の連発でしたが、著者がそれほど面白がりではないためか、墓だけに不謹慎だからか、なんか今ひとつな感じ。実に惜しい。それにしてもグローバルな大企業なのにいまだに信心深いのが不思議。寺じゃなく神社方面も深掘りしたら楽しそう。そごうの屋上には神社が、サントリーは各部署に神棚があるそうです。神頼みかよー。

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