解体新書 まんがで読破

杉田玄白

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781607467
ISBN 10 : 4781607462
フォーマット
発行年月
2012年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
187p;15

内容詳細

18世紀のヨーロッパでは、著しい医学の発達のもと、解剖学が隆盛していた。ドイツ人医師クルムスの著した解剖書『ターヘル・アナトミア』を手にした杉田玄白たちは、日本にもその新たな知識を広めるべく、本の翻訳を決意する―。鎖国中の厳しい出版事情のなか、江戸時代の日本人に新しい知識の扉を開いた人体解剖書を、翻訳者たちの軌跡とあわせて漫画化。

目次 : 前口上/ 夜明け前/ 翻訳始動/ 出版への道/ 受け継ぐもの/ 納め口上

【著者紹介】
杉田玄白 : 1733〜1817。江戸時代の蘭学医。小浜藩医を務め、オランダ流の医術の修業をするなかで『ターヘル・アナトミア』と出会う。この知識を日本に広めるために『解体新書』として翻訳し出版。日本の医学の発展・蘭学の普及に貢献する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 糜竺(びじく) さん

    杉田玄白達が解体新書を完成させるまでの様子や、その中身をまんがで分かりやすく描いている一冊でした。人間の解剖書「ターミナル・アトヘア」を日本語に翻訳していく作業ですが、自分の予想以上に大変な作業である事に気づかされ、驚きでした。オランダ語がほとんど分からない状態で、しかも、難しい医学書を翻訳するわけですから、その大変さは並大抵の事ではありません。また、体の造りについても描かれていましたが、人間の造りがこんなにも精巧に出来ているのかと、驚嘆させられました。翻訳の苦労、人体の神秘が伝わる一冊でした。

  • のぶのぶ さん

    言葉がわからないなか、ターヘルアナトミアは必要と訳をスタートする。腑分けし実際のものとターヘルアナトミアと見比べ、蘭学の進んでいることに衝撃を受ける。杉田玄白は、正しくないところもあるけてど、波紋を投げ掛けることが大事と出版を急ぐ。前野良沢は、完璧なものを求める。二つの考えから、解体新書は杉田玄白が主導となり、訳者から良沢が外れる。しかし、翻訳に精進していく。杉田玄白の考えが福沢諭吉に繋がっていく、面白い。

  • おくてつ さん

    まんがで読破を読破するシリーズ。 杉田玄白と前野良沢、桂川甫周が「ターヘル・アナトミア」に出会い、まったく分からなかったオランダ語に苦労しながら、「解体新書」に訳していく様とその各章のポイントを少しずつ紹介していく構成。 今だと、それが常識として知らされている内容でも、当時はカラダの中は未知の世界であり、大きな発見だったんだよな。

  • 植田 和昭 さん

    杉田玄白の長男が知的障害だったと始めて知りました。翻訳という作業は、とてつもない労力を要するものですが、この時代にオランダ語からの日本語約に挑んだ先人の苦労に脱帽しました。すごいですよね。目標を達成する手腕にも脱帽です。感動しました。

  • ふろんた さん

    「解体新書」そのものではなく、「解体新書ができる背景」が書かれた本だが、これはこれで良かったと思う。杉田玄白、前野良沢の生きざまがよくわかる。

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杉田玄白

1733〜1817。江戸時代の蘭学医。小浜藩医を務め、オランダ流の医術の修業をするなかで『ターヘル・アナトミア』と出会う。この知識を日本に広めるために『解体新書』として翻訳し出版。日本の医学の発展・蘭学の普及に貢献する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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