民俗学の思考法 “いま・ここ”の日常と文化を捉える

岩本通弥

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766427318
ISBN 10 : 4766427319
フォーマット
発行年月
2021年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
261p;19

内容詳細

いま・ここにある人びとの生を、その生活や日常、文化を、ミクロな視点と同時代の世相や社会との絡みのなかで捉える民俗学。だから、SNSも科学技術もグローバリゼーションだって扱う。民俗学の基本的な考え方を初学者向けにわかりやすく解説する、決定版テキスト!民俗学の重要な概念や人名、理論、事例などを丁寧に解説するキーワード集36を収録。

目次 : 第1部 “いま・ここ”を捉える思考法(生きるための民俗学へ―日常とヴァナキュラー/ 過去に縛られながら未来に向かう―世相と歴史/ 文化を伝え、演じ、作り出す―芸能とパフォーマンス/ ソーシャルメディアは伝承母体になりうるか―ハナシとメディア/ 暮らしのなかのブラックボックス―科学技術とフォークロア ほか)/ 第2部 現代民俗学を読み解くキーワード36(民俗/ 文化の伝達/ 中央と周辺/ 日常/ 伝統とイデオロギー ほか)

【著者紹介】
岩本通弥 : 東京大学大学院総合文化研究科教授。1956年生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科満期退学。文学修士

門田岳久 : 立教大学観光学部交流文化学科准教授。1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。博士(学術)

及川祥平 : 成城大学文芸学部文化史学科専任講師。1983年生まれ。成城大学大学院文学研究科博士課程後期、単位取得退学。博士(文学)

田村和彦 : 福岡大学人文学部東アジア地域言語学科教授。1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。博士(学術)

川松あかり : 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻文化人類学コース博士課程。1990年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。修士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケー さん

    幅広な意味での民俗学が取り扱いう範囲について解説がなされていていい意味で民俗学らしくない入門書。島村恭則さんのヴァナキュラー啓蒙も重要。これからのメインストリームになりうる考え方だと思うから。

  • Go Extreme さん

    いま・ここ”を捉える思考法:生きるための民俗学へ 過去に縛られながら未来に向かう 文化を伝え、演じ、作り出す ソーシャルメディアは伝承母体になりうるか  暮らしのなかのブラックボックス モノを使う、モノに使われる 何も信じられるものがない時代の宗教性 なぜ文化を遺しておかなければならないのか 災害多発時代に命と暮らしを守る 超高齢時代のまちづくり 変わりゆく家族のかたち 着て、食べて、住い続ける  現代民俗学を読み解くキーワード36:民俗 中央と周辺 伝統とイデオロギー ヴァナキュラー フォーロリズム

  • かわかみ さん

    初学者に向けてというよりは、これから専門的に勉強を深めようとする学部生に向いているように思われた。第一部は少し大きなテーマについて、第二部は主要なターミノロジーについて解説している。現代民俗学の現在の到達点と今後の課題を俯瞰できる好著。おそらく5年以上経過すると改版が必要になるとは思うけれども。

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