生体臓器移植の倫理 臓器をめぐる逡巡と規範

田村京子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766427165
ISBN 10 : 4766427165
フォーマット
発行年月
2020年12月
日本
追加情報
:
260p;22

内容詳細

日本最多の臓器移植医療は一貫して生体臓器移植であり、今後さらに拡大する見込みである。しかしながら、脳死下・心停止下からの移植は臓器移植法で法制化されているのに対し、生体臓器移植に関する法律はなく、また生命倫理学からの成果も限定的なものに留まっている。本書は、哲学・倫理学分野の視座から分析を加えることで、「ドナーに危害を加える行為」である生体臓器移植における課題を解き明かし、その倫理的要件を提示する。切迫する医療現場に寄り添い、逡巡と規範を丁寧に析出する力作。

目次 : 第1章 生体臓器移植はどのように研究されてきたか/ 第2章 倫理はどのように語られるべきなのか/ 第3章 臓器移植の大半を占める生体臓器提供/ 第4章 倫理指針を検討する/ 第5章 なぜ臓器売買に反対しなければならないのか―社会的制約/ 第6章 利益と不利益の比較衡量―医療者の責務:第7章 ドナーの逡巡と決定/ 第8章 臓器提供の困難さに向き合うために

【著者紹介】
田村京子 : 1954年生まれ。1987年、慶應義塾大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。博士(哲学)。現在、帝京平成大学薬学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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田村京子

1954年生まれ。1987年、慶應義塾大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。博士(哲学)。現在、帝京平成大学薬学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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