国家公務員の中途採用 日英韓の人的資源管理システム

小田勇樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766426328
ISBN 10 : 4766426320
フォーマット
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
266p;22

内容詳細

中途採用制度の運用実態を解明。独自に収集した海外の職歴データを基に、キャリアパスの実態や組織業績への影響を分析。民間任用者の有効活用策を国際比較から探り、「働き方改革」時代の公務員の人材登用に示唆を与える。

目次 : 序章 謎に包まれた中途採用/ 第1章 公務員制度のモデルと課題/ 第2章 知識・技能と中途採用の運用パターン/ 第3章 韓国のポジションシステム/ 第4章 イギリスのポジションシステム/ 第5章 民間部門からの中途採用事例/ 第6章 公共部門からの中途採用事例/ 第7章 局長・課長の職歴と省の業績/ 第8章 執行エージェンシー長官の職歴と組織の業績/ 第9章 日本の国家公務員制度の変化と働き方改革の動向/ 終章 明らかになった中途採用の実像/ 補論 公務員制度のモデルに関する先行研究の議論

【著者紹介】
小田勇樹 : 1983年生まれ。2006年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、(株)豊田自動織機入社。L&Fカンパニー生産管理部日程グループ配属。2008年、同社を退職し慶應義塾大学大学院法学研究科入学。2013年、同研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、慶應義塾大学大学院法学研究科助教(有期・研究奨励)、同研究科研究員を経て、現在、大阪成蹊大学マネジメント学部講師。専門は行政学、政治学、公共政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 中将(予備役) さん

    公務員の中途採用について日英韓を比較対象とした実証研究。外形的には開放的なポジションシステムの韓国だが運用は内部登用中心。英国はNPM改革に忠実だが政策形成に関わる職位は内部又は関連業界中心。英国の事例からは求められるものや離職の難易度も分かる。日本は働き方改革進むも職務曖昧(筆者は定員の影響を示唆)。それぞれ興味深い内容だった。関心が政治寄りな私は、特別顧問など政治任用職(本書は言及なし)を含めた統治機構全体の開放性が気になる。また、公務員出身でも公募で実力が試されるなら良いのではないかとも思う。

  • Kenji Suzuya さん

    英国と韓国について、国家公務員、特に上級公務員の中途採用がどのように行われているのかを比較する。韓国はメンバーシップ型で中途採用が少なく、英国は理念的にはジョブ型ではあるものの実際には中途採用はそこまで盛んではない。なお、本書では日本についての言及もあるが、試験上の経験者採用のみを見ており、実数がもっとあるはずの選考採用には着目できておらず、英韓との比較に耐えうるほどの検討はできていない。

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小田勇樹

1983年生まれ。2006年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、(株)豊田自動織機入社。L&Fカンパニー生産管理部日程グループ配属。2008年、同社を退職し慶應義塾大学大学院法学研究科入学。2013年、同研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、慶應義塾大学大

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