評伝パウル・ツェラン

関口裕昭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766413991
ISBN 10 : 4766413997
フォーマット
発行年月
2007年10月
日本
追加情報
:
20cm,479,20p 図版16p

内容詳細

戦後ヨーロッパを代表するドイツ系ユダヤ人の詩人、パウル・ツェラン。栄光と奈落の間に生きた激動の半世紀を、新資料を含む一次資料や、知人・友人へのインタビュー成果を交えて精巧に描いた初の本格評伝。〈受賞情報〉小野十三郎賞第10回記念特別賞(第10回)

【著者紹介】
関口裕昭 : 1964年大阪府生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。この間、ゲッティンゲン大学に留学。愛知県立芸術大学准教授。専攻は、近現代ドイツ抒情詩、ドイツ・ユダヤ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Wataru Hoshii さん

    日本で初めてのパウル・ツェランの評伝。非常に高名な詩人なのに日本ではあまり理解が進んでいないのは、作品が難解だからというだけではないだろう。ナチスに蹂躙された戦時中の体験を核として、ヨーロッパのユダヤ人であることにこだわり続け、ついに力尽きたひとりの天才詩人の人生を緻密に跡付けた労作。日本ではあまり知られていない「ゴル事件」の詳細や、息がつまるようなハイデガーとの対話の様子は読みごたえがある。あの難解なツェランの作品も、その人生を踏まえると、複雑に響き合う豊かな言葉の織物として解読されていく。

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