マル暴総監 実業之日本社文庫

今野敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408554969
ISBN 10 : 4408554960
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
追加情報
:
429p;16

内容詳細

「俺のこと、なめないでよね」が口ぐせの、史上“最弱”の刑事・甘糟が大ピンチ!?北綾瀬署管内で起きたチンピラ殺人事件の捜査線上に浮かんだ謎多き人物。捜査本部でただひとりその正体を知る甘糟は、現場にふらりと現れる男に翻弄されることに―。笑って泣ける痛快“マル暴”シリーズ待望の第2弾。“任侠”シリーズ阿岐本組の面々も登場!

【著者紹介】
今野敏 : 1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年にデビュー。警察小説の人気シリーズを数多く手がける。99年より空手道今野塾を主宰、臨場感溢れる武道小説にも定評がある。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    満足度は一作目よりも高い。しかし、その要因は、あくまで任侠シリーズのスピンオフでありきのものであったり、新キャラの個性によるもので、事件内容自体はかなり陳腐で、甘糟が主人公である意義も薄く感じた。今後の展開如何では、総監御披露目の、重要な位置付けの一冊となるかもしれない。阿岐本組の日村の出番が多いのは嬉しい反面、阿岐本組長が出てこないのは寂しい。外から見た阿岐本組や日村は、本シリーズとはずいぶん印象が違い、不気味な実力者オーラが漂っている。実は日村も、業界では結構な顔役らしい。

  • chiru さん

    『マル暴甘糟』第二弾。警察階級最高位に立つ“警視総監”が絡む、とんでもない『殺人事件』に偶然居合わせてしまった運の悪い甘糟。「リスクより平和」を求める甘糟の願いとは反対に、ややこしい事件の方から巻き込んでくるのが可笑しい。落とし所も逃げ場もなく、窮地に陥る総監と甘糟。でも最後は、サヨナラヒットを打ったような軽快な逃げ切りが爽快!! 先輩刑事である郡原の魅力が描かれ、阿岐本組の日村も登場して嬉しい。わたしの好きな要素がぎゅっと詰まっていて、読んでる間とても楽しかったです! ★5

  • のり さん

    マル暴シリーズ第2弾。マル暴刑事にしては繊細過ぎる「甘糟」が増々気鬱になる事件に遭遇。半グレと半ゲソの言争いに割り込んで来た白スーツの男。その後、半グレの一人が殺される。白スーツの男が容疑者として捜査本部は判断するが、ただ一人甘糟は白スーツの男の正体を知ってはいるが…相棒の「郡原」は一見仕事熱心とは言えない言動が多く、甘糟を駒のように扱うが真意は別に。任侠シリーズの「日村」も健在。最後のW白スーツには笑った。

  • きむこ さん

    任侠シリーズの甘粕刑事が主役の第2弾!(1弾は未読💦)任侠シリーズではなんだか弱っちくて良くも悪くも公務員で好きでも嫌いでもないチョイ役ってところだったであまり期待せずに読み始めました。結果これはこれで面白い!まず日村やアキラを甘粕視線で見れるのも面白い。甘粕は相変わらず弱っちいのにちゃんと仕事しているし『いやそれはありえへんやろ』と思う場面でも『あっ任侠シリーズなんだからこれはありなんだ』と気付いてニンマリしたり。エンタメとして十分に楽しめました(≧∇≦)任侠シリーズ好きの方は機会があれば是非♡★4

  • ノンケ女医長 さん

    ちょっと怖い上司から意見されると、「わあ、すいません」と反射的に謝ってしまう甘糟達男巡査部長。相当仕事を不向きと感じているようで、日々疲れている。捜査本部で配られる仕出し弁当なんて、そんな値段は高くないと思うけど。「きんぴらゴボウにうっとりし、タケノコの煮物に吐息を洩らし、鶏の唐揚げに感動」(369頁)する、気弱で正直な甘糟を応援したくなった。作品については、表紙に描かれた白スーツの正体も含め、少し脈絡のない展開だと感じる。警察小説の世界を覗いてみたい、という方にはとてもいいのかもしれない。

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人物・団体紹介

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今野敏

1955年、北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の1978年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家に。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、2008年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞、2017年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英

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