ジョン・マーティン

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ジョン・マーティン画集

ジョン・マーティン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309908496
ISBN 10 : 4309908497
フォーマット
発行年月
2009年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
27cm,105p

内容詳細

古代文明の威容、その墜落と傲慢に下された怒れる神々による大洪水や天変地異…。古代神話、聖書をもとに世界の破滅を描き続け、狂えるマーティンの異名をとり、モダニズムの中に忘れられた画家の壮絶なる黙示録。

【著者紹介】
大瀧啓裕 : 1952年、大阪市生まれ。St.Andrew’s Schoolおよび神戸市外国語大学卒業後、東洋工業(現マツダ)総合企画室勤務を経て、翻訳家として独立、現在にいたる。蒐書家としても知られ、イギリスの挿絵本のコレクションを蔵し、19世紀英国美術に造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 内島菫 さん

    スペクタクル終末版のクロード・ロランといった趣。あくまでピクチャレスクな風景に、峩々たる岩と雲の峰が明暗を切り取り、静謐でありながらもグロテスクな赤黒い光が、点景としての人物をわずかに照らす。顔かたちがほとんど見えないほど人々が小さいので、身ぶりが大きく出来事が劇的でも無音に感じられる。滅ぼされ堕とされる人々がどんなに身をよじろうとも、風景と光の構図に圧倒されてちっぽけに見えるのが、どこか爽快ですらある。不吉な主題の絵には、たいてい蜘蛛の糸のように細くて折れ曲がった雷が描かれ、

  • 芍薬 さん

    圧倒的な炎と光と大地。怒れる自然が素晴らしいです。「ベルシャザルの饗宴」の白い月がお気に入り。

  • HANA さん

    ほとんどが聖書の場面を描いた作品なのだが、本来主人公であるべき人物は片隅で縮こまっており、雄大な風景が主役の座に就いている。そしてその風景はとにかく雄大。「大洪水」「神の大いなる怒りの日」といった滅びを予感させる作品から、「天使ラファエルをもてなすアダムとエヴァ」「クリュティエ」といった静謐な作品まで添え物の人物に比べ風景はとにかく細かく書き込まれている。ちなみに個人的に一番気に入った作品は「孤独」。他の作品に比べ壮大さは無いものの、見ていると何となくほっとするんだよなあ、この黄昏の風景。

  • タク さん

    3800円でこのサイズなら図版は全てカラーにして欲しかった。他は文句なし。特に解説は彼の芸術家ではなく職業画家としての側面を否定することなく書いてて好印象。こういうのはもっと読みたいな。

  • 蘇芳 さん

    イナズマの形がエライ個性的だったので最近のひとかと思いきや200年前のひとでした。終末の絶望感半端ない。

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