KATAN DOLL

天野可淡 / 吉田良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309907420
ISBN 10 : 4309907423
フォーマット
発行年月
2007年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,1冊(ページ付なし)

内容詳細

呪術的な魅力にあふれた独自の球体関節人形を次々と産み出しながら、37歳で突然この世を去った天野可淡。80年代を閃光のように駆け抜けた不世出のドールアーティストの代表作品集。

【著者紹介】
天野可淡 : 1953年東京都世田谷区に生まれる。1962年東映児童研究所第四期生となる。1974年女子美術大学(洋画専攻)卒業(在学中より人形制作開始)。1977年劇団民芸による「炎の人」に人形協力(人形が小道具として巡演)。1981年12月個展(銀座小松アネックス・更染沙ギャラリー)。以後、精力的に個展活動。1984年「第二回創作人形協会展」に出品、グランプリ受賞。同展奨励賞受賞。1985年国立市に創作人形教室設立、主宰。「第一回人形達展」に出品(プランタン銀座)、審査員特別賞受賞。1986年11月「第二回人形達展」に出品(プランタン銀座)、テクニック賞受賞。12月「第十二回現代童画展」に初出品(東京都美術館)、奨励賞受賞。1990年11月1日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 匠 さん

    旧作はもう少しサイズが小さかったので、大判になったこの復刊版は人形の細かい部分が見れてとても嬉しい。40歳という若さでお亡くなりになったのが本当に惜しいと思う。可淡さんの創られる人形達は、心の中で叫んでいるような、どうしようもない寂しさを秘めた目にとても特徴があるけれど、それとは真逆の?いやそれを逆手に取ったような妖しげな頬のラインと口元が多くの人を惹き付けているような気がする。

  • えり さん

    “決して綺麗なだけでない人形”というものを感じる、天野可淡さんの復刻作品集。まがまがしく怪しく最初はじっくり見ていられない見てはいけないと思うがそうしている内に吸い込まれます。エッセイ「解かれたガラスのリボン」には感心しました。人形を愛することは子供の頃のままになるということでその気持ちをなくし対象を置き去りにしたとき人形にとって死より恐ろしい悲劇となるから、彼女のガラスのりぼんを私が解くのですと語る可淡さんに。

  • 小骨 さん

    古本屋さんで見つけて、初めて買った人形写真集。初めて創作人形に触れた瞬間。

  • 01 さん

    いきているのにいきていない。いきていないのにいきている。 鏡一枚を隔てて同化しよう、しかしその一枚を越えてはいけない、ヒトには越える事が出来ないだろう。 夢の代償に死を捧げること、ヒトにそれが出来るのか、 蔵の中に捨てられる事を恐れずに。

  • 小林ミノリ さん

    天野可淡(アマノカタン)製作の球体関節人形の写真集、昔々さるTV番組で初めて知った作家です、四谷シモン氏やベルメールしか知らなかった当時、限りなく妖しく仄かに闇をまとい、されど美しい、こんな作品を作る人が居るのかと衝撃を受けたと記憶、寓話のような場面設定も楽しい完成度の高い写真集かと。

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